2023/11/17 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にアルテミィさんが現れました。
■アルテミィ > (時刻は昼に差し掛かる少し前といったところ。
ぼんやりとした少女はコツコツと大通りを歩いていた。
その瞳はあちこちに落ち着きなく動き、時折興味深そうに店先に留まったり…)
「………うーん。」
(ふわ、とスカートの裾を翻しながらくるりとあたりを見渡す。
その先には細い路地、歩いていった先では怪しげな露店が並んでいる。
大体は卑猥な道具だったり、怪しげな道具だったり本だったりと。
少女のような存在はだいぶ珍しいのだろう、じろじろと視線が注がれている)
「……はぁ…。」
(とくん、と胸を押さえながら怪しげな露店の並ぶ裏路地を歩いていく)
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にチーリンさんが現れました。
■チーリン >
今日も今日とて道に迷った挙句の細い路地。
妙なものが並ぶ露店を面白そうに見つつ歩いていると。
「おやおや」
少女が歩いてくるのが見えて、お節介心が顔を覗かせてしまう。
「お嬢さん、なにかお探し物ですか?
こういう道を女性がお一人で歩くのはオススメしませんよ」
そう声をかけつつ、どうも覚えがあるような気がしてしまい、首を傾げた。
■アルテミィ > (じ、と見つめるのはいわゆる大人のおもちゃ屋さん。
下卑た笑い顔を浮かべる男たちの目線にゾクリとしたものを感じつつ、
もぞもぞと小さく膝頭を擦り合わせていると…)
「……え。」
(声をかけられて顔を上げて、目を見開いた。
その顔は忘れるわけもない、自分が生贄に捧げられるはずだった“神様”のもので…)
「……な…、んで…。」
(神様がこんなところに、という気持ちと、
神様にとんでもないところを見られているという事実に顔を赤らめて…)
■チーリン >
「なんで……?
ふーむ」
少しぼんやりとしたまま考えて、ぽんと手を打った。
「ああ思い出しました。
アルちゃんですね。
すっかり綺麗な女の子になりましたねえ」
どこか懐かしそうに目を細めて、やんわりと微笑む。
「身長なんて僕よりずっと高いじゃないですか。
うんうん。
大きくなりましたねえ」
などと、親戚の子に久しく再会したかのように和やかな調子で声をかけながら近づいていきますが……
■アルテミィ > 「……あ…。」
(周囲から、「なんだ?」という視線を感じる。
無意識のうちにスカートを両手で押さえると、
ぐるぐると言い訳……いや、
言い訳何てしなくていいのかもしれないが、
誤魔化しの言葉を考え始めていて)
「……ッ、お、おやめくださ…。」
(そこまでしゃべったところで慌てて両手で少年の言葉を遮ろうとするが、
その瞬間にぶわっ、と小路に強い風が吹き抜け少女のスカートをまくり上げていく。
そうすれば大勢の男たちの目にパンティを身に着けていない、幼げな割れ目が晒された)
■チーリン >
「……おやおや」
見てしまったのは不可抗力というものでしょう。
風の悪戯の様子に少々困った顔をして。
「……アルちゃんも立派になりましたねえ」
やはり的外れな事を言うのでした。
■アルテミィ > (「おおおおお!!!!」と、男たちの雄たけびが聞こえた。
どこか遠くに感じる声に呆然として、現実を理解すると同時に一気に白い肌が真っ赤に染まり…)
「―――――――ッッッ!!!!」
(ばさっ、と慌ててスカートを抑えるが、時すでに遅し。
間近にいた店主は眼福とばかりにうなずいている)
「…ッ、…き、…きゃあああああああ!!!!!」
(つるつるの幼い割れ目を見られて立派と言われたら若干嫌味かと思わされるが、
今はそれ以上に言葉以上に悲鳴が上がった)
■チーリン >
「いやはや。
はいはい、みなさん、僕の娘のような子なので、あんまり見ないで上げてくださいね」
パンパン、と手を打って周囲の露骨な視線を散らしつつ。
少女に近づいて手を差し出し。
「さ、一度落ち着けるところに行きましょう。
ああでも。
その前に下着を買いに行くべきなのでしょうか」
ノンデリカシー。
それでも、少女を気遣っているのは本当らしい。
■アルテミィ > (「見るなってのは無理だろ~。」と、ニヤニヤした視線を感じる。
思わずしゃがみこんでしまった少女の前に差し出された手を涙目で見上げる)
「……うっ、うっ……、ち、ちが…これは…。」
(露出癖があると自分でも自覚しているが、
実際に見られるとなると話は別だった。
恥ずかしさのあまり、それでもその快感のあまり、
ぽた、と割れ目から愛液を滴らせて)
「………う、う、はい…ッそんなのいいです!!!」
(相変わらずデリカシー皆無なことを言われれば恥ずかしさに声を荒げ)
■チーリン >
「おやおや。
必要ありませんでしたか」
ごく自然と、最近のはやりなのだろうかなんて、のんきに思っているのである。
こんなだから、伴侶が出来ないのかもしれない。
「まあまあ。
一先ずこちらへどうぞ」
そう少女の手を引いて、露店の路地を抜けて、表の通りに連れて行くでしょう。
■アルテミィ > 「!!!あっ、や、違……。」
ぼぼぼ、と全身を真っ赤に染めながらスカートを抑えている。
「えっ、や、ちょ…っ!!!」
手を引かれて露店の小路を抜けて、
表の通りに連れていかれれば、
先ほどよりも歩幅を小さくしながら慌ててついていく。
■チーリン >
「ふーむ。
あそこがいいですかね」
周囲を軽く眺めて、オープンテラスだが、少々影になり周りから見えにくい位置の店へと連れていき。
「温かなモノをおまかせで二人分」
そう言って、テラスの奥側の席に少女を促し、自分はその向かいの席に腰を下ろした。
「アルちゃんもどうぞ、遠慮なく。
僕とアルちゃんの仲ですし」
そう、ぼんやりとした微笑みを向けながら。
■アルテミィ > 「ひゃっ……。」
表の通りに出れば先ほどまでよりも風を感じて、
ぱっとスカートを両手で押さえ始める。
そのまま手を引かれるままにオープンテラスへと歩いていき…。
「うう…。」
奥の席に腰を下ろしつつ、
少年の視線にいたたまれない気持ちになり、
視線を泳がせながら…。
「どんな仲ですか…。」
先ほど見られたことを忘れられずに恥部を熱くさせ、
恥ずかしそうにしながら小さくつぶやいた。
少年に生贄に捧げられて、
寸でのところで逃げ出してしまった身。
言ってしまえば怒られる…殺されても文句は言えない身だろう。
■チーリン >
「どんな仲かと言われましても……」
少女の落ち着かない様子に不思議そうにしつつ。
内心では、やはり下着が無いと心もとないのだろうかと、昨夜共にした愛しい女性の事を思い出し。
「そうですねえ。
親戚のような物ではないでしょうか。
僕にとっては、アルちゃんは娘のようなものですし。
とても愛しく大切な民の一人ですよ」
そう、珍しくにっこりと表情筋がしっかり動いて柔らかな笑顔をみせ。
「アルちゃんが居なくなってしまった時は、とても心配しました。
こうして、元気でいてくれて僕はとても嬉しいですよ」
そう、言葉通りにとても嬉しそうに目を細めている。
■アルテミィ > (ジトリとデリカシーの皆無な相手を睨みつけつつも、
その間も恥じらいで息が荒くなるのを感じて…)
「…っ、そんな生易しいものですか…。」
(少年の言葉にきゅっと眉間に皺が寄る。
いや、少年の言葉は本心なのだろう。
生贄だなんだと、騒ぎ立てているのは人間の側。
こんなガキはいらんと、生贄にした、捨てたのは自分の両親なのだ)
「………そうですか、それは良かったです…。」
(その結果としてとんでもないところを見られたわけだけども。
ぷい、と少女は恥ずかしさから顔を背けて)
■チーリン >
「うーん。
もしかして、ずっと気にしてましたか?」
そう少女の様子を心配そうに見ているうちに、温かなスープとパンが届く。
「まあまあ。
一先ず温まってゆっくりしましょう。
それとも、やはり先に下着――」
途中まで口にして、慌てて両手で自分の口をふさいだ。
「……ええ、そうですねえ。
“それ”はなんでしょう、今のはやりなのですか?」
などと結局、やはり的外れな事を聞いてしまうのでした。
■アルテミィ > 「……気にしない人の方が珍しいと思いますけど。」
(今ものうのうと暮らしているのだろう、
あの両親のことだ、自分のことは忘れているだろう。
それがわかってしまうからこそ複雑な心境になるわけで)
「……ちょっ!!!」
(相手の言葉に思わず声を荒げる。
少年が自分でふさがなければ、
少女が少年の口をふさいでいたことだろう)
「~~~~、し、知りません!!!」
(ちょっとしたスリルと…ドキドキと、
そして快感とを得るためにやっていたと言うこともできずに)
■チーリン >
「そうですか。
それは悪い事をしてしまいました。
村を出てから、苦労しましたでしょう」
当時のチーリンは生贄を求めた事はない。
ただ、人間が自身を祀るために人間をよこす事は少なくなかった。
理由は色々あったが……。
「僕に生贄なんて、なにもよい事はないのですけどねえ」
パンを頬張りつつ、困ったような顔をした。
「……なるほど。
そういう事でしたかぁ。
アルちゃんも多感な年頃になったのですねえ」
ぼんやりと、親のような気持ちで微笑ましく見守っている……。
■アルテミィ > 「………いいえ、別に。
貴方にそんな気が無いのはわかりました。」
(いや、もしかしたら自分を恨んでいるかもしれない。
ギリギリのところで逃げ出した出来損ないだと。
その後にいろいろあったことは…まぁ、いろいろあった。
下腹部に浮かんでいる淫紋のことを思い出して、
また小さく難しい顔を浮かべる)
「……神様と人間じゃ感じ方が違うんでしょう。
人間は縋りたいときに何かに縋る生き物ですから。」
(ぎゅっと膝の上で両手を握り締める)
「~~~~っ!!!」
(ぼっ、と真っ赤に染めた顔で相手をにらみつける。
といっても涙目で怖くもなんともないと思うが)
■チーリン >
「そんな神様も、今のあの国には居所がないのですよ。
なので、こうして旅をしてのんびりしてるんです。
ほらほら。
アルちゃんも食べましょう。
それとも、昔みたいに食べさせてあげましょうか」
と幼子だった頃の少女を思い出し、食べさせてあげたいなあなどと、うずうずしてしまうのです。
「……まあそうですねえ。
僕はむしろ、アルちゃんに恨まれていると思っていましたから。
こうしてまたお話が出来てよかったです」
そう安心したように微笑み。
性癖だと理解した事に関しても、睨まれてもにこにこするばかり。
「アルちゃんは、こちらではどうやってすごしてるのですか?
お友達や恋人など、出来ましたでしょうか?」
そう、本当に親戚のおじさんのような事を聞いてしまう神様です。
■アルテミィ > 「結構です…!!!
……いただきます。」
(そう言って恐る恐るスカートから手を離すと、
ふわふわと舞うスカートの裾から入り込んでくる風に恥部が冷やされる。
その結果、赤らんだ顔をさらに赤らめながら食事を始める。
さすがに食べさせられるなんて恥ずかしい以前の問題だとばかりに拒否するが)
「……別に、逃げ出した身で恨むなんて身の程知らずじゃないですよ。」
(真っ赤になったままの顔でジトリと相手を睨みつけつつ、
温かいスープを口に運ぶ。
さすがに性癖までしっかり理解されてしまったことは恥ずかしくてたまらないが。
それについて今ここで声を大にして会話するわけにもいかず)
「……いえ、ずっと各地を転々としてまして…。
来週からこちらの学院に通うことになったんです。
そういうのは、興味が無いので特にいません。」
(ぷい、と顔をそむけた)
■チーリン >
「そうですか……」
食べさせられず残念がったりするので、本当に神様なのか疑わしくなる神様でした。
「なるほどなるほど。
いいですねえ、学院。
様々な事を学ぶ機会があるのはとてもいいことです」
そう言いつつ。
「アルちゃんは学院ではどんなことを学びたいと思ってるのですか?
なにか、目指したいものとかあるのでしょうか」
顔を背けられてもなんのその。
そんな姿も、チーリンからすれば愛しいもので。
■アルテミィ > 「…。」
(ぷんっ、と怒ったようにそっぽを向いて)
「まだ導師として未熟者ですからね…。
魔導のことについて少しでも勉強になればと思っています。
べ、別に故郷のこととかどうでもいいんですけど…。」
(自分には導師としての素質があったから導師になっただけ。
そう言わんばかりにツンツンとした言葉を返す)
■チーリン >
「道士、道士ですかぁ」
嬉しそうに、目じりを緩めて微笑む。
「アルちゃんでしたら、とても立派な道士になれるでしょう。
それに、折角再会できたのですし、僕に教えられる事がありましたらなんでもしますよ」
娘のような子のためであったら、一肌でもいくつでも脱げてしまう。
それこそ、本当になんでもする事だろう。
「……でもそうですか。
アルちゃんの年頃で友人や恋に興味がないのはちょっと心配ですねえ」
だからデリカシーがないと何度言えばわかるのでしょうか。
神様はのほんとしながら、スープでパンを柔らかくしながらつい、言ってしまいます。
■アルテミィ > 「別に貴方は関係ありませんからね!!!
私にそちらの素質があると師匠に言われたからですから!!!」
(きっと相手をにらみつけて)
「……む、う…。
それは…。」
(少年に教えてもらえるとしたら多分おそらく…。
そりゃあもう、すごくありがたいことだろう。
師匠ですら教えを請いたいと願うかもしれないのだから)
「…別におかしいことじゃあないでしょう…。
完全に経験が無いわけじゃないですし…。」
(もじ、と膝頭をこすり合わせると、
くちゅりと小さく恥部が音を立てる。
性的な興味はあっても恋や友人には興味が薄い。
そういう子も多いだろうと)
■チーリン >
「それはそれは。
よいお師さんに出会えたのですね。
アルちゃんの素質を見出していただけて、僕としては嬉しい限りです」
にこにこと、愛する少女の成長に嬉しくなり。
言葉に詰まる様子をみれば。
「あの時の事は、アルちゃんが気にする事じゃないですよ。
僕の力が及ばず、仁と徳が足りなかったから起こしてしまった、僕の責任です」
そう静かに言って、少女に頭を下げました。
などと、神妙に言うのですが。
「……経験があるのは、まあ健全でよいと思います」
と、聞き流してあげればいいような事にわざわざ言葉を返すのだからやはり、デリカシー力が足りていないのかもしれない。
■アルテミィ > 「んぐ……。」
(完全に大人と子供。
子供が大人に噛みついているだけだと自覚させられれば、
恥ずかしいやら悔しいやらで唇をかみしめて)
「……別に、あの時のことは気にしてませんよ。
あの両親にやり返してやっただけですし…。」
(頭を下げられればそちらを見ることもできずに。
少年のせいでもないだろうと、捨てることを選んだのは自分の両親と村人たちなのだから)
「……そこ食いつきますか…。」
(やっぱりデリカシーに欠ける相手をジトリとみる。
その時、かちん、と音を立ててスプーンが少女の足元に転がる。
それを見て給仕の少年が近づいてきた)
■チーリン >
「おや。
ああいいですよ、僕がとりますから」
そう言って給仕の少年を制して、スプーンを拾うために少女の足元に。
そうすれば当然、視界に入るものもあるわけで。
「……ふーむ」
どこかしみじみとした声をだしつつ立ち上がると、給仕の少年にスプーンを渡し、新しい物を、と言います。
「……やっぱり、今の季節には寒いと思いますよ。
まあ可愛らしいとは思いますが」
などと、しっかりと少女の様子を観察して言葉にしつつ。
「冷えてしまいますし、家まで送りましょうか?
それとも宿でしょうか」
■アルテミィ > 「あっ……。」
(とっさに足を開いてしまったことでふわりとスカートの裾がまくれ上がり、
少年の目に再び、…先ほどよりも潤いを帯びた恥部が晒されれば、
少女の顔は更に赤らんでいく。
給仕の少年は不思議そうな顔をしたものの、
少年がスプーンを拾うのを見てそれを受け取ることだろう)
「……。」
(真っ赤になって再びスカートを抑えると)
「……う、うるさいです、わかってますからそのくらい…!!!」
(自分でもなんでやっているのかわからない。
でも…気持ちよくなってしまうのだから仕方ないだろう)
「……んっ…、宿…?」
(もじもじとしたしぐさにどこか色気を感じてか、
給仕の少年がちらりと少女を見てからスプーンを置いて離れていく)
■チーリン >
「……欲求不満でしょうか」
かくん、と首を傾げつつ、小声でぽろっと零して。
「ああいえ。
ちゃんと家があるのか、宿住まいなのかどちらかと思ったのですが……」
なぜ訊き返されたのだろうと不思議そうに少し、いつものぼんやりとした顔をすると。
ふと得心したように手を叩き。
「ああ。
“そちらの”宿の方がよろしかったでしょうか」
などと、さらに訊き返してしまうのでした。
■アルテミィ > 「ッ!!!!!!!」
(ぼっ。
火が付いたように真っ赤になった)
「う、あ、あ……。」
(ぱくぱくと口を動かす。
今にも泣きだしそうなほどに目に涙を溜め、
ぎゅううう、とスカートの膝の部分を握り締めて)
「~~~~~っもいい、、一人で探します!!!!」
(デリカシー力皆無な相手の問いに声を荒げて立ち上がり)
■チーリン >
「いやこれは。
すみません、また余計な事を言ってしまったようです」
そう言いながら少女が立ち上がれば自分も慌てて立ち上がり。
「何か探し物があるなら手伝います。
その、一人はちょっと危ないですから」
そう親心からなのですが、とぼけた事を言ってしまう。
少女に向けて手を差し出してみますが……。
■アルテミィ > 「違いますッ!!!
宿もお相手も、一人で探せますからご心配なさらずに!!!」
(みゃーっ!と毛を逆立てた猫のように、
少年の手を振り払おうと思い切り振り返ると…)
「あっ、や……ッ!!!!」
(すてんっ、とその場に思い切り尻もちをついてしまう)
■チーリン >
「――おおっと」
パン、と一度手を叩くと、床が柔らかくなって少女を受け止め、さらに二人を取り囲むように壁になる。
五行を操る術の一つで、錬金術に似た術だった。
「大丈夫ですかアルちゃん。
怪我はありませんか?」
そう言いながら、尻もちをついた少女の前にそっと膝をついて。
もちろん、尻もちをついたならそのスカートの中はしっかりと見えてしまっているのだが。
■アルテミィ > (ふわっ、と舞い上がるスカートの裾。
少年が壁を作らなければ、
また大衆の前に恥ずかしい部分を晒してしまったことだろう)
「……ッ…う。」
(お尻をさすりながら上体を起こす。
そうすれば、奇麗にまくれ上がったスカートの中…。
トロトロになった恥部を少年の前に再び晒しているという状況に気が付いて)
「……ぁ、ぁ……。」
(首まで真っ赤になってぱくぱくと口を開閉させる。
淡い桜色の恥部はひらひらを満開に開き、
つるつるの割れ目の上の方では同じ色のクリトリスがぴくぴくと震えている)
「……~~~~~~っ!!!」
(見られている、見られている…。
恥ずかしい、気持ちイイ、アソコがひんやりする…。
支離滅裂なことを考える頭で、とっさに割れ目を右手で覆い隠し)
「…っぁ…。」
(すると、右手の下から、ぬちゃり、と小さく濡れた音が鳴った)
■チーリン >
「……ええと。
こういう時は、どうしたらよいのでしょうねえ」
困った顔をしつつ、混乱する少女の頭に手を伸ばし。
「すみません。
再会に浮かれてしまって、つい子ども扱いばかりしてしまいました。
もうアルちゃんも立派な女性でしたのに」
すみませんでした、と少女を落ち着けるような穏やかな声で謝りつつ。
ただ、片膝立ちでいる少年の方も、少女からは見えるでしょう。
余裕のあり大きな道士服の下で、インナーの下がしっかりと膨らんでいるようすが。
■アルテミィ > 「……う、うう…。
いえ、今のは…私が悪いので…。」
(興奮して、立ち上がって、勝手に転んだだけ。
少年の助けがなければ大衆の前でこの姿を晒していた。
……恥ずかしい…)
「……んっく…ぅ…え…?」
(くすんと小さく涙を溜めつつも、
その視界に映った少年の下腹部がしっかり膨らんでいるのを見て、
え、と瞳を大きく見開いて)
■チーリン >
「ああ。
泣かないでください。
原因を作ったのは僕ですから、ね?」
そう少女の頭を優しく撫でる。
少女にとってはずっと昔に感じた事のある、懐かしい感触かもしれない。
「……おや?
どうされましたか」
目を見開く様子に、不思議そうに少女を見ます。
■アルテミィ > 「んっく……。
いいんです…、元々私のせいですから…。」
(なでなでと頭を撫でられる。
親にもまともに撫でられたことのない頭を撫でられる、
そんな不思議でも懐かしい感触に目を細めつつ…)
「……い、いや、あの…それ…。」
(恐る恐る、という様子で右手で少年の下腹部を指さす。
そうすれば当然恥部を覆い隠す物がなくなるのだが、
驚きのあまりそこには頭が働いていない様子で)
■チーリン >
「そんなことは……いえ、すみません」
つ、と目を逸らす。
また余計な事を言ってしまいそうだったのでしょう。
しかし、指をさされると不思議そうにして。
「ああ」
そこでようやく、自分の身体が少女のありさまに反応してしまっていた事に気づいたようで。
「すみません、年甲斐もなく。
昨夜ちょっと、久しぶりに性欲と言うモノを思い出しまして。
どうも体の方が若返ってしまったみたいですねえ」
道士であれば見聞きはするだろう房中術。
その結果、長い間性欲から離れていたチーリンの身体は、健全な男性的反応をするようになってしまっていたのだった。
■アルテミィ > 「すん…。」
(小さく涙を啜る。
けれども、涙も忘れるほど少年の下腹部に目は釘付けになる)
「……え、あ、あ…ぁっ…。」
(そこでようやく、少女自身もあられもない姿を晒していることを思い出したようで)
「………い、いえ。
チーリン様もそういう…その、大きくなったりするんですね…。」
(慌てて足を閉じてスカートの裾を抑える。
房中術は自分も扱う…というか、自分が一番関連深くなってしまっている術だ。
先ほどちらりと見えたかもしれない下腹部の淫紋を見れば少年にはわかることだろう。
少年の反応を見て、思わず先ほどとは違う意味で顔を赤らめてしまって)
■チーリン >
「ええまあ。
僕も健全な雄だったんですねえ」
少女のあんまり素直な感想に、くすくすと笑い。
「アルちゃんが魅力的にな女性に育った証拠ですよ。
……しかし、あなたもソレですか」
ふーむと困った顔。
「その紋様、困っていませんか?
酷く害を成すものではなさそうですが、女性にはとても厄介なのでは」
そう、心配するように手を伸ばして少女の涙が零れそうな目元を指先で拭って。
■アルテミィ > 「……そ、そうですか…。」
(あくまでも少女の中での少年は神様だった。
だからそういうものとは無縁だとも思っていたようで…)
「……う、あう…。」
(導師が呪いにかかっている。
ある意味情けない事実に眉尻を下げ)
「…いや、その、そりゃあ時々は…。
でも結果として魔力量的なものは増えたので…。
んっ、結果としては五分五分みたいな感じです…。」
(つつ、と下腹部をなぞると少し疼いたように小さく身じろぐ。
少年の指先が目元を拭えば、少し甘さを増した苺色の瞳が少年を見上げ)
■チーリン >
「なるほど。
素晴らしいです。
道士といえど……いえ、道士だからこそその身に被害を受ける事もあります。
それを前向きに利用しようとしてるのは、とても優秀ですよ」
そう再び頭を優しく撫でて、少女の前向きさを褒めてあげて。
「うーん。
それでは、アルちゃんがこのような恰好で出歩いてるのも、呪いの関係なのでしょうか。
今は落ち着いてるのですか?」
心配そうに、やはり少々的外れではあるものの。
少女の身を本当に案じているように、心配そうは目で見つめ返すでしょう。
■アルテミィ > 「それに…これがある限りは子供を宿せなくなるみたいで。
おかげで房中術はやりやすいですしね…。」
(それは喜ぶべきなのか。
他人が聞けば疑問に思いそうなことを小さな胸を張って言って)
「!!!!
い、や…これは…まぁ、確かに…いや、でも…。」
(少年の言葉にぱっと下肢のあたりを抑える。
案じられていることはわかっているが、それにしても恥ずかしい。
少女の場合は……多分、あれである、趣味と実益を兼ねている感じで)
■チーリン >
「ふふふ。
それは道士としては得な事かもしれませんね」
少女の様子に楽しそうな顔をして。
「おや。
違うのでしょうか」
どうしてこうこの神様は察しが悪いのか、首を傾げて。
「さてさて。
とりあえずどうしましょうか。
その様子ですと、この壁を消すのも可哀そうですし。
とはいえこのままも困ってしまいますよねえ」
ううん、と悩みながら、困った神様は少女の要望を訪ねてみます。
■アルテミィ > 「そうですね。
だから今のところ得の方が多いかもしれません。」
(少女も此処に来てようやく笑みを見せ)
「……そこは、その…。」
(真っ赤になって恥部を抑える。
恥ずかしそうに、もじもじとしながら)
「……困ってしまいます…と言われましても…。」
(私も困ります…。と。
少年の膨らんだ下腹部を見てコクンと喉を鳴らしつつ、
もじもじと身じろぐ。
壁の向こうでは今頃「なんだこれ?」とか、
客や給仕たちが騒ぎ出していることだろう)
■チーリン >
「ふーむ」
少女もまた二進も三進もという様子。
となると、神様が考え付くのは一先ず。
「アルちゃん、今の住まいはどこですか?
とりあえずそこまで転送しましょう。
詳しい場所を思い浮かべてくれたら、一緒に移動できますので」
そう言いながら、もう少し少女に近づいて、その手を握るでしょう。
■アルテミィ > 「…ううん…。」
(とりあえずテーブルの上にパンとスープの代金を置いておく)
「……今は、平民地区に宿をとっていますけど…。」
(座り込んだままだった身体を起こして立ち上がると、
差し出された少年の手を握り返して自分の一時的な住まいを思い描く。
さすがというか、自分では真似できない術も容易く使ってくれるあたりさすが神様である)
■チーリン >
「それではそちらの方に行きましょうか」
神様は代金をそっと少女に返して、二人分と迷惑料分をテーブルの上に残し。
「それでは目を閉じて、部屋を思い浮かべてください――」
そうして目を閉じてれば――
「もういいですよ」
そう言われて目を開けた時には、見慣れた宿の一室に帰ってきていることでしょう。
■アルテミィ > 「は、はい…。」
(代金をそっと返されればなんだか甲斐性なしみたいだと思いつつ)
「………ふわ。」
(そしてぱ、と目を開けば見慣れた宿の一室…。
窓際には紐タイプのブラジャーとパンティが干してあったりして、
生活感を感じさせる状態になっていることだろう)
■チーリン >
「……いやはや」
少女の部屋の様子を一通りしっかり眺めてから。
「それでは僕は失礼しましょうか……」
気を遣うように速やかに壁を向いて、扉の方へ行こうとするでしょう。
■アルテミィ > 「……。」
(そっと窓際に移動して、干してあった下着を取り払った。
異性を招くことになるなんて思ってもみなかったのだ)
「……え、いいんですか…?
そ、その……そちらは…。」
(ちら、と少年の下腹部を見る。
まだそこが大きさを保っているようなら、
せめて抜くくらいは手伝うつもりで)
■チーリン >
「はて……」
そちらは、と言われてようやく気付く。
まだまだ身体は元気そうである。
「さてはて。
アルちゃんの好意はありがたいのですが」
下着を片付けたらしい気配に、少女へと向き直ります。
「……僕は伴侶を探しにこの国に来ておりまして。
そうなっていただけるかもしれない方以外とは、性行為をするつもりはないのです」
“それに獣姦ですよ?”と、祖国での扱いをくすくすと笑いながら言い。
「それともアルちゃんは。
まだ僕の生贄になってくださるのですか?」
などと少女の前に跪いて、今度は少年が深く澄んだ瞳で少女を見上げるでしょう。
■アルテミィ > 「……。」
(少年の言葉にぽひ、と小さく赤くなる。
確かに獣姦と祖国では言われていたつながり)
「そ、れは……その、私はさっきも言った通り…。
友達とか恋人とか…そういうのには少し興味が薄いです。
でも、何ていうか……生贄になっても、貴方に操建てはできないと思います…が。」
(それでも良ければ…。
と、少女はぽつりぽつりとつぶやいた。
淫紋がある以上それは言うまでもないことだとは思うが)
■チーリン >
「おやおや。
やっぱりまだまだ純真で可愛らしいですね」
少女の様子を見ていると、やはり普段より表情が緩んでしまう。
「構いませんよ。
僕は愛する人を束縛するつもりはありませんので、アルちゃんはアルちゃんらしくしてくだされば。
ただ、僕にあなたを愛させてくだされば、十分です」
そこまで言ってから、ああそれと、と付け足します。
「いずれは僕と同じ時を歩むか否か、その選択だけはして頂かないといけませんが……」
神様の時間はとても長く、すでに神代から生きている身なのです。
人間の身ではあまりにも長い時間になる事でしょう。
「ですがその意志もアルちゃん次第ですよ。
ですからそうですね……。
やはり、僕にアルちゃんを女性として愛させてくれるのでしたら。
これを受け取ってくれますか?」
そうして差し出すのは、金装飾の櫛。
神様の手作りであり、強力な魔除けであり、幸福を運ぶお守りであり。
二人の故郷では、プロポーズと共に贈るものでもあるのでした。
■アルテミィ > 「……からかわないでください…。」
(ぎゅっと下着を握り締めたままでぷくりと膨れた)
「…純情だったら身体を男性に許したりしないでしょう。
それにあんな場所で下着を着けずに歩いたりしません。
……私なんて汚いですよ、チーリン様が思っている以上に。」
(そう言いながらもじもじと身じろぎ、いったんポケットに下着を突っ込み)
「……はい。」
(少年の歩んできた時間は途方もないものだと。
それだけは少女にもわかるようだ)
「………ん、はい。
貴方の言う通り、私を愛してください…。」
(差し出された金装飾の櫛に目を見開く。
それの意味が分からない子供のころはとうに通り過ぎた。
少しの間もじもじとしたあと、そっとそれを受け取って、少年の唇に自分のそれを重ねようと)
■チーリン >
「いえいえ。
そんな事はありません。
アルちゃんは、あなたは本当に美しく育っています。
行為など些細な事です。
あなたの気はとても、ええ、本当に美しいのですよ」
柔らかく笑いながら少女の言葉に応える。
少女にはまだわからないのかもしれないけれど、神様、チーリンから見れば少女の気はとても清廉で純真に見えるのでした。
そして控えめな返事を貰えれば。
「では……僕と共に、幸福を分かち合ってください」
そう言って、優しく少女の唇を受け入れて、背中に手を回し愛しそうに抱き寄せるのでした。
■アルテミィ > 「……んっ。
そんなこと…無いです。
もう本当なら、神様のお嫁さんになんてなれる立場じゃないでしょうし…。」
(ぽ、と白い肌を桜色に染め上げながら、金装飾の櫛を受け取る。
そしてそっと少年に歩み寄り、唇を落とすと…)
「んっ……はい…、こんなえっちなお嫁さんで良ければ…。」
(ぎゅう、と少年に抱きしめられるままに、
そっと目を閉じてその肩口に顔を埋めた)
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からアルテミィさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からチーリンさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にイグナスさんが現れました。
■イグナス > 体格が大きいというのは、なかなか困ったことが多い。
そりゃあ戦場ではそれによって助けられたこともたくさんあるのだけれど、
日常生活においては、とかく、でかすぎるというのは問題になる。
例えば今、男がいる雑貨屋では、――先日もそうだったんだけど、体格に合うだけの衣類がなかったりもする。
「んぐ。………なんだ、やっぱり特注しかないのか。」
もちろん特注は金がかかる。時間もかかる。いいことはあんまりない。
呻いて振り返ろうとした瞬間、大きさゆえの弊害がまたひとつ。
男にとっては狭いスペースで動いたから、肘がこつんと、置いてあるマグカップに当たり
「んな、……っ」
ぐらりと机の上から揺れて――落ちそうだ。
さて、手を伸ばそうとするが間に合うか、否か。