2024/09/15 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にエレイさんが現れました。
エレイ > ──夜更けでも人通りの絶えない表通りを、悠然と大股で歩く金髪の男が一人。
その足でやがて中央広場までたどり着けば、適当に周囲を見渡した後片隅のベンチにどっこいせ、とか
言いながら腰を下ろし、脚を組みつつ背もたれにぐでりと身を預け。

「──ふーぅ……さて、と……今夜の宿どうしょうかねぇ」

中空を眺めながら、眉を下げた表情でぽつりとそんな事を呟く。
普段利用している宿が今夜は満室ということで、男は現在宿無しの状態だった。

宿など選ばなければどこかしら見つかるだろうが、それではなんか面白くない、などというしょうもない理由で
男は今夜の宿を決めあぐねているのだ。

「ンン……誰か親切な人が今夜の宿を提供してくれたり……とかそういうのがあると
エエんだが……」

なんて詮無い願望を口にしながら、そんな親切そうな誰かが都合よくいたりしないものかと
眉下げた困り顔のまま改めて周囲を眺め回してみて。

エレイ > 流石にそう都合よくはいかないようで。フンス、と鼻を鳴らしながら立ち上がるとふらりとその場を後にして──
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からエレイさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にリーさんが現れました。
リー > 「だから、俺でもこれは受けれるから」

冒険者ギルドの受付で、一つの依頼を手にして職員との押し問答。
依頼内容は森林地帯での数匹のゴブリンの討伐、それぐらいなら大丈夫と告げるも職員は首を横に振る。
狼や大猪の盗伐経験があると実績を告げても渋い顔をされてしまい。

「やばかったら戻るよ。それだと偵察扱いになるって書いてるよ」

それならそっちでもいい、そう言ってはしぶとく受付に告げ。
困った顔をされているのはわかっているが、依頼を受けて実績を上げたい。
その考えで何度も頼み。

しまいには討伐ではなく薬草採取にしないかと諭され始め。
そのことに年齢相応にすねた顔を見せては受付を離れ。

「俺だってできるんだって」

そう口にしてはゴブリンが無理ならと、狼討伐がないかと探して。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からリーさんが去りました。