2024/02/25 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からテイラーさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にトーラスさんが現れました。
トーラス > 王都に幾つか存在する冒険者ギルドの支部の一つ。
とは言うものの、その実態は冒険者が客として集まる酒場兼宿屋であり、
申し訳ない程度に店内の掲示板に日銭を稼ぐための依頼文が貼られているに過ぎない。
それでも、1階の酒場では冒険者を始めとした荒くれ者や、彼らを相手に春を鬻ぐ娼婦、
その他にも飲食の為に訪れた一般客達にて相応の賑わいを見せていた。

その賑わいの中心、客達がそれぞれの卓にて同席の身内や仲間と思い思いの
時間や食事を愉しんでいる中で、独り、周囲の卓の客にちょっかいを掛ける中年男の影が一つ。
本来であれば、嫌われそうな行為であるが、誰も文句を言わず、また、店主も黙認する理由は至極単純で。

「いやぁ、運が良かった。ゴブリンの懐を漁ったら、まさかの宝石を見付けてよぉ。お陰で俺の懐が潤ったぜ。
 お、グラスが空じゃないか? マスター、俺の奢りで同じのもう一杯。ほら、乾~杯~♪」

等と、傍迷惑ながらも、明快にて、周囲の客達に見境なくも奢りを振る舞う故。
奢られた方は多少困惑するも、ただで酒が飲めるとあって強く文句を口にする事もできず、
店主も彼のお陰で儲かる上に支払い許容額も抑えている為に、この行為を見て見ぬ振りをする始末。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からトーラスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にクロエさんが現れました。
クロエ > 輝く金の髪は頭の後ろでひとつにまとめ
爪の先はいつもの五色、赤、青、黄、緑、白
元気印の肌は小麦色

そんな彼女は

「うーーーーーーーーーーーーん」

元気に唸っていた。
オシャレだったり食べ物だったり、悩むことはいっぱいいっぱい
さて、なにから手を付けようか、とばかりに広場の椅子に座り込んであたりを見回す。

周りには色々なお店に、色々な人々
知り合いでもいないか、とも思ったが収穫は今のところなし

「んんーーーー」

要は、暇なのだった

クロエ >  
「んー、ん、ん、ん、ん、んー」

洋服を見に行くのもいい。なんかいい感じの食べ物を探しに行くのもいい。
アクセサリーとかを探しに行くのもいい。
なんなら、そのへんに出ている物売りの店をひやかしにいくのもいい。
やれることはいっぱいある。

「ようふくー、アクセー、店ながめー……たべものー……」

うーんうーん、と少女の口からは呻きとつぶやきが漏れ出ていく
色々お悩み中なのは周りに聞こえているかもしれない。

「どうするかなー」

なんとなく、手を掲げて五色に染まった爪に光を当てて、色々な角度で見たりしつつ。
さてどうしたものか、とまだ思案していた。

クロエ > 「んー、よし」

きーめた、とばかりに手を打つ。

「お店探り、いってきまーす」

誰に言っているのか……それはわからないが、とにかく宣言して飛び出していった。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からクロエさんが去りました。