2023/12/26 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にルクスさんが現れました。
■ルクス > とある銭湯が併設されている宿屋。
その銭湯を温めるための薪を作るために斧を振るう青年がいた。
「ふっ!は…っ!」
汗を垂らして、何度も、小気味いい音を立てて割っていく。
切り株に置いて、斧を振り上げて、振り下ろす。
木の繊維が切れてポップコーンのように真っ二つになったそれが飛ぶ。
周囲には真っ二つにされた木材が散らばり、ひと段落ついたのかそれを小分けにして運ぶ姿は木こりのよう。
「さて、これで今日の分は達成できたかね」
ふぅ、と汗をぬぐい空を見る。ちょうど空の真ん中に今日の一日があった。
あれが少し傾くころに、自分もこの銭湯へと入ろう。
そう思い、まずは両手を井戸水で洗って、汗と土まみれの服をその場で着替え始めた。
これだけ薪を作れば、今日の宿代もチャラにしてくれるだろう。
昼食はどうするか。そう思いながら、上半身裸のまま服を洗って干す。
別の服へと手を伸ばしながら、もう一度顔を井戸水で洗った。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からルクスさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 商店街」にシロナさんが現れました。
■シロナ > シロナは一人商店街を歩く。
学校が終わった後、放課後と云えば、夕方ではあるが、まだまだ色々な店はやっている。
締まるには、早い時間帯なのだろう、今日はどうしようか、と、考えながら少女は、商店街を歩く。
「うーん、と。
あれ、美味しそうだね。」
進んでいれば、店がある、変哲もない八百屋だ、新鮮な野菜や、果物が並んで居る。
家に帰れば、学校であれば、もっと良いものが食べられるのだけども。
果物は好きだし、買い食いは楽しいのだ。
ただし……シロナ自身の趣味の為のお小遣いを考えると、余り買い食いは出来ない。
それでも、偶には、と言う事で、少女はのんびり歩いて進んで、林檎を一つ手にする。
「これ、ちょーだい。」
ゴルドを支払い、新鮮なりんごを一つ手にして、他の学生や、道を進む冒険者を見つつ。
少女はのんびりゆったり、歩いていた。