2024/09/13 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にミンティさんが現れました。
ミンティ > 夜でも賑わう大通りを逸れて細道を進んだ路地裏。ぽつぽつとある店舗も大体店を閉めていて、ほとんど人も通らないような場所に不自然に小さな人だかり。
大体十人前後くらいだろう男性の集まりは、一人、また一人、それぞれのタイミングで場をあとにしていき、彼らが囲うようにしていた存在が明らかになる。最後に残された明るい髪色の華奢な影は、背中を丸めながら、けふけふと細く咳こんでいた。
地面にぺたんと足を崩す姿勢で座りこみながら、喉のあたりを指先でさすり。

「……ん、…ンんぅ、んっ…」

調子を整えるように喉を鳴らしながら、小さく呻く声をこぼす。すこし呼吸が落ち着いてきたところで、はあっと大きくため息を吐き出し、背後の壁にもたれかかる。
夜空をぼおっと眺めながら、くしゃくしゃに乱れた髪にふと気がついて、手指で梳いて整えていく。

ミンティ > 呼吸が落ち着いたところで、ふらふらと立ち上がる。喉のあたりにまだ違和感が残っている気がして、微妙に困り眉の表情のまま。
気がつけばすっかり遅くなってしまっていて、ぱたぱたと表通りの方へ小走りに。
こんな時間でも人通りの多い場所、雑踏の中に小さな姿を紛れさせて…。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からミンティさんが去りました。