2024/06/16 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にタマモさんが現れました。
タマモ > 己の目的は、何か面白い事、面白いもの、面白い相手、そうしたものを探す事。
そして見付けたら、その後は…まぁ、色々とある、としておこう。

そんな目的であろうとも、時に、その目的と違った捉え方をされる事がある。
または、気分的に、そうなってしまう時、と言うのもあるだろうか?

「………実際に、これがどちらなのか…なんてものは、誰にも分からんものじゃろうなぁ」

はふん、呟きを零し、軽くため息を吐く少女。
その足元には、数人の男達が倒れている。
その誰もが、身ぐるみをほとんど剥ぎ取られ、下着一丁となっていれば。
それが、どんな状況でこうなっていようと、少女が良いのか悪いのか、とも思われそうなものか。

偶然、この連中に襲われていた何者か、それを救ったのか。
気分が悪く、八つ当たりでこうなったのか。
前者であれば、この状況を見て、複雑な気分になるかもしれないし。
後者であれば、それを見る者は…多分、居ないのだし、何事もなく終わる事だろう。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からタマモさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にエイプリルさんが現れました。
エイプリル > 「ふぅ……だいぶ暑くなったわねぇ……」

昼下がりの屋台市場のなか、ドリンクを片手にゆらりゆらりとあちこちの店を冷やかしている女が一人。

この辺りのエリアではよく顔を見る者も多いのか、時折声をかけられては軽く挨拶や短い会話をしたりして。

声をかける者はこの女の生業を知っているモノばかり。
生業を知らないものであっても、何となくは察するだろう。

ここまで露出の多い服装を恥ずかしげもなく晒しつつ、さも当然というように街歩きをしているのだから。

それでも、同業者によくありがちな、香水の香りをまき散らせるような様子はなく、自然で品の良い香りを漂わせたり
女性に興味を持つ女性の目を引いたりなどと色々風紀を乱している空間を醸し出してはいるが、この町ではよくある話とそこまで眉を寄せられることもないだろう。

エイプリル > 「へぇ、この時期だから果物が良いかと思ってたのに、肉もなんだかんだで出るのねぇ……あぁ、確かに野菜や果物ばかりではパワーが足りなくなるかぁ……」

肉串売りの店主とそんな会話をすれば、一本の太いソーセージ串を渡される。

「って、注文した訳じゃ……サービス?でも、ただでもらうのは悪いもの。ちょっと払わせてもらうわね。」

そんな会話をしてから、こういうものを渡してくる店主の意図は、理解している。
ゆえに、屋台の端の方。それでも人の目につきやすい場所にその長身で立ったまま、そのソーセージを少し舐るような動きを交えつつ食べていく。

いわゆる性的な刺激のある食べ方とでもいうのだろうか?

そうしていると、その光景に中てられた相手が、この屋台にやってきて串を買って帰るという寸法。
もし、中てられ過ぎた相手がいたら、それはエイプリルの客になる。
そういうある意味でWin-Winの関係とも言えるもの。

エイプリル > そして、そんなことをしていれば、案の定中てられたものがやってきて、価格交渉が始まる。

そのまま相手のいいねで承諾すれば、そのまま腕を組み、連れ立って連れ込み宿へと消えていく。

今日もまた、客に困らぬフリーの娼婦は、客を取ることに成功したようだ。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からエイプリルさんが去りました。