2024/07/24 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にグライドさんが現れました。
■グライド > (ギルドから酒場へと向かう道中、手にした羊皮紙に目を通す
描かれて居るのは、女の貌。 何をしたか知らないが、探し人であると言う。
人探しの為に、態々手練れに声を掛けて回って居た依頼人は
どうにも、この女と因縁があるように感じられた
何か悪い事でもしでかしたのか、或いは、一方的に目を付けられて居るのか
――まぁ、其処は己には関係ない。 己はあくまで探すだけ。
探し出せなくとも問題は無いし、まぁ、公開された賞金首の様な物だろう
一応は頭に入れて置きつつ、通りを進む。
此れで、相手が判り易く其の辺りを歩いて居てくれたら手っ取り早いのだが
まぁ、そんな上手い話は流石に無いだろう。)
「しかしよう…、……絶妙に上手くねぇ人相書きだな…。」
(――この場合の上手くない、とは、絵が下手と言う意味ではない。
逆に、上手過ぎて、と言うべきか。 肖像画の様に華美に描きすぎて
果たして本人の印象通りに描かれて居るのかが、ちょっと怪しいと言う所だ
女の貌を覚えるのは得意だが、女が化粧で化ける事も良く知って居るから
妙に報酬が高かったから、小遣い稼ぎの気軽さで受けただけで
正直、余り見つけ出す事は期待して居なかった)。