2024/02/12 のログ
■アーディス > (食事は済んだ。 手に入った情報の優先度も割り振った。
そうなれば長居をしても意味は薄い。
そろそろ何処かへ、と思った矢先――
人に思いっきりガンくれてる奴がいた。
注視してるのか、それとも向こう側を見ているのか。
服装を見る限り、貴人と言う訳でも無さそうだ。
沸点が低い訳ではない、筈だ。
だが、今しがた少しばかり気分が悪くなったところである。
主にガンくれた奴の所為で、なのだが。
串を片手につかつかと歩き、一度人に混ざって。
そうして数分後、見ていた相手の胸倉を掴んで。)
おい手前何見てんだよアァ?
人がそんなに珍しいか、なぁオイ?
そんなに見てぇんだったらそのツラ貸せやコラ!
(数分後、そこには立派なチンピラが居た。
流石に全殺しや半殺しは可哀想だが、どうにも虫の居所が悪い。
相手を路地裏に引き込み、暫くして一人だけ出ていき他の場所へ向かう事にした。)
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からアーディスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にアレイクさんが現れました。
■アレイク > 平民地区の大通り。
夕暮れが近くなった時間でも人の姿は多い。
そんな中、楽しげな笑みを浮かべてはローブを揺らして大通りを歩く。
歩きながら店に沿って商いをする店や露店を覗いたり、すれ違った人の後姿を眺めるように振り返ったり。
そんな不振と思えるような行動をしては足を進め。
しかしスリのような悪意を持った相手は近寄ってくれば、ぶつかったと思った瞬間にすり抜けるように避け。
そのスリが転ぶのを見てが面白そうに笑い声をあげて。
「あはは、残念でした」
転んだ姿にそんな声をかけては向きを変えて歩き出し。
しかし前を見ていなかったので丁度向かいから来た人にぶつかってしまい。
あれ?というようにぶつかった相手に目を向けて。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にサラさんが現れました。
■サラ > どんっ!
少年と正面からぶつかってしまう小柄な影。
よろめいて尻餅をついて、猫耳を模した形状の帽子が落ちた。
金色の髪の毛が揺れる。
「おい! ちゃんと前を見て歩けよ! まったく~」
高い声。
尻餅をついたまま少年を見上げて凄んで見せるが、あまり迫力はない。
■アレイク > 前方不注意でぶつかり自分ではなく相手は衝撃に後ろに倒れる。
やっちゃったと思い目を向ければ、そこには自分よりも小柄な少女。
そばには猫耳を模した帽子まで落ちているのを見ては、やっちゃったと困った顔をして。
「ごめんごめん、大丈夫?」
ぶつかり尻餅をつけば怒るのは当然。
迫力はないが凄んで見上げる少女を見下ろしては軽い様子で謝り。
大丈夫、と問いながら手を差し出し起きるのを手伝おうとして。
■サラ > 「まあ、大丈夫だけど……」
相手が素直に謝罪して手を伸ばしてくれば、猫耳帽子を被り直して
その手を頼りにして立ち上がる。
怪我はなさそうだが、向けてくる視線は不満げなままだ。
「ぶつかったのがコワモテじゃなくて優しいオレでよかったな。
どこかに急いでたのか?」
■アレイク > 大丈夫という言葉によかったと笑顔を見せ。
帽子を被り直した少女が手を掴めばゆっくりと引っ張り。
そして立ち上がるのを見れば怪我はしていないかと上から下と何度も見て。
「こわもてなら直ぐに逃げてたんじゃないかな。
キミでよかったよ、ボクも無駄な運動しなくてよかったしね。
別に急いでないよ。強いて言うと……観察?」
事実コワモテなら即逃げだったので助かったのは本当。
そして別に急いでなかったとさらっと答えて。
■サラ > 「観察~?
人間観察が趣味ってやつ? それともスカウトか何か?」
端によって通行人を避けつつ。
怪我と呼べそうなものがあるなら、せいぜい先程尻もちをついたときに、手を軽く擦りむいたぐらいだ。
「オレは買い物でもしようかなって思ってた。
気をつけろよ~。この辺治安がいいってわけじゃないんだから
おまえみたいな子供はさ……」
見た目は少年と大して変わらないはずなのに上から目線なことを言っている。
■アレイク > 「そうそう、観察。
そうだね、人間観察が趣味っていうか…興味深くない?」
道で話していれば邪魔になるかと少女を追いかけ端へと寄り。
ぱっと見た感じは怪我はないようなので良かったと思うことにして。
もし怪我をしていれば治癒魔術なのだが得意ではないのであまり意味はないのだが。
「キミは買い物予定だったんだ、邪魔しちゃったかな。
治安が悪いのはよくわかってるよ、濃い匂いが多くするよね。
あはは、ボクよりもキミのほうが子供に見えるよ」
見た目的に自分よりも小さな少女。
その少女の上から目線にそっちの方がと笑いながら返して。
■サラ > 「興味深い? たとえば……?」
漠然としたことを言われてあまり理解が及ばず、首を傾げる。
子供っぽいことを指摘すれば、顔を赤らめる。
「うるさい、こ……こう見えてもオトナなんだよ!」
そう怒ってみせる姿も、子供が無理して大人ぶっているだけのように見えるかも知れない。
ぷい、と踵を返して、少年から遠ざかろうとする。
本気で逃げようとしているわけではないから、追いかけることは容易いだろう。
■アレイク > 「興味ある?そうだね…例えばー」
首を傾げる少女に、あの人はどう、あっちはと指を刺して軽く説明し。
自分より子供だと指摘すれば顔を赤くする姿は面白く興味を引き。
「えー?ボクより小さいよね」
オトナと返されてもかえって子供っぽく見えてしまい。
踵を返し遠ざかろうとする少女に興味を覚えれば他はどうでもよくなり。
買い物と言っていたからどこに行くのだろう、その後を追いかけ観察しようと決めて追いかけ始める。
■サラ > 「う、うるさいなあ、小さい小さいって言うなよぉ……
わっ、ちょっと。追いかけてくるなって」
逃げようとして思わず大通りをそれて、路地の方向へと迷い込んでしまう。
行き止まりに追い詰めてしまうかもしれないし、別の悪漢と鉢合わせしてしまうかもしれない。
■アレイク > 「小さいのは事実だしね。
キミにちょっと興味湧いちゃったんだよね」
興味を沸いてしまえば追いかけてしまい。
少女が逃げたのを負い、大通りをそれて路地に入ってもそれは変わらず。
そうして追いかけていくとやがて路地の先は袋小路であり。
「ここで買い物?」
自分が追いかけたせいでこうなったと思わず。
ここで何を買うのかと少女と行き止まりを交互に見てしまう。
■サラ > 気がつけば袋小路にたどり着いてしまった。
壁を背にして、表情はこわばり、少年と向かい合う形になる。
「買い物なわけ無いだろ!
おまえが追いかけてくるから……!
あ、あっち行けよ! おれをどうするつもりだよ!」
声を荒げるが、振る舞いは怯えた子供のそれである。
■アレイク > こうして話していて行動が興味深い人間に遭遇は早々なく。
それゆえに追いかけたのだが結果的に袋小路に追い込んでしまい。
「そうだよね、何も店もないし。
え?ボクが追いかけたらこんな場所に来たの?
どうって、キミを観察したいだけだよ」
声を荒げ、怯えたように見える姿。
その姿に悪びれた様子はなく、ただ観察してるだけと笑顔で告げ。
少なくとも今は何かをしようというつもりはなくて。
■サラ > 「はあ……? 本気で言ってんのかよ」
物取りのような気配もなく、ただ観察したいだけという少年。
それに得体のしれないものを感じて怯んでしまう。
強引に脇を突破して逃げ出そうかとも思ったが、正体がつかめないので少し怖かった。
「じゃあ好きに観察して行けよ。気が済むまで……」
とりあえずはその場から動かず、はあ、とため息をついてそう告げた。
■アレイク > 「いたって本気だけど?」
少女の感情の波を見ているのは自分には興味深く。
それを観察したいという純粋な気持ちであるが、それを告げても怯えられているように見え。
「そうさせてもらうよ」
そしてその許可を貰えればうれしそうに笑って見せ。
今度こそ買い物にどうぞと言うように脇によって少女が予定通りに行動できるよう、邪魔をしないようにしようとする。
■サラ > 「……おまえってストーカーってやつ?」
身構えていたが特に何かをしようという素振りもなく、本当にただ観察したいだけだとわかれば
少しは警戒も薄れるが……薄気味悪いものを見る目は変わらない。
相手が脇にどけば、大股で歩きだして大通りに向かい、店に寄って日用品や食料を買おうとするだろう……
■アレイク > 「ストーカー?今日会ったばかりのキミを追いかけるストーカー?
ボクは精霊だけどそういうのじゃないよ」
ストーカー、確か人間の変質者だったかなと思えば違う違うと首を振り。
薄気味悪いものを見るような目に、自分が何かと説明するように招待を告げれば嘘でないと示すように少し浮き上がっては直ぐに着地し。
少女が大股で歩き出し大通りに向かい、日用品や食料を買うたびに、知らないものがあれば、それは何?何に使うのかと一々声をかけては質問をしていくわけで。
■サラ > 「あーもう!
精霊だかなんだか知らないけど、会ったばっかりでもなんでも追いかけてたらストーカーだろうがっ!」
いちいち質問してくる相手に業を煮やして、全力で駆け出していく。
そうして、少女の姿は見えなくなってしまうだろう……
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からサラさんが去りました。
■アレイク > 違うけどなと思いはするが、少女がそういうならそうなのだろうと思うことに。
そして一々質問することについに怒ったのか駆け出していく少女。
その後姿を見送っては、残念を口にして別の人の観察に戻っていく。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からアレイクさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 公園」にシロナさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 公園」にシャーニィさんが現れました。