2024/03/25 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にアルテミィさんが現れました。
アルテミィ > (ぽんやり。少女は広場のベンチに腰を下ろしていた。
 雨避けもあるのですっかり安心しきった表情。
 でも時折ポタリ、と垂れてくる水にビクッと身体を跳ねさせた)

「……あら。」

(そんなところにぶんぶんと尻尾を振っている犬が一匹。
 少女を見てわふわふわと興奮気味である)

アルテミィ > 「……?」

(きょろりきょろり。
 辺りを見回しても飼い主らしき人は…見当たらない。
 散歩中に逃げてきてしまったのだろうか。
 困ったなぁ、と思っていたところ…)

「きゃっ!?」

(その犬の鼻先がスカートの中に潜り込み、
 くんくん、すりすり、と、少女の股間に押し当てられる)

「ひゃっ…ぁぁ…♡」

(思わず甘ったるい声が漏れてしまう。
 慌てた様子で少女は立ち上がり、
 小走りで路地裏へと逃げ込んでいく。
 その途中、ぱさり、とスカートの中から何やら布が一枚、
 水たまりの中に落ちた)

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からアルテミィさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にレオさんが現れました。
レオ > 「流石に疲れたな…」
奴隷の中では、明らかに従順で躾も施され真面目に働き、その体格から十分な額を稼いでくるから、監視の目が随分と緩くされている奴隷。
だから、日単位で貸し出される仕事の行き帰り、ほんの一瞬だけ自由な時間がある。

平民地区の奴隷市場に帰ろうとする直前のほんの一瞬。
奴隷は道端で足を止めた。
半裸に素足の自分はどこからどうみても奴隷だから、行き交う人にチラチラとみられるのが負担だけれど。
買い物帰りの人、家族で外食にでも向かうかのような人たち。
一人で足早に過ぎ去る人でさえ、温かな場所に帰るために急いでいるように見える。

レオ > そのまま帰らないわけにもいかない。
ほんの少しだけ立ち止まった後に、普段通りの道を辿って奴隷市場に帰っていく青年。
もうこの生活も何年になっただろうか。
奴隷の夜は過ぎる。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からレオさんが去りました。