2024/05/30 のログ
■エレイ > 「──~♪」
雨がしとしとと降り注ぎ、普段に輪をかけて人気のない住宅街の路地を、
ピーヒョロロと下手くそな口笛を奏でながら、一部に赤いラインが入っている意外はほぼ全てが銀色の番傘という
奇妙な物体を担いでのんびり歩く、金髪の男が一人。
傘を携えている代わり、普段羽織っている銀色のジャケットは今はその姿は見えず。
食事を終えた後、暇つぶしを求めてブラブラと大通り、路地裏と歩いてきたが、特に何か特筆するものと遭遇するでもなく、
気がつけばこの場所まで辿り着いていた。
先の二箇所に比べると、余計に事件性の少なさそうなロケーションではあるが──
「……まああ人生ドコでナニが起こるか判らんもんだからな」
なんて小さく笑って独りごち、軽く肩をすくめて。
適当に視線を彷徨わせて住宅街の景色を眺めつつ、ぱしゃ、ぱしゃとマイペースに歩を進め続ける。
■エレイ > そのまま、男の姿は遠ざかり──
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からエレイさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にルーシーさんが現れました。
■ルーシー > 「んー、やっぱり高いよね」
平民地区の一角で開かれている露店市。
そこならば安い物や掘り出し物があるだろうと考えて足を運んでみる。
そうすると確かに掘り出し物はあるが、値は高い。
買おうにも出が出ないものばかりで肩が落ち。
「やっぱり稼いでから来ないと早々に…かな」
変に安いのを狙ってもないことが多い、なら稼ぐのが近道かもしれない。
そんなことを考えては露店を眺める。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からルーシーさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にエストさんが現れました。
■エスト > 「もう一杯ー、お代わり」
平民地区のある酒場のカウンター。
そこで一人でエールを飲んでは楽し気に笑う影。
カップのエールを飲み干せば、マスターにお代わりを頼んで、つまみのナッツを口にする。
飲み始めた頃は下心ありで声をかけてきたのが何人かいたが、それも袖する間に途絶え。
そうなればただ酒を楽しむという事になり、もう何倍目はわからないエールを飲み干しては幸せそうにして。
「あ~…仕事の後のエールが美味しいんですよ」
そう口にしては新しいエールが届けば口にして。
幸せそうな顔でエールを飲み続ける。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からエストさんが去りました。