2024/09/17 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からアイカさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/冒険者ギルド」にギンジョウさんが現れました。
ギンジョウ > 「んんー…。」

一人冒険者ギルドをやっている酒場に立ち寄り、お酒をたしなむ昼下がり。
なんて贅沢と思いながら女はブランデーの入ったグラスを傾けていた。
周りからはチラチラと女のたわわな乳房やお尻に視線が注がれているが、
女自身は気づかぬのか慣れているのかそちらに視線をやる様子は無く。

「ふふっ、今日のお酒美味しい。」

ほうっとうっすら赤くなった頬に手を添えて微笑みながら、
時折魅惑的な太腿を組み替えていた。

ご案内:「王都マグメール 平民地区/冒険者ギルド」に夏虎さんが現れました。
夏虎 > 冒険者ギルドの受付で依頼提出の手続きを済ませる。
薬品の原料を仕入れるための人手を借り受け。
原料のおおよそは自分で採ってこれるものばかりなのだが中には舶来品や遠方のそれも要る、
こうなると流石に自分で採ってくるとなれば億劫なものだから偶にこうして冒険者を頼る。

「――では、宜しくお願いします」

依頼金の振込や期限の提示等々細かい打ち合わせも済まし、
踵を返した折喉が乾いたものだからふと寄った併設の酒場。

「ぅん?」

目線が、吸い寄せられる。その先には。
王国では稀という程でないにせよ珍しい様相をした女の人。
その物珍しさといい肉感的な肢体といい男の目を引くには十分な、
いやそれにしても妙に目を引く……

「あれ? ギンジョウさん。おひさしぶり~」

友人の姿。
ゆらりゆるり、と力が抜けきった緩さの手振りと笑みを浮かべて、彼女へと声を掛けながらそちらへと足を向けて近付いていく。

ギンジョウ > カランと氷がグラスにぶつかる音が響く。
すっかり酔っぱらっているのだろう、上機嫌な女を見て、
ヤりてぇ…、と、無遠慮な言葉があちらこちらから聞こえてきた。

その言葉にか、それとも単純に酔いのせいでか、
女はフフッと微笑みながら時折給仕の少年たちにちょっかいを出している。

「んー…?」

ただの人の声にしては聞き覚えがあった。
その声のした方を向くと、ぱち、ぱち、と、熱っぽさのこもった瞳をまたかせ、
その姿が、以前、それはそれは濃密な時間を過ごした相手の記憶と重なれば、
ふにゃ~、っと、嬉しそうに微笑みを浮かべて見せた。

「夏さんだ~、うふふ、お久しぶりです~。」

一旦グラスをカウンターに置くと、女は遠慮も何もない様子で青年に抱き着こうとするだろう。
むにゅり、と柔らかい感触を持つ肢体を、無遠慮に押し付けながら、キャッキャと子供のようにはしゃぎ。

「うふふ、久しぶりですねぇ、元気でしたか~?」

そんな女を見て、周りの男たちはギリギリと歯噛みしていることだろう。

夏虎 > あと数分、あと数秒? まっピンクなド派手髪が声を掛けていなかったら誰ぞ、
『ヤりてぇ……』だなんて下品極まる声を上げていた周りの野次馬たちか。
彼女にちょっかい掛けられトマトもかくやと顔を赤くしている少年給仕か。
誰ぞが酒や仕事を放り出してでもお近付きを狙った事だろう。

おかげで周りの視線が痛い。凄く痛い。凄く刺さる。

「んはははは。どやあ」

そんな聴衆に向かってわざわざドヤ顔ダブルピースなんぞかまして煽りまでして、
愉快そうに喉を鳴らすわ肩を揺らすわ笑気をこれ見よがしに吐くわも程々に……

「おっと、と。はい、おひさしぶり。
 熱気にやられてちょっと元気無かったけどね。夏のくせにね?
 でも、ギンジョウさんの可愛いお顔見れて今すっごい元気出たー」

ふにゃりと自分よりもさらに緩ぅ~く解れるような笑顔についつい口の端は緩むし鼻の下まで伸びそうだ。
いかんいかん、と顔が崩れすぎないように表情筋を引き締めつつ大胆にも抱き着いてくる肢体を
両手を広げて受け止めれば胸板で潰れる柔らかさも気持ちいいしこんな喜んでくれて嬉しいし、
ついついそんなナンパみたいなことを口走ってしまいつつ。

「ギンジョウさんは、最近どう? 今なんかすっごくご機嫌だけど。変わりない?」

転ばないように軽く両手を腰や背中に添えて支えながらに首を傾げる。

ギンジョウ > あと数秒早く声をかけていれば、そう言いたげな憎々し気な視線が男女を襲う。
少年給仕に至っては、既にテントを張っている下半身を何とか隠しながら、
もじもじと… 恥ずかしそうに空になったグラスをかたずけていた。

そんな痛い視線をものともせず、女は青年に抱き着いたまま、すり、と頬を摺り寄せていく。

「どやー。うふふ♡」

どやあ、がどんな意味を成しているのかも知らん様子だが。

「んふふ、夏なのに夏に弱いんですね、可愛い♡
 良かったぁ、私も夏さんのお顔見れて、今すっごく元気出ましたよぉ~。
 元気すぎてイケナイことしちゃいそうなくらいです♡」

ちゅっ♡
ナンパな言葉に更に遠慮が無くなったのか、女は青年の頬に口づけを送ろうとして。

「お酒が美味しくってご機嫌で~す。
 お仕事もうまくいってて~。
 あ、でもちょっとお腹減ってます♡」

どさくさに紛れて青年の下半身に自分の下半身を摺り寄せながら、
まるで恋人のようにイチャイチャ…。
すり寄りすぎて、若干着物が開けて胸の谷間がこんにちはしていたり…。

夏虎 > 下世話&下品な野次馬はとかく少年には少うしばかり悪い事したと思わないでもない。
故、果実水を一つ頼んでから、代金の他に色を少々付け足しておくとして、
若干前屈みになりながらもお片付けと給仕を頑張っている姿から目を逸らす。

「んっふふ。ぅん、もう、ほんっとかわいぃなあ♡」

彼女の『どやー』は破壊力抜群だ。
鼻血出そう、だの態とらしくも顔を上げて鼻を押さえる真似なんかしつつの。

「北生まれの夏さんですからまーこんな暑い夏はしんどいのなんの。
 ……あら、あらあらあら、もー嬉しい事してくれて言ってくれてぇ……! んー♡」

すり寄ってくれる頬に掌を持ち上げて、するりと撫で、色っぽい唇が頬に触れると語調まで顔と同じぐらいふにゃふにゃしてくる。
ちゅ♡ と、彼女程じゃあないけれど艶のある唇を額に付けてのお返しを。

「そりゃあ重畳。ギンジョウさんが元気だと俺もますます嬉しいよ。
 ……お腹……ああ、それなら、少し遅いけど。お昼、一緒にどう?」

彼女のいう“お腹”が食欲的な意味、じゃないのはようく知っている。
むっちりとした太腿やお腹に、服越しでも硬い下腹や太腿を、ぐ、と押し付けて、隠語まがいのご同伴を提案した。
先程から人前でイチャイチャしすぎてそろそろ刺されるんじゃねえかって勢いで強まる眼差し対策も兼ねて。
つい、ついつい、豊かさはもちろんだが文字通り魔性の色気のある胸の谷間に視線がまた吸い寄せ、られ……
ぐっと力を入れて彼女の、そういうのを抜きにして頻り『可愛い』と漏らすお顔のほうへと眼差しを固定。
ほらはだけてる、なんて、お世話焼きのおばちゃんみたいな事言いながら指で裾を引っ張り正しつつ。

ギンジョウ > 給仕の少年はチラチラと、今にも零れ落ちそうな乳房を見ていたり、
万が一女が酔いつぶれていたとしたら、相手になれたかもしれないと思ったのかもしれない。
青年の手によって色を付けられた代金を受け取れば、前かがみの少年は慌てて裏に引っ込んでいく。

「んー?んふふふ♡褒められました~♡」

わざとらしく鼻を抑える様子を見れば、痛いんですかぁ?と上目遣いに見上げる。

「うふふ、シェンヤンは涼しいですもんねぇ。
 んっ♡ もー、うふふ、おかえしされちゃいましたぁ♡」

ちゅっ♡甘い音を立てて口づけが返されれば、
女はそれはそれは満足げに微笑みを浮かべている。
若干周りからは「早く個室行くなりしろよ」なオーラを感じなくもない。

「ん、おなかすいちゃいました♡
 え、いいんですか~?それじゃあ是非、ご一緒したいです♡」

ぐ、と押し当てられる、堅い下腹部や太腿に、女は嬉しそうにぺろりと唇を舐めて見せる。
なんともわざとらしくなったかもしれないが、女は素である、酔っぱらっているだけで。
周りからも視線がぎゅいん、と集まる谷間。時々乳輪。
そこが青年の手により正されれば、また周囲からチッと舌打ちが聞こえる。

「それじゃあ、二階にでも上がりましょうか?
 それともどこか別のところに行きますかぁ?」

嬉しそうな女は、青年の腕に自分の腕を絡め、豊満な胸をむにゅりと押し付けながら小首を傾げた。

夏虎 > 「そりゃ褒めます、褒めるとこしかない」

キュートにあてられまして、云々。
鼻を軽く擦ったりもしながら両の手は凡そ何方とも、
彼女の体躯をしっかと支えて抱え込む様になった儘。

「最近里帰りもしてたんで余計にねぇ。
 んふふ。もっとお返ししちゃおっかー」

ちゅ♡ ちゅ♡ と、何度も。
滑らかな額にもう一度、嬉しさ目一杯に湛えてくれる頬に一つ、
僻み嫉み満載の視線が刺さる中でも懲りずに口付けを幾つか。

「いいですとも、むしろ俺からもお願いさせて?
 そう、さね、なら。ここじゃちょーっと落ち着かないから、他んとこ行こ」

蠱惑的な唇を一層艷やかにする舌舐めずりに、抑えきれず、ごくりと生唾を飲んだ。
ぁいや失敬、と、慣れてはきても時折抗えない魅了に照れ臭そうに眉根を潜める。
あの少年はとかくこんな下品な野次馬にはお裾分けも勿体ないから裾はきちんと正し、
持ってきてもらった果実水を一息で飲み干せばグラスは返却してから……
絡めてくれた腕に、腕を差し出し、掌を重ねればぎゅうっと握ってからジャケットのポケットに突っ込む。
たわわな感触に『ぅふふふ♡』と嬉しそうな声も隠せずも、その手と腕とを引いて、一緒に歩き出そうか。

ギンジョウ > 「えへへへ、夏さんに褒められました~♡」

嬉しいな~♡
子供のように鼻歌を歌いながら、
抱え込むように支えてもらえばそれもまた嬉しいとばかりに、すり、と頬を青年の胸に寄せて。

「あー、それは確かに、涼しい所から暑い所はしんどいですねぇ。
 んっんっ♡んっ♡もぉ~、夏さんのえっちぃ♡」

ちゅっ♡ちゅっ♡と何度も落とされる口づけ。
気持ちよさそうに嬉しそうに目を細めながら、
おかえし~♡と、今度は青年の唇へ向けてちゅっ♡

「はぁい♡やった~、夏さんとお昼~♡」

生唾を飲み込む青年に対し、女も舌なめずりを。
捕らえられたのはどちらなのか、さっぱりわからない。
んふ♡と微笑みながら、裾をただしてくれる青年にぺったりくっつき、
暑い中でも何となく心地よい、ジャケットの中で握り合った掌にまた笑った。
周りの羨ましそうな視線を浴びながら、美男美女連れ添って歩いて行くのだろう。

ご案内:「王都マグメール 平民地区/冒険者ギルド」から夏虎さんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/冒険者ギルド」からギンジョウさんが去りました。