2023/09/26 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にリュエールさんが現れました。
リュエール > 王都に訪れてまだ日が浅いと言えば浅い。
しかし旅人として旅慣れしている女としては、王都の造りには大分なれたもの。
冒険者ギルドで依頼を受けながら日銭をぼちぼちと稼ぎつつ、今日の稼ぎを懐にしまう。

「もう少し割のいい仕事につきたいものねえ」

膝までを覆うローブから、太腿までのマントに切り替えた。
歩くだけで引き締まった臀部の肌色がちらちらと時折覗く。
が、その下のミスリルの足鎧をがしょがしょと鳴らしていれば下手に声を掛ける者はいない。
気に入らなければ蹴り飛ばす。セクハラも容赦なし。
この短期間で、冒険者を中心にその威力を身を以て体験した者も少なくはない筈だ。

「う~ん…どうしよっかな。大衆浴場で汗を流すか、どっか飲みに行くか……」

今日もギルドの納品依頼を終わらせて、暇を持て余しているところ。
汗もかいたし、熱いシャワーでも浴びたい。たまにはお風呂もいい。
その前に腹ごしらえしようか、女は余暇の潰し方を平民地区の街路を歩きながら考える。

リュエール > そのまま賑やかな夜の王都の雑多に、女の姿は搔き消えていく──。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からリュエールさんが去りました。