2024/03/29 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」に夏虎さんが現れました。
■夏虎 > 平民地区大通り。寒気が少し引っ込み、陽気が顔を出しはじめる快晴の正午。
普段から人気は多いが最近は妖精祭の影響もあってか殊に人通りのある一角にて屋台を広げた桃髪店主。
湿布に鎮痛剤に風邪薬の売れ行きはいつもどおり、売行き少々……
精力剤が結構捌けている。祭りってものはどうにも人を盛り上げるらしい。
「……久々に開けたらこれだ……」
それと、あとは、薬があんまりに売れないからって副業のつもりで始めた甘味販売はかなり売行きが良い。
ビワと甘夏など季節のフルーツを使ったタルトやらケーキやらが在庫残り僅か。
最近は常連さんに向けての薬宅配ばっかりやっていたのだが久々に開けたら、これだ。
何だか最近はすっかり薬屋としてより菓子屋としての名前ばっかり売れてしまって、
来る人にもここのお菓子が楽しみで云々言われてしまう始末である。
違うんだよなあ……とは、思わずぼやきたくもなる。
「どうしましょ。そのうち完っ全に薬屋やってんの忘れられたら……」
いっそ、菓子屋開くか? そんな考えがふっと過っては頭を振って、溜息一つ。
時間を見ればお昼時だったので一旦番台から離れると屋台の横に椅子を置いて、昼飯に作ってきたおにぎりを頬張る。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」から夏虎さんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にハンスさんが現れました。
■ハンス > 平民地区の冒険者ギルド。
先ほど依頼品を納め、その足で新たな依頼を探すために掲示板へ。
人を掻き分けたどり着けば早速と視線を巡らせ。
「丁度いいのは……よし、あったあった」
眺め手にするのは薬草採取の依頼。
それも一つではなく複数のものに手を伸ばしては二つ、三つと手にして。
「後は……ついでに出来そうなのはないかな」
薬草採取だけでは時間が余るというような口ぶりで依頼を眺め。
採取ついでに並行してできる依頼はないか。
そんな口ぶりで呟いては、丁度よさそうな依頼を探して視線を巡らせる。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からハンスさんが去りました。