2024/02/10 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区  酒場」にメアリさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区  酒場」にケストレルさんが現れました。
メアリ > 平民たちが集まる夜の大衆酒場では、皆々仕事を終えてくる時間ということもあり賑わいを見せている。
アルコールが回ってきたせいか声や態度が次第に大きくなる人々の喧騒が飛び交い
活気溢れるその中を給仕の若い女の子がビールジョッキ両手に忙しなく歩き回っているような

――そんな中、酒場の一角でひとりの女がビールをちまちまと飲みながら静かに晩酌を楽しんでいた。
昨晩まで仕事のためにしばらく国から出ており、久しぶりにまともな食事と酒にありつけた
ということもあってか、些かジョッキを空けるペースが速い。
はたから見ればそこまで酔っぱらっているように見えないが、正面から見れば頬が若干赤らんで
色付いている事が分かるかもしれない。

ケストレル > 賑わう酒場の扉が新たに開かれ、中に男が一人入って来る
騎士団での仕事を終え、明日からの数日間の休暇を冒険者として過ごす気満々のケストレルだ
ギルドで依頼を探す前に、一度景気づけにいっぱい引っ掛けて行こうという魂胆だったが、店内の喧騒に一度足を止め

「おおう、盛況だなぁオイ」

扉近くで飲んでいた顔見知りの客に軽く手を挙げて挨拶を交わし、空席は無いかと人々の間を縫う様に奥へと進む
ふと、進んだ店の奥に以前に依頼帰りの馬車で乗り合わせた顔を見つけ、そちらへと歩を進めた

「おー、メアリさんじゃないっすか!
 しばらくこの辺に滞在してるって話だったっすけど、ホントだったんすねー」

信じてないわけじゃなかったけれど、王都内も広いのだから顔を合わせることは無いと思っていたのだが
予期せぬ既知との再会に、ニカッと笑うとそのまま向かいに腰を下ろした
既にだいぶ出来上がってるみてえだなぁ、と女傭兵の顔を見て心の内でぽつりと溢し

メアリ > 自分のペースで好きに飲み進め、ジョッキも空になりかけ、そろそろ新しい酒を頼もうかと
思っていたところ、騒がしい店内で聞き覚えのある声がした気がしてそちらを見る。

「あら、ケストレル様ではございませんか。お久しぶりです。」

此方の名前を呼ぶ男の姿を捉えて声の主が誰なのかを認識すると、明るい笑顔を向けてくれる男へとこちらからも微笑みを向けて。

「ふふ、嘘なんてつきませんよ。ケストレル様もお仕事終わりですか?」

向かいに座る男の言葉に可笑しそうに笑いながら、男もまた己と同じく仕事終わりなのだろうかと何気なく尋ねる。
そして丁度酒も無くなりそうなところだったので、近くを通りかかったウエイトレスを呼び止めて追加の酒を注文し。

「ケストレル様は何を飲まれます?」

とそちらを見て尋ねては男の分の酒も頼む心算で

ケストレル > 「そうなんスよ、騎士の方の仕事が終わったとこで。
 も、って事はメアリさんも仕事上がりに飲みに来てた感じっすか?」

椅子の脚が悪いのか、床板が悪いのか不安定な座り心地に僅かに顔を顰めて椅子の代わりに近くの樽を持って来て腰掛け直す
こちらへと注文を問う女に、自分の分は自分で払うっすからねと断りを入れて

「それじゃあえーと……麦酒で」

ついでに軽食もと思ったが、まあ一杯飲んでからでも遅くなかろうと
当たり障りなくどこの酒場でも置いてある酒を給仕へと告げると改めて傭兵の女に向き直る

「何だかそのケストレル『様』ってのは擽ってぇや。
 ケスト、かトリーで良いっすよ、メアリさんの方が年上っしたよね確か」

だったら自分もメアリの姐さんとでも呼ぼうか、と思案しつつ

メアリ > 「お仕事お疲れ様です。
……えぇ、私も今日の昼頃に仕事を終えて国に戻ってきまして。」

騎士の仕事を終えたと聞けば労いの言葉を添え、相手からの質問には首を縦にふってから答える。
男が近くの樽を運んできたかと思えば、何をしているのだろうとテーブルの向こう側を横からのぞき込む。
椅子の代わりにしたと知ると「良い椅子見つけてきましたね」と言って可笑しそうに笑う。
自分の分は、と律儀に断りを入れてくる男には、はぁい、と間延びした返事を返して

「ふふ、騎士様なのですから様付けで呼ばれる機会も多いのではないのですか?
 では、そうですね。トリーさん、とお呼びしようかしら……年下とはいえ、騎士様を呼び捨てにするのは躊躇いがございますので」

給仕の娘の後ろ姿を見送れば改めて男の方を見る。
騎士でなくとも変わらず相手には様付けで呼ぶ癖のある女は、男からの提案に首を傾げ少し悩み
その末に呼称をさん付けに変えることにして

ケストレル > 「そっちこそお疲れさんっす
 ……ああ、遠出してたんすか? そりゃホントお疲れ様っすね」

ケストレルも少し前まで騎士団の遠征で遠出していたばかりだったが、騎士団と冒険者とでの遠征は少し勝手が違う
ある程度遠征用の物資が支給されている騎士団に対し、最低限の準備を自分でしなければならない冒険者の方が負担としては大きいだろう
椅子代わりにした樽は野菜の保存用だったようで、中で何か転がる様な音がしたが座り心地は悪くなく
掛けられた声に「でしょー?」と得意げな笑みを返した

「多いからこそ、っすよぉ
 騎士として働いてる時なら良いっすけど、オフの時とか冒険者の時まで様付けされちゃ気が休まらないっつーか……」

多いからこそ、とは言ったものの名前を呼ばれることは冒険者時の方が圧倒的に多い
騎士団の装備に身を包んでいる時は『騎士様』と呼ばれる事が一般的だし、団の隊内では基本的に呼び捨てだ
呼称を変えた女へと少し困った様な笑みで礼を告げ、ふう、と一息ついた

メアリ > 「あら、そうでしたか。では心置きなく呼ばせていただきましょう」

少し困った様な笑みを向ける男の言い分は理解できたので、そういうことなら、と素直に了承し

「けすと……すみません、トリーさんでしたね。
トリーさんは明日はお休みですか?」

先程呼び方を変えると言ったばかりなのに、ついうっかり呼び名を間違えてしまいそうになって
いけない、と言わんばかりに口元を抑えては笑ってごまかす。
変えるつもりはあれど、呼び名が若干定着しつつあり、うっかりといったところ。当然悪意はなく。
酒場に来ているのだからもしかして、と思い何気なく尋ねていればそこに丁度先ほど注文
した酒が届き、互いの前に酒の入ったジョッキが置かれる。

「……先に乾杯してしまいましょうか」

そういって両手でジョッキを持てば男の方へと少し差し出して

ケストレル > 「そうしてそうして、そっちの方が俺も気が楽っすわー」

慣れるまで不安定な呼ばれ方をされるのも重々承知の上だ
言い直す女にあっはっは、と快活に笑ってから問いに答えようとすればジョッキが運ばれてくる
自分の前に置かれたジョッキを一瞥し、泡の立つ麦酒に満足気に口元を釣り上げて

「そっすね、それじゃあまあお互いお仕事おつかれさんっしたー!」

かんぱーい、と差し出されたジョッキを受け取れば、相手のジョッキと打ち鳴らして
乾杯が済めばそのまま口へ運び、半分ほど飲んで息を吐いた

メアリ > つい呼び間違えしてしまったことによって、申し訳なさそうに男の方をちらりと見るが、活気よく笑い飛ばしてもらえたので、良かったと安堵し表情が緩む。

「はい、お疲れさまでした。」

両手で持ったジョッキを打ち鳴らして乾杯すればこくりとひと口飲んでからテーブルに置いて
向かいで良い飲みっぷりを見せる男の姿を眺めていたりする。

「見ていて気持ちがいいくらい、良い飲みっぷりですねぇ。おつまみも要ります?」

そういってまだほとんど手を付けてなかったチーズやナッツ、干し肉が盛り付けてある皿を差し出す。
自分はその中からピックの刺さったチーズをとって、ひょいと口に運んで。

ケストレル > 「お、良いっすねえ~
 けど、一番の酒の肴はメアリの姐さんみたいな美人と飲めるって事っすかね!」

つまみの盛られた皿を一瞥してから、ヘラヘラと笑いつつそんな軽口を叩く
軽い調子で言ってみたものの、実際対面している女傭兵は美人と言って過言ではない見目をしている
その容姿といい所作といい、初対面の時は傭兵と言われても俄かには信じられなかったケストレルだったが、
正直なところ、今も半信半疑である

「にしても、いつから飲んでたんすか?
 見た感じ、結構酔ってるっぽいすけど」

更から干し肉を取って齧りながら、疑問を口にする
独りで飲んでいただろう事は見た通りだろうし、それであればいつから飲んでいたのだろうと疑問に思っていたのだ
酔っているだろうことは、以前素面で会った時と比べ顔が赤らんでいる事からも明らかだった
肌が白いから映えるなあ、なんて思わずまじまじと見つめてしまいつつ

メアリ > 「あらあら、お口がお上手ですねぇ。
……ところでその、姐さんというのは恥ずかしいので外していただけませんか?
先程トリーさんのお願いを聞いたのですからいいでしょう……?」

嫌そうというわけではなく、言葉通り姐さんという響きがどうにも擽ったく、照れた様子で苦笑いを
浮かべながらお願いして。

チーズの風味が消えないうちに酒をまたひと口飲みつつ、いつから飲んでたのかと聞かれたら
うーん、と考えるように首を傾げる。

「そうですね……日が沈んだあと暫くしてからここに入りましたから、二時間……も、たったかしら
恐らくそれくらいですかねぇ。
え?本当ですか?まだそんなに酔っぱらってませんよぉ」

時計などない山の中や戦場に居ることが多いためか、基本時間の測り方は太陽基準。
酔っぱらっていないのにまだ酔っていないなどと、酔っ払いの常套句を並べては可笑しそうに笑顔を浮かべる女。
以前話したことがある男ならば、酒のせいで以前よりもふわふわとした話し方になっていることに気付くのは容易かもしれない。

「お酒もまだ2杯しか飲んで……ん、ンン?
……まぁそんなに飲んでないはずなので大丈夫かと。」

自分が飲んだ酒の数を忘れるほどには酔っぱらっているようだ。
変わらずにこにこと穏やかな笑みを向けながら、そういえば、と話を切り出して

「トリーさんって確か魔法を使われる方でしたよね?」

そう言ってごそごそと自分の荷物の中をあさり、とある小瓶を差し出して

ケストレル > 「はい? んー、そうっすね
 こっちの要望を聞いて貰ってるんだから、こっちも聞き入れないと……てことで、メアリさん、で」

彼女からのお願いには快く肯いて聞き入れる
しかし、それだと据わりが悪いなあ、と姐さんに代わる呼称を思案し始めた
ただ『さん』をつけて呼ぶだけということに何の支障も無いはずなのだが

「二時間……まあ、そんだけあれば出来上がりますわな
 どー見ても酔ってる……って程じゃないすけど、よく見りゃしっかり酔ってるっすよ」

何だか初対面の時よりも言葉がふわふわしている気がする
それにどことなく全体的にも雰囲気が緩んでいるというか、まあそれは初対面時が依頼明け直後ということもあり、まだ緊張感が残っていた故かもしれないが

「覚えてないんかい
 つまみの減りは確かに遅いみたいすけど、二時間で二杯ってこた無いでしょーよ」

んもう、と呆れながらも干し肉の破片を口に放り込み、麦酒を呷る
ほどよく酔い始めた頭で改めて女傭兵を見て、佳い女なんだよなあ、と涼やかな目許や主張の強い胸元などを眺めていたが

「……おぉう?はいはいはい?
 まあ、嗜む程度には……魔法、使われますけど?」

彼女が取り出した小瓶を見て、何ですこれ、と首を傾げる
大方依頼の報酬か、出先で拾ったかしたものだろう事は想像がつくが

メアリ > 姐さんを取っ払ってもらったことにより受け入れやすい呼び方になったので、其れで良し、と言わんばかりに笑顔で頷いてみせる。

「ゆっくり飲んでたつもりなんですけどねぇ……
おつまみは二皿目ですよ。ほら、チーズとか乾いていないでしょう?」

二時間で二杯はない、と言われ確かにと納得させられる女。
つまみの減りが早いというわけではなく、男がくる直前に新しいものが届いたのだと、皿の上のチーズを示しながら説明したりする。
その際少し前かがみになればテーブルの上に重そうな胸が乗っかりもするので、余計主張も強くなって

「これ、紆余曲折あって手に入った魔力増強剤なんですけれど、この間お話した通り私は魔法
使わないので、丁度誰かにあげようかと思っていたのですよね……
あ、勿論出所が掴めないような怪しいものではなく、正規ルートで販売されている品物ですよ。
ですから、もし宜しければ……」

紆余曲折と表すほどには色々とあった。そんな末に手に入れたこの小瓶だが生憎自分で使っても
無意味なので誰かにあげようとカバンの中に入れていた代物で。

男に小瓶を差し出そうとしたところで、その手が止まる。
そして少し間を置けば、その手を引っ込めて楽し気ににこりと微笑み

「……と思いましたが、タダであげてもつまらないですからねぇ。
ここはひとつ腕相撲勝負でもしませんか?もし勝てたら差し上げますよ。」

と、ふざけたことを抜かしては絡む酔っ払い。
勝手に物を出しておいて、タダであげてもつまらないからなどという身勝手さ。
強そうな相手を見かけたらつい力試しをしてみたくなる女の悪い癖が出てしまった。

ケストレル > 「ふぅーん?……ま、二杯ってことにしとくっすかね
 おっ、ん……あ、ああ。確かに乾いてないというかしっとりしてるというか……」

二杯にしちゃ酔ってるもんな、と思いつつも彼女の言を一応は信じるていを持ち
その後彼女がチーズを例えにつまみの皿が二皿目であることを説明し始めたが、
チーズよりもテーブルに乗った御立派な双丘に意識が向いて生返事になってしまう
馬車で乗り合わせた時は野外という事もあり、お互いに外套などを羽織っていたため分からなかった体付きの良さを前にどうしても表情は緩む

「魔力増強剤? ……あー、なるほどなるほどー
 俺で良ければ無駄にせず利用させて貰うっすよ? まーかせて!」

貰えるなら貰っておこう、と差し出されるのを受け取ろうと手を伸ばすが、
彼女の手が止まった事で伸ばした手は宙を切る
なんだなんだ、と怪訝そうに彼女を見たが

「腕相撲ぉ? 別にイイすけど……メアリさんやっぱりだいぶ酔ってるっすね?」

突然の提案に半ば呆れながらも了承する
彼女の真意は不明な上、景品として賭けられた魔力増強剤も、
ケストレルにとってはどうしてでも欲しいという代物ではなかったが、まあ酒の席で力比べなんてよくある話で、断る理由も特に無かった

メアリ > 生返事ながらも返事を返してくれる男に、そうでしょう?と返事を返して、青色の双眸を細めながら微笑みを向ける。

「ふふ、全然酔ってないですよ」

渡さない、と言わんばかりに両手でぎゅうと握りながら手元に引いた小瓶。
腕相撲を了承してもらえたのでご機嫌な酔っ払いはにへら、と緩い笑みを向けつつ早速テーブルの上の食べ物や酒を
安全な場所へと避けて場所を整える。

「さてさて、では行きますか。手加減は無しですからね。」

気合の入った様子で先ほどと同様に前かがみになりながら、テーブルに肘をついて先に構えを見せる。
早く握りなさい、と促すように差し出した手をぐーぱーと閉じたり開いたりして見せる。

ケストレル > 「いやいや、ぜってー酔ってるっすよ」

果たして酔っ払いの女性相手に腕相撲なんてして怪我でも負わせないかと心配になる
そんなケストレルの心配をよそに、酔っ払いの傭兵は乗り気でテーブルの上を整えて腕相撲のスペースを確保していた

「っ……よ、よーし分かったっす
 しょーがないっすねー、お互いに恨みっこなしで行きましょうや」

本当にやらなきゃいけないのか、と若干気乗りしないケストレルだったが、女が構えれば小さく息を呑む
彼女の豊かな胸が先程よりも確りと、押し付ける様にテーブルに乗せられ、大きく開かれた服から溢れんばかりになっていた
これを最前席で見られるなら、腕相撲自体は適当に長引かせながら目の保養と洒落込むのも悪くはない、むしろ良い
そんな下心をてんこ盛りにしてケストレルはメアリの向かいに立つと、同じように肘を乗せて彼女の手を掴んだ

メアリ > 「では、三つ数えますから、そしたらスタートですよ?」

レフェリ―などは当然いないので、カウントは此方で取らせてもらおうと。
手が重なれば互いの手の大きさの違いが顕著に表れる。男の手を握り込む女の一回り小さい手は一般的な女性の柔い手ではなく、柔らかさは多少残っていながらも普段から剣を握っているのが伺えるほどの硬さもある手で。

「さぁん、にぃ、いち……ッ!!」

ゆっくりとカウントを取り、お互い公平にスタートできるタイミングで力を込める。
下心を膨らませる男とは違い、端から本気で力を込めて倒しに掛かる女の腕力はすさまじいものだった。
男の力加減が如何ほどかは分からないが、もし少しでも抵抗が無ければ相手の手の甲がテーブルについた途端にテーブルを割るかヒビでも入れてしまうほどの勢いと馬鹿力。
酔っぱらっているレベルでこの腕力である。さて勝負はいかに……

ケストレル > 「はいはーい、三つと言わず十くらいでも一向に」

賑わう酒場の片隅、周囲は喧騒に紛れて腕相撲勝負に勤しむ二人を意に介している気配はない
他が気付いていないならより好都合、撓む真白な双丘は独占的に眺めさせて貰おう
へらへらと笑いながらそんな事を目論んでいたケストレルだったが……

「にぃ、いーち………ッ!?」

元から長引かせるのが目的のため、ある程度彼女の勢いを受け止めるつもりで居たのだが
その見た目からは想像も出来ない程の腕力で、一気にケストレルの腕は押し負ける
すんでのところで踏み止まったものの、形勢は圧倒的に不利
巻き返せる余裕はまるでなく、慌てて全力を籠めた腕はミシミシと軋んでいる

(ぜんっぜん目の保養どころじゃねえ……、何だこの馬鹿力ッ!?)

先程までの下心もほぼ吹き飛び、驚愕と焦燥でケストレルの表情が歪む
……けどまあ、どうしても視線は敗けかけてる自分の腕と、圧倒的に押し潰そうとする彼女の腕の、更に奥へと向いてしまうのだけれども