2023/08/31 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にロゼさんが現れました。
ロゼ > 一緒に飲んだ男と酒場の宿で一晩を共にする。
女にとってそれはなんら珍しい出来事ではない。
昨晩もまたいつものように、"負ければ一晩"の勝負に惜しくも敗れ、泥酔のまま肩に担がれ一室に運ばれた。

女がようやく目覚めたのは、翌日の晩のこと。
気怠い体を布団の中で丸め、往生際悪くそれでもまだ怠眠をむさぼっていたのだとか。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からロゼさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区/神殿図書館」にヴァンさんが現れました。
ヴァン > 今日の図書館は少し騒々しい。
休暇の最終日なのか、学生たちが数人で集まって何やらやっている。――おおかた宿題だろう。
他の利用者に迷惑をかけない程度の声なので特に注意もせず、男は黙々と仕事に励む。

男も若い頃は教育機関に通っていた。新兵訓練所、といった方が適切といえる。
粗野な男達が集団生活を営む場所。学生の彼等が満喫しているであろう青春とか、そういったものとは無縁だった。
彼等に対して若干の羨望がないとは言わない。とはいえ、詮無いことだ。
彼等が困っていたら快く手伝うことにしよう――といっても、本の在処を伝えることぐらいだが。

ヴァン > 書架に本を戻し終わり、台車をカウンターまで押し始める。
時折呼び止められては館内の案内をして――。

ご案内:「王都マグメール 平民地区/神殿図書館」からヴァンさんが去りました。