2023/10/14 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にツネオキさんが現れました。
■ツネオキ > 夕日が沈む少し前ぐらいの大通り。仕事帰りの職人に、夕飯の買い出しの主婦に、飲みに歩いていく既に酔っ払い、店仕舞いの前にもう一声張り上げる装身具の露天商や提灯付けて呼び込み始める飲み屋の売り子など、様々な人々が様々に行き交う中――
「しんど」
王都近郊の村々へ行脚した帰り道で小休憩&買い食い中。
適当な街路樹に背中預けて片手に持った飲み物をストローで、
じゅぞぞぞる。
「うわ。美味。こら今度皆にも教えたらなあかんなあ。
……秘密にしといたらバレた時しばき回されんでこれ……」
女の子たちが新作だの何だのといって集っていたから何となく並んで買ってみたのだが何やら有名店の新作ふらなんちゃら? 王国語は読めるつもりだったのだが何だかメニューが呪文みたいでよく分からなかった。クリームたっぷり載っけたカプチーノ? とやらに南瓜のプリンが入っていて見た目が真っ黒で……注文にも四苦八苦したし出てきたものが此れで目を白黒させたものだが結構な美味さ。
同胞たち。甘党の男どもや殊に女の子たちが好きそうだ。もう知ってるかもだが。
見た目は凄いインパクト。真っ黒なソースが掛かっててカップも真っ黒で。
しげしげと改めてカップを眺めたあとには人通りの方へと目を向け、一息。
「帰ったら……ぁーあかん。そういや写本終わってなかったんや、やらんとなあ」