2024/03/06 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にネイハムさんが現れました。
ネイハム > 平民地区の大通り、様々な店が並ぶ通りを人にぶつからないように歩く。
商店の店先を眺めたり、如何にも初々しいといえる冒険者に声をかけては分かれて。
そんな風に暇を持て余すように通りを歩いて。

「こう……何か掘り出し物か面白い騒ぎでもね」

この暇を潰せるようなものがあれば、そう考えての散策であるが現状は当たりはなく。
店先に面白い、興味を引くようなものはなく、また声をかけても警戒されるのかうまくいかない。
その事に面白くないというような顔をしては直ぐに笑みを浮かべなおし。

「詰まらないって顔をしてると釣れるものも釣れないね」

何事も前向きに思えば何かが起きる、はずと考えては気持ちを切り替え。
何か面白いものを扱っているか、珍しいものがありそうな店、もしくは楽しめそうな騒ぎでもあればと期待をして通りを歩いて散策を続けて。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」にさんが現れました。
> 久方振りの王国の陸側に上がって若干磯の香りが漂う少女が一人。
王国の沿岸から直に上がってきてしまったので手には干魚の入った筒や何やらを抱えて平民地区を歩く。

時々何かを探しているようで足が止まり適度に店に入っては何やら食べ物を一つ購入しては荷物が増える。
片手で抱え持つにしては見た目少女なのに屁でもないらしく人にぶつからぬように歩く歩く。

「で、迷子になってしまったのですがここからどうやって戻ればよいのやら」

中々陸に上がらないから王都の地理に疎く足が止まり視線は泳ぐ。
大通りだから道のど真ん中にいては邪魔になると思って適度な店先に移動をしようと動き始めて。

ネイハム > 普段から衛兵による不当な質問や商店などでも揉め事が案外あり。
ちょっとの事では楽しめると思わない騒ぎは多い。

そんな事に数度遭遇するもありきたりと見てしまえば通りすぎ。
案外暇をつぶせそう、楽しめそうな事がないと考えては歩く速度を落とした時に感じた匂い。
王都では余り匂わない香りが何だったか一瞬わからず、それが磯の香りと思い出せば何かありそうとその元を探すように足を止め周囲を見て。

そうするとその香りの元は直ぐに見つける事が出来、片手に荷物を持っているのに人にぶつからずに歩く姿を見ては歩き出し。
付いていけば何か起きるかもしれないという好奇心でもあったが、その人影が足を止め、聞こえた言葉に笑みは深まり。

「ちょっとそこの貴方。お困りだったりする?」

足を止め、そして店先に移動を始めたのを見れば後ろに近づいていき。
少し驚かせるようなタイミングで声をかけていく。

> 衛兵にはまだ悶着をされた形跡はないし直感でもめ事は逃亡するつもり。
磯の香りが品物だけではなく元凶が少女そのものではとひそひそと通行人から指摘され始めた。
干し魚が入っていると見える筒に折り畳みの釣り道具が見えるのだから否定も無理、目下少女は思う。

ここはどこなんなん て。

ぼーぜんと通りを見ながら何度かもわからないため息と急に声をかけられたのが手伝って
びくっと体が僅かに浮くように飛び上がりすぐに着地をした。
手に持っていた荷物は落とさなかったけどすぐに振り向き徐々に視線を上目づかいに持っていき
桃色の視線で漆黒ロングヘアの見目麗しき女性の姿を見上げることと相成りました。

「はわっ!あ、え、い?え、ええ迷子です ここから海の方に帰りたいです」

ネイハム > 冒険者として活動をしていれば磯の香は珍しいと思う程度。
しかし王都に住み、そういう匂いと無縁な人々は慣れない匂いに過剰な反のを見せる。
そんな姿を見れば、匂いの元の少女よりもそちらの方が不快に思えてしまい。
放っておくと誰かが衛兵を呼び、面倒ごとになると思えば行動は早くなり。

ただ驚くようなタイミングで声をかけたのもあり、少女が飛び上がるのをみればやりすぎたかと見るが反省はせず。
少女が振り返り自分を見れば笑みを浮かべて見返し。

「迷子?王都で迷子はよくいるけど海に…ね。
その海はここから近い場所?それともダイラスだったりするのかしら?
っと、その前に場所を変えましょうか」

少女の口から出た言葉、海と聞けば浮かぶのは王都周辺の辺りか大きな港のあるダイラス。
そのどちらかだろうかと確かめるように問いかけ。
そしてここで足を止めて話せば衛兵という面倒が来るかも、それに周囲の目もあるので歩きながらにしようと提案して。

> 冒険者には見えない服装をまといつつも漁師という風情でもない。
ではこの少女はなんの用途で磯臭いことになり果てたのか、騒ぎになる前にとある女性が声をかけたことにより
少女は別の意味で安堵はしたが同時に驚いて色々と考えていたことが飛んでどこかに行ってしまった。

じーっと見上げていたが場所を変えましょうかという提案には肯定を示すように頷きいそいそと女性と歩く事をした模様。

「はい、歩きます。
 道に迷った哀れな羊です。王都周辺の海でもいいですが、
 ダイラスは少し離れていたような気がします。王都周辺の海に戻れればよいので…」

時々上目づかいで見上げながらちょこちょこと歩く少女。

ネイハム > 服装的に良い所のお嬢様に見えるが、それでは磯の香りの説明がつかず。
その逆では態々漁にこんな服を着るはずがなく、少女の正体がわからず。
それでも可愛い容姿と何か楽しめそうな気配があれば声をかけるのには迷いはなく。

じーっと見上げられると如何したのかと言うように笑みを見せたまま首を傾げ。
そして場所を変えようという提案に乗ってくれれば歩く速度を合わせて歩き出し。

「あなたは少し目立つからね。場所を変えておかないと面倒が来そうなんだよ。
道に迷って無事なら運がいいね。貴方の容姿なら運が悪いと誘拐されてるよ?
この辺りの海でいいのね。それなら…こっちが近いわね」

少女の言葉に迷子で無事だった事の運の良さに感心し。
王都周辺の海でよいと聞けば、一番近い海が見える場所なら王都にある港が一番だろう。
そう考えて歩き出し、時々に少女の視線を感じては見下ろして遅れていないか確認し。
そして周囲にも気を配り、女二人なら声をかけてくるようなナンパ師にも警戒を忘れずに。

> 磯の香さえしていなければ貴族令嬢かお金持ちの冒険者上がりか何かだった。
短絡的に言えば色々と詰問すればネタになりそうなことが出そうな少女であった。
容姿でどうこうすることはなく上目遣いは自然に背の差もありそうなったにすぎず。

ちょこちょこと歩きながら荷物を抱え直したりして身じろぎしたり。
その都度は慣れれば小走りで女性の横を歩きなおしたりとほぼ小動物な動きをしてた。

「あ、はい。これは浮きましたか、面倒とは?誘拐?
 わたくしを誘拐すると後で面倒なことにげふん。
 それはとても助かります。貴女様は何故に助けて下さるのですか?」

王都にも港はあるらしいことが聞けたしそこに案内してくれるそう。
そういえばナンパ師みたいな声掛けがないですね、なぜでしょうかと場違いなことを思っていた。
率直な質問は聞くだけならただと思うように一つだけにとどめて。

ネイハム > 見た目と香りが合わない少女は色々な人が多い王都でも変わっている。
しかし平民の格好をして貴族が歩いていたりすることもあるので、多少変わっているかという程度。
問えば面白そうな事は聞けそうに思えるが、それで警戒されても面白くないと我慢し。
上目使いに見られれば、そのしぐさがかわいく見えて。

はぐれていないか確認をすればその歩き方や荷物を抱えなおす姿は周囲の視線を引き。
小動物のような動きはそれだけでも声をかけてよかったと思えるもので。

「貴方みたいに可愛い子は結構王都だと大変なのよ。
誘拐をするようなのが、そんなことを気にするはずないでしょ?
どうしてって……気まぐれね。
そういえば王都は初めてなのかしら?」

後は暇だからと少女の問いかけに返しては笑みを返し。
正直適当に丸め込んで美味しく頂いてもという考えもあるにはあるが、何故か手を出すと危険だという気がして。
それにたまには純粋な親切も悪くはないかもという考えもあり。

> 容姿に無頓着でこうもっと冒険者らしい格好にすべきかと今更ながら後悔していたりもする。
今詰問されたとして反省をして次は全うな事に努めると実行するつもりなので少女は突っ込みまちであった。
上目づかいで尚且つ首を傾げて不思議そうに見返すばかり。

これでケモミミでも生えていれば色々な意味で即奴隷化されそうなミレー族に見えなくもなかったが、
あいにく少女は人間?であった。女性の事を見上げた、
黒髪ロングっていいですよねと呟いたかもしれないが聞こえたかしらとおっかなびっくり見たけどどうだったか。

「か、可愛い!?そんな馬鹿な。
 王都には今日で3回目ではないでしょうか。
 陸上に上がるとほぼ迷子になってしまってとても困っています」

可愛い、そんな馬鹿なと言った時は心底慄く顔だった。
片手で数を数え三つのところで指を折る仕草をやめやはり王都迷子。
王都では年場もいかぬ子を愛でるのも聞いたけど純粋に迷子になった少女はまだ気づいていなかった。

ネイハム > 少女の今の姿はよく似合うと思い、もし漁師なり冒険者のような服装になればそれはそれで似合いそう。
ただそれを初対面で言っていいものかということもあり口にできず。
どちらかと言えば見上げるか視線位置が同じことが多く、見上げられるのは新鮮であり。

本当に可愛いと思える容姿や歩く仕草を見ていれば撫でたくなるのを耐え。
そんな時に少女の呟きが聞こえれば、貴方の髪も綺麗よ、とおっかなびっくりとしている少女に返して。

「本当よ。お持ち帰りしたくなるぐらい可愛いよ。
3回目で迷子は方向音痴だったりする?
陸上に?」

慄く顔をする少女に何処まで本気かわからない顔で告げ。
3回と聞けば少しは覚えれるはずと思えば方向音痴なのかとみてしまい。
もし自分が声をかけていなければ、幼い少女を好む誰かに手を出されていただろうと思えば、普段は出す側だが今回はおせっかいをしてよかったと思え。

「次は王都の地図を用意するといいかもね。
あ、見えてきたわね」

迷子解消に地図を勧めて歩いていけば、先にダイラスほどの大きさはないが数隻の船が停泊する港が見えてきて。

> 冒険者とはこういう風な服装を身にまとうべきだ、というのを知らなかったが痛い。
漁師なり冒険者とはという服装が職業を示す服装をもっと見学すべきであったとも。
出会う人がほぼほぼ背丈が大きい人ばかりなので見上げるのは慣れたものでした。

幻のようなついていないケモミミが揺れていた幻が見えたかもしれず、
また尻尾も生えていたら揺れていた幻もあったやもしれず。

「お持ち帰り??か、可愛いのですかあ。
 普段 王都に用事以外は入らないのでここまで中に入ったのは初ですね。
 どうしようもありません。高台からもしも見たとしてみても理解が追い付かないと思うと。
 地図を用意、どこかで買えたり、ギルドでしょうか。
 あー見えてきました 色々とええ、とても助かりました」

地図って地図屋か冒険者ギルドなどのギルドで購入できるのかと質問を訪ねながら見えてきた港。
数隻の船は停泊しているがいるわけがない、所有の我が船。

ネイハム > 今は目の保養にもいいが、もし次も会えたならその時は服装にアドバイスも考え。
少女なら本当にどんな服でも似合うだろうとみてしまい。

今姿でも可愛いのにそこにケモミミが増えれば気圏域。
そこに尻尾があれば抑えるのも限界になり、一瞬そんな幻のようなものが見えた気がして。

「そうね、お持ち帰りしておいしく頂くのよ。
王都に用事以外で……?それは珍しいのね。しかもあそこまで入ったのが初めて?
王都の町並みは高台じゃ覚えるのは無理よ。
地図はギルドならありそうね。
もしかしてあの船?いいのよ、ただのお節介だから」

地図は地図屋よりギルドのほうが正確だと思うと答え。
見えてきたという言葉に停泊している船の一隻が少女の帰り先と勘違いしてしまい。
お礼を言われては気にしないでいいと笑い返して。