2023/09/01 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にジーゴさんが現れました。
ジーゴ > 平民街の冒険者ギルド。
朝というには遅く、昼というには少し早い時間に
依頼の紙がたくさん貼られている掲示板を見上げている少年。
低レベルでも受けられる仕事が貼られているあたり。

「ドブ……さ?さ、さらい」
朝一番よりは幾分貼られている依頼も減っているけれど、
一つ一つ指でなぞりながら読み上げていく。
街の外に出ず、荒っぽくない仕事、つまり冒険者の仕事というよりも
お手伝い、に近いような仕事しかできないから、なんでも受けられるというわけではない。

「さが、さ…さがしもの…?」
1つ1つ音読しているから、かなりの時間がかかっている。

ジーゴ > 「ね…ねこ…ねこ…ねこ…いぬ…い…いぬ…いぬ」
依頼が書かれた紙を指でなぞりながら、猫、犬言い始めたのは
彼がペット探しを異様に得意としているからだ。

本人曰く、『その辺のいぬかねこに聞けばすぐわかるくない?』とのこと。
真偽の程は定かではないが、ペット探しが得意なのは確か。
ペット探しの仕事があればそれを見つけたい、としているところだ。

ジーゴ > 「なかった…」
その掲示板に貼られている全ての紙切れに目を通したが、
どうやら犬や猫を探して欲しいという依頼はなかったらしい。
獣耳がへにゃりと落胆を示している。
もっと、いろいろな依頼を一人でこなせるようになったり、街の外の依頼も受けられるようになれば良いのだけれど。

「うーん」
掲示板の前で小さく声を漏らし、他の場所に仕事を探しに行こうと、
ギルドから出ていく。
果たして今日は仕事にありつけるだろうか。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からジーゴさんが去りました。