2024/09/08 のログ
■青麗 > どうやら、つけられても気取られてもいないようで、青麗は警戒を緩める。
王国の中心地だというのに、何とも楽なものだ。
「となると…せっかくだしお店でも見ていきましょうか?」
勅命のため九頭龍山脈を探っている青麗は、その近くにあるダイラスを拠点としている。
貿易港のあるあの街で手に入らないものは滅多にないが、
それでも、手ぶらで訪れて手ぶらで帰るのは怪しまれるかもしれない。
ダイラス行きの乗合馬車にも余裕はある。青麗は大通りに面した店に視線を向けながらゆっくり歩く。
■青麗 > 青麗は特に問題もなく平民地区の商店街を散策する。
そして土産をいくつか購入すると、王都を後にした…。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」から青麗さんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にエレナさんが現れました。
■エレナ > 「ん~~………」
陽も落ちて、辺りは暗くなってきた頃合。
少女騎士はいつも通り、無駄に露出の高い恰好をしてひとり道を練り歩いている。
こう見えても剣の腕は確かなのだが、そもそも今は剣を身につけていない。
なので傍から見ればだいぶ無防備──に思えるかもしれない。
「あれ…ここら辺じゃなかったかね。美味しいって評判のお店…」
酒場ではない。学生ウケの良いところだと小耳に挟んでやってきたのだが…
ぐるりと見回しても、この通りにお食事を楽しめる店らしきものは無いようだ。
結構遠くの方に、あまり人も入ってなさそうな娼館がぽつりとあるだけ。
「なんだよーハズレかよこの話…」
悔しそうに歯がみするも、別に直接聞いたわけでもないから誰に悔しさをぶつけるでもない。
唇を尖らせながらぐるりと回れ右。
辿ってきた道を、今度は逆方向に歩き出す。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からエレナさんが去りました。