2023/09/21 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にクリストフさんが現れました。
クリストフ > 「なあ、何か手ごろな賞金付きは出てないか?」

平民地区の冒険者ギルド、そのカウンターで受付嬢にそう問いかける。
世間を賑わせる血の旅団のメンツならばそれなりの賞金額が付いてはいるが、アスピダから出てこない連中を狩るのは無理に近く。
ならばと他の賞金首をギルドで問うも返事は良い物ではなく。

曰く賞金が付く前に魔獣や山賊でも狩られているという事。
それを聞けば肩を落とすしかなく。

「なら適当な討伐当たりはないか?なんでもいい」

それならばと方向性を変えて討伐なら何でもいいと告げる。
報酬は安くとも戦えば鍛錬になるのだから、それを目的にどんなのでも良いぞと告げて、依頼を探しに向かう受付嬢を見送る。

クリストフ > そうしてしばらく待ち、近場の討伐を戻ってきた受付嬢に提示される。
数体の妖魔が相手らしいがないよりはまし。
そう考えてはそれを引き受けギルドを後にする。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からクリストフさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にタン・フィールさんが現れました。
タン・フィール > 「んー……このお花、なんて種類だろ…?あんまりこの辺じゃみかけないけど、
―――おくすりになるのかな?」

王都の路地にひっそりと咲いた蛍光色の小さな花を見かけたのは、つややかな黒髪に長いまつ毛の赤い目をくりくり興味深そうに動かす、裸身に桃色シャツ一枚羽織っただけという格好の小さな薬師の少年。

自分の素材知識のデータベースにひっかからないその花に興味を惹かれた幼子は、かがみ込んでその花の観察にのめりこむ。
何度か触れてみてその感触を楽しみ、同時に痒みを呼び起こす成分や生態ではないことを薬師として確認し、
しゃがみこむ態勢からさらに低く、四つん這いになってすんすんと匂いを嗅いでみる。
刺激臭や悪臭の類は感じられず、花らしい清涼感あふれる香りが漂い、香気成分にも特に薬効や毒の作用は無さそうに感じる。

傍目から見てみれば、小さな子供――一見すると少女のようにも見える姿の幼子が、
子猫の真似でもしているかのように四つん這いになって桃色シャツの裾から可愛らしい白いお尻を突き出し丸出しにして花と向き合う光景。
そのようなとんでもない体勢・格好になっていると思いもしないで、んーーーっと伸びをするように腰をくねらせ夢中で花の匂いに酔い痴れつつ、
頭の中では慎重に薬効に繋がりそうな情報を拾っていく小さな薬師。