2024/09/01 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にカミールさんが現れました。
カミール > ギィ、という音と共に鍛冶屋の扉が開かれる。
そこにいるのは長身の女性の姿、上半身は外套のみで体には刺青がされている。
豊満ながらも、その腹や足は屈強な鍛錬の証が強く浮かんでいる。
外套の下は歩くたびに豊満な乳房が存在感を主張していた。

「ふむ…………」

吟味するように、鍛冶屋の中の武器や武具を一つ一つ興味深そうに見て。
大斧や、戦斧、斧槍といった力自慢が持つような巨大な武器を片手でつかんで持ち上げる。
それらの刃先や握り感、そして重さを確かめるように軽く上下に振ったりなどしており。

「店主、初見だが今日のおすすめは?」

武器を置きながら、店主らしき女に向けて紫の瞳を向けて。

ルーシィ > 鈍い音を立て、鍛冶屋の扉が開く。
来客かと視線を向ければ、自身より少し背の高い女性。外套を羽織り、刺青を肌に入れた姿は存外に映える。
豊満ながら屈強に鍛えられていそうな容姿に目を惹かれた。

客が来たらサボるわけにもいかない。
品定めをする姿を傍目に、此方は使って放置していた道具を片付けたりしている。
すると──声をかけられ、視線を向ける。紫と紅の瞳が交錯する。

「おススメ? んー…そうだな。そこにある戦斧なんかは悪くないよ」

指さすのは相手の傍らに置かれた巨大な斧。
刃は幅広で、魔物の爪のような装飾が取っ手についている。
しかし握ってみると、それらは不思議と邪魔にならず──握り心地は悪くないだろう。

カミール > 紅の瞳を見定めて、彼女の顔を真っ直ぐに見つめて。
そこから、目を体のほうにも向けて、ほぅ、という息を吐く。

「……なかなか出来るようだな」

そう呟く。鍛冶屋故か、いやそれ以外の要因も間違いなくあるであろう体。
人間としては、という前提が置くのは魔族であるこの女故致し方無いことだろう。
放置していた武器にも一度目を向けて、しかし紡がれた言葉を聞き、その戦斧を手に取る。

「ほう……重量感、握り心地……うむ。悪くないな」

そう告げながら、多少周囲から距離を置いて、軽く上に向けて振って、ぐるりと一回転。
ぶわり、という風圧が周囲に吹き荒れるか。武器の類が吹き飛ぶほどではないが。

「うむ、悪くない……いや、むしろいいとすら言えるか」

軽々と力むような溜めもなくその動作を終わらせて、ごとりとカウンターに置く。
店主と相対するようにそれを見せながら、外套の下からどちゃりと硬貨が入った小袋を。

「これで足りるか? いい腕だ。そなたの名を聞きたい」

ルーシィ > 「見るだけでわかるなんて、そっちも中々のもんだ」

何せ今日初めて来た客。これまでに会ったことも無いから、魔族だなどと知りようもない。
前提があることも知らぬまま、素直に認められたことを喜ぶ女鍛冶。

斧を振るい、その感触を確かめる姿を眺めながら──
武器、道具の類に影響及ばぬ試し振りの勢いに、赤い瞳を細めた。

「気に入ってくれたんなら御贔屓に。うちは何でも作るからさ」

交渉成立。
カウンターに置かれた硬貨の小袋を見、一度手に取ってみて、頷く。

「毎度あり。アタシはルーシィ。店の名前は見ての通り無いから、アタシの名前を覚えて帰ってくれよ」

じゃなきゃまた来れないからな、と言って笑った。

カミール > 「そりゃあ私は戦士だ。強いやつはそれなりにわかる」

そう言いながら女鍛冶の体を頭から体までじっくりと。
どこかうっとりとする視線は、純粋に鍛えられた存在が好きという性癖故か。
なにより、強い者は男女問わず好きなのだ。この女は。

「なんでも、か。それはまた強気だな」

そう言いながら戦斧を背負う。重みがむしろちょうどいい。
自身は武器を選ぶわけではなく、どういう武器であれ使えるという自負はあるが。
やはり、使うならいい武器がいい。思い入れや愛着が持てるような武器のほうが、やる気も上がるというもの。

「ルーシィか、私はカミールという、今後とも贔屓にさせてもらおう。
 ……無名か。まぁ……そうだろうな」

周囲に気配のない様子を見て、ガランとしている様子。
であれば、彼女はあまり名を売るつもりはないのか。
そういうわけでもないのかもしれないが……さて。

「ということは今暇なのか?」

と、些か失礼、あるいは不躾な質問を。

ルーシィ > 「戦士か。…それなら、この店をよく使ってくれそうだな」

常連として見込みがあるかもしれない。
じっくりと眺められても嫌な顔を一つせず、不敵な微笑を湛えて同じように眺め回す赤い瞳。

「本当さ。剣や斧、盾みたいな戦道具から、日常で使う道具までなんでも。
だから戦争があってもなくても、食うに困らないってわけ」

斧を背負う姿を見ながら、いただいた硬貨の袋を仕舞い込む。
さておき──がらんとした店内のことを言及されれば、苦笑いを浮かべて。

「まぁ。今日は不思議と客が来ない日でさ。
そろそろ閉めようかと思ってたところだ。…カミ―ルが今日初めての来客だよ」

不躾ながら、事実だからしょうがない。

「どうせだから、もう少し品物を見ていくかい? 忙しくなければの話だけど」

カミール > 「今日初めてなのか……。ある意味光栄とも言っていいかもしれんな」

そう微笑みながら、彼女の不敵な微笑に答える。
彼女の提案には頷いて一度戦斧を置いて周囲を見渡す。

「あぁ、是非とも品物を見せて欲しい。ルーシィが作るものはかなり気になる」

そう言いながら彼女の顔に近づいて、その紅の瞳をまっすぐに見る。
たゆん、とカウンターに乗り上げた際に豊満な乳房が揺れるのが見えるだろうか。

「全然忙しくはないよ、むしろ、これから暇でどうしようかと思っていたところだ。
 それに、ルーシィのような人と話して時間を過ごせるのは非常にうれしい」

そう告げながら「ここにおいていいか?」と聞き外套を近くの椅子にかける。

ルーシィ > 「こっちとしちゃお恥ずかしい限り、ってね」

冗談めかしつつ、カウンター内の戸棚から引っ張り出したのは大剣や斧やその他諸々。
アーマー等の防具については、壁際に人形を置いてそれに着せてある。
いずれも歴戦の戦士から見れば丈夫で質の良いもの、そこにデザイン性を乗せた類であることがわかるかもしれず。

それらをカウンターに並べていれば、やや身を乗り出してくる彼女。
視界の端で、豊満な褐色の乳房が揺れるのが見えた。

へぇ…と、再びその屈強な肉体を舐めるように見つめる。

「そうか。…なら、時間はあるわけだ。それじゃ、ただ話すよりも…
そうだな。お互いの身体で語るってのはどうだい?」

意味深なことを口にし、ニヤリと笑う女鍛冶。
外套については「どこにおいてもいいよ」と答えながら、今度は此方からグッと彼女に近づく。
間近で見つめ合う色違いの瞳。やや視線を下に向ければ、同じくらいに豊満な乳房がタンクトップに押し込められている様が見えるだろうか。

カミール > 「恥ずかしいなどと、そのように言う必要はあるまいさ」

出来かけのものはともかく、こうして売りに出してるのものを見る限りすべて悪いものではない。
彼女が取り出したそれぞれを眺め、時々手に取り、質も、丈夫さも非常に高くそろえているとわかる。
そのうえで、デザインまでもしっかりと考えているのなら文句を言う輩はそういないだろう。

「ほう?それはなかなか面白い提案をするじゃあないか。
…ふむ、そなたが私の体に興味があるように、私もそなたの体には興味がある」

笑みを濃くする彼女に対して、こちらもニィ、と大きく口角を上げて笑う。
互いに互いの体が近づきあって、その視線が強く交わる。
そこまで近づくのなら…と、彼女の乳房に対して、こちらの乳房を押し当てれば。
タンクトップとゴム質の水着のようなブラ。それらが質量を押し付けあい、カミールの胸は柔らかく潰れる感触が彼女には走るだろう。

「しかしいいのか?身体で語るというのなら、店を開ける時間はおそらくなくなるぞ。
 それでも構わないというのなら、私は存分に語り合うのは構わないが」

念のため、とそう心配を口にして。

ルーシィ > 「そう言ってくれるのは嬉しいよ」

彼女の反応を見るに、品はどれもお眼鏡に叶ったらしい。
太客になるかもしれないな…とは、ひっそり思うのだった。

「お互いに興味があるんなら、もう語り合わない理由はないな?
…上に行こう。ここよりもっと相応しい所があるよ」

誘いかけつつ、近づく2人の身体。
乳房に乳房を押し付けられれば、布越しに潰れ合う柔らかな感触。
ニィ、と不敵に笑い、彼女の腰に腕を回して抱き寄せた。互いの屈強な腹筋がみちりと密着する。

「あぁ、今日はもう店じまいで構わない。カミ―ルで稼げたし、あとは明日以降にするさ」

一度店の入り口に行き、表に閉店の札をかけに行く。
それから改めて彼女の腰を抱き、肩を並べながら上階──生活スペースへ促そう。

カミール > 腰に手をまわしてくるなら、こちらは彼女の肩に手をまわそう。
そのまま、互いに抱きよせば腹筋と乳房の両方が密着して互いの鼓動を強く感じる。
お互い、肉食なのだとこれで十分理解しあうか。

「そうか、であれば遠慮する必要もないな。
しかし…ふふ、会ってすぐにこうして部屋まで案内するつもりとは。
なかなかルーシィは色好きだな?」

そう言いながらこちらも彼女の腰に手をまわして抱き、若干目線はカミールのほうが上。
しかし、背丈では到底彼女たちの距離は離すことはできないだろう。
ぎしりと上階までともに歩いていこうか。
おそらく―――今日一日はもう、ここから出ることはない。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からカミールさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からルーシィさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にシーリーンさんが現れました。
シーリーン > 「はい。確かに。」

冒険者ギルドの受付嬢から小袋を受け取る。
中身は学院の自由課題で使う薬草・毒草の類だ。
特に高難度の素材というわけでもなし、依頼をお願いしてからそう時間はかかっていない。
勿論依頼料そのものも格安だ。ギルドも学生から無体な金額をとろうとはしない。

さて、と踵を返してギルドを出ようとする。
ここはわいわいといつも賑やかである。
依頼を終えた者、または受ける者。パーティの面子を集う者。
または併設された宿や酒場が目当ての者…。
帰るだけならこのまま去るだけだが、すいっと視線を巡らせる。
目に留まる者が…いるだろうか?

シーリーン > 「…」

今日は目に留まる者はいなかった。
歩みを進めてギルドを立ち去っていく。

学生寮に戻り……今日の食事を探すのだろうか。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からシーリーンさんが去りました。