2023/12/20 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区 冒険者ギルド」にシロナさんが現れました。
シロナ > 平民地区の冒険者ギルド。
 冒険者達が集まる場所であり、シロナは授業もあり、ギルドにやって来ていた。

「今日の課題は……っと。」

 学校での課題、今回はパーティを組んでの依頼の達成。
 チームワークを見る形での授業の延長と言う事だ。
 学生同士でも良いし、普通に冒険者を募っても良いらしい。
 学校の臨時の先生をしている冒険者もいるから、其れに当たれば幸いか。
 取り合えず、まずは野良でも良いのでパーティを見つけてから、と言う事で、シロナはとことこと、ギルドを歩く。
 チームを既に組んでいる者、ソロで何かをしている者。冒険から帰って来た者。
 様々な冒険者や依頼人がいる中を、歩き回り、シロナは、パーティを組んでくれる人を探す。

シロナ > 「うーん……。」

 学校の授業、一番の所は、コンビネーションの授業と言う所。
 一人で受けて、一人で攻略しても意味がない、だからこそ、悩んでしまう。
 誰か手を貸してくれないだろうか、というか。
 暇そうにしている冒険者が見当たらない、これもまた、冒険と言う物なのだろう。
 声を掛けられるような人がいない。
 見つからないというのが、困ったものだ。

 誰かがいれば、声を掛けるのだけども、とことこ、と、ギルドの中を歩く。
 これは、と言う人がいないのだ。
 帰ってきて疲れて居たり、チームを組んで、何処かに出かける直前。
 後、酒をかっ喰らっている。

 本当に、いないんだよなぁ、と。

シロナ > 暫くの間、冒険者ギルドの中を歩いていて。
 偶々降りてきた冒険者、まだ依頼などを受けていない人が来た。
 学生のチームもいないみたいだし、と、その人に声をかけて。
 学生である事、冒険者もしていることを説明し。授業の課題と言う事も添えて。
 その冒険者に付き添ってもらって、依頼を受けるのだった―――

ご案内:「王都マグメール 平民地区 冒険者ギルド」からシロナさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区 商店街」にシロナさんが現れました。
シロナ > 学校の授業が終わって、帰り掛けの道すがら。
 商店街を通るのは、何時もの事で、帰り道でもある、何か有れば、トゥルネソルの店に寄る事だってできる。
 まあ、自分の母親の店に寄るのは一寸なーと考えるのもあって、寄る事は用事がない限り無い。

 それは兎も角。

 学校帰りに、少女は商店街を進んで、歩く。
 服飾店や、アクセサリー店などの服飾関係の店を軽く覗く。
 この周囲の店では、それなりに有名になるだろう、毎日のように来ては、自分では着ない可愛い服を買うから。
 無論、妹達を着飾るための可愛らしい服。
 基本的には、プリシアちゃんだけど、他の妹達にも着る服とかを見繕いはする。
 でもまぁ、身体的に自分よりも大人な外見の妹達が多いから、さてどうしたものか、と考えるけれど。
 それは其れとして、可愛い服を見るのは好きだから、と、少女は窓の外から、新作ないかなーと眺めたりしていた。

シロナ > 「新作はなさそう……ね。」

 ふわふわのドレスもなさそう、動物モチーフの可愛い系の着ぐるみ系パジャマとかも無さそうだ。
 それなら、何かしら、アクセサリーとか、可愛いポイントグッズとか。
 そう言った物を得探せばいいかな、と思う。
 
「じゃあ、この店にしようかな……向こうのにしようかな。」

 商店街、専門店街とも言えるこの場所だ。
 色々な店がある、服が中心でも、男性用、女性用、子供用。
 服だけじゃなく、服飾品が中心の店もある。
 それぞれにそれぞれの特色があるし。
 さて、どの店にしたらいいだろう、大通りを右に、左に、ふらふらり。

シロナ > 「そう言えば。」

 帽子の類はあまり買ってないな、と思い出す。
 プリシアは変身が苦手だから竜の角とかが出ている。
 今は大丈夫、としていても、大きくなったらそれをネタにいじめられてしまうかもしれない。
 隠すことは、悪い事ではないが、逆にそれで卑屈な心を作り出してしまうのかもしれない。
 そう考えると難しいけれど、それ以前に。

「帽子を被るプリシアは、可愛い。」

 それが一番だ。
 姉として、妹にお小遣いで帽子を送るというのは正義。
 なんかそんな決意一つして。

 少女は帽子店に足を運び、中に入っていく。
 小一時間以上、あれや、これや、と帽子を眺めたりチェックしたりするのだった―――。

ご案内:「王都マグメール 平民地区 商店街」からシロナさんが去りました。