2024/08/01 のログ
■イグナス > はにかみ笑顔も中々いい。不躾に見つめてたことについてはなんとか、言い訳がついたようだった。
うん、頬を染めてる姿は中々に良い。
「こっちがお願いしてるくらいだからな、折角だ。」
いいだろう?と再度問いかけ――よく言えば人が好い。
悪く言えば呑気というか、無警戒というか、そういう返事に大男のほうは満足そうだった。
「よし、決まりだ。それじゃあ行こうか、なんか食いたいもんでも――
いや、その前に、名前もまだだったな。おれはイグナスってンだ。一応冒険者、してる。」
最近はあまり仕事はしてないが、とは口に出さず。
大男が前を歩けば人避けになる。いくぶか、先ほどよりは歩きやすいだろうから先導して。
■ロシェル > 「それじゃあ……ぜひ。」
先のような事があれば、下手をすれば絡まれたり、大事に発展しかねない。
そうと分かっているからこそ、単純なもので、鷹揚な相手の返事に元より薄めの警戒心は、既に水のよう。
「ああ――本当ですね。これは失礼いたしました。
ロシェル、と言います。私も、今は冒険者をしていて――修行中の身ではあるのですけど。」
言われて気付く。同じように名乗っては、五指を揃えた手指を胸元へ添え、衣服を示しやる。
先を歩いてくれる相手の後ろをついて歩けば、その恩恵で、休日の広場とは思えぬ快適さ。
思わず、と言った様子で笑み交じりの吐息を逃がし。
■イグナス > 「へえ、冒険者。…てっきりどっかの修道女かなんかかと。」
ロシェル、その名前を口の中でもう一度唱えて、名前を確認。
よしと頷いて、そのまま彼女を連れ立って、飯屋へ。さて、どこに向かおうか。
――普通に食事処に向かうもよし。そうでない場所に連れ込んでしまうも、よし。
どこであろうときっとこの警戒心の薄い彼女はついてきてくれるだろう。
ふむりと悪だくみしながら、そのまま足を進めていく――。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からイグナスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からロシェルさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にクラインさんが現れました。
■クライン > 「この時間だとこんなものか」
冒険者ギルド内で依頼を探し、残っている依頼を前にそう呟き。
早い時間ならばもっと色々な依頼も残るだろうが、昼を過ぎる時間ともなればそれも減ってしまっている。
残っているものといえば、新人向けの薬草採取が多く、続いては多少なれたものが受ける害獣駆除など。
それ以上となれば単独で受けるには難しいものがメインであり、受けるなら仲間を探すほうが確実という分類であり。
「当たりといえばこの討伐か。けどな…」
そんな中であたりと思えるような依頼はありはする。
しかし単独で受けるにはやや数が多いということに悩むことになり。
他にも依頼を探す冒険者がいれば声をかける、それも悪くはないとギルド内を眺めて。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からクラインさんが去りました。