2023/11/21 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にアルテミィさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にショーン・ロードさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からショーン・ロードさんが去りました。
アルテミィ > のろのろとした足取りで大通りを歩いてくる少女が一人。
時折はためくスカートの裾を抑えたりしつつ、
魔道具を扱っている店先や古書を扱っている店先を覗き込んだりしている。

「……うーむ。」

冒険者として依頼を受けてお金を稼ぎ、そして学院に通い始めた。
そんな二足の草鞋を履きつつの日常は忙しくも楽しいものだった。
多少学院で浮いてしまっているところがあるのは否定しないが。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からアルテミィさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にリューグナーさんが現れました。
リューグナー > 平民地区の夜でも賑わう繁華街
質の良い白いコートを着た白金の髪に褐色肌の少年が一人で歩いている
実際には一人ではなく数歩離れたところに護衛が二人ほどついているのだが
傍から見れば貴族の子供が場違いな場所を歩いているようにも見える
冷たい夜風の寒さなど感じていないかのように物珍し気に彷徨う視線
好奇心で抜け出して来た子供のようであり、夜に出歩くという小さな冒険を楽しんでいるようにも…

路地裏を覗き込みはするが、入りはしない
酔っ払いを避けながら、石畳の通りを歩く
ひと際小さい小柄な姿は、夜の町を愉しむように目的もなく右往左往としていた

「綺麗なおねえさんか、おにいさん、いないかなー」

小さく呟いた声は、喧騒の中に溶けるか、誰ぞの耳に入るか
まぁ、入ったところで問題はないのだけれど

ご案内:「王都マグメール 平民地区」にアレンシアさんが現れました。
アレンシア > 「あ……夜遊びですか?気をつけて下さい」

警備中のアレンシアは少年を見かけてそう声をかけ、知っている相手ではなかったのだが身なりから良いところの子かなと思い、一応職責上声掛けをしたという程度。後ろにそれっぽい人がいるのにも気づいたしさぼっていないアピールをする程度の役人的対応になってしまった。

綺麗なおねーさん。というのは聞いてなかったし聞いていたにしてもアレンシアは自分の魅力についてはかなり無頓着ではある。

何もされなければ警備を続けるのだが果たしてそうさせてもらえるのだろうか。

リューグナー > 掛かった声に振り向けば目につくのはその大きな胸囲
騎士の正装にも見える姿ではちきれんばかりの大きな胸は正直少年の嗜好範囲外
可愛らしい顔はいいのに残念、なんて失礼極まりないことを考えているが
無邪気そうな笑顔で「は~い!」と返事をした

「おねえさんは騎士のひと?
お疲れ様です!ところで、なんでそんなにおっぱい大きいんですか?お洋服、キツくないですか?」

見たところ十代後半の若い娘という感じ
純朴そうな外見にしては淫らな雰囲気と、精霊やらなんやらの加護の気配
さて性格はどうなのかと、無邪気な子供めいた質問をかけてみる

アレンシア > 「うん。騎士のおねーさん!む……なんて答えましょうか……私ね?昔男の子やってたんだけど遺跡に行ったら女の子になっちゃって。その時にこういう身体になったんですよ。あ、およーふくはきちんとあつらえてもらってるけど……胸育ってるっぽくてきついかな」

とても素直に答え、たはーと恥ずかしそうに笑った。私は良いけど他の娘にそういうこと言っちゃ駄目よ?とおねーさんらしい注意を付け加えた。

めっ。と可愛らしく言って少年のおでこを指でつんとつつこうとした。わかりやすく子供の面倒を見るおねーさん。である。

リューグナー > 「へえ、そうなんだ」

昔は男で今は女、なるほどなるほど、納得した
遺跡なんて淫魔だかの悪趣味な罠ばっかりあると聞く
恥ずかしそうにしながらも素直に答えるあたり、色事に忌避はないと見たが
ペットの餌ぐらいにはなるかな、と頭から足まで見下ろす紫の双眸
年上らしい忠告を受け、額をつつこうとする手はするりと避ける

「大変なんですね。
そうだ、おねえさん。ここらへんに何か美味しいものが売ってる屋台とかないですか?」

子供のふりはするくせに、子供扱いされるのは嫌という我儘
話題をころっと変えて、ここらへんを警備してるなら何かおすすめはないかと尋ねた