2023/08/14 のログ
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にシロナさんが現れました。
シロナ > 学校がお休みの日もある。
 そう言う訳で、シロナは街中をぶらりぶらぶらと歩いていた。
 片手には、その辺の屋台で買ったアイスを持って、冷たいミルクアイスをペロリペロリ。
 この暑さで解けてしまわぬように、一寸急ぎで舐めながら、深紅の瞳で街のお店を眺める。
 一応商会の娘であり、お嬢様だけど……こういう風にぶらぶら買い食いして歩くのは好きだ。
 トゥルネソル商会は、大きな店だけど、何でもあるわけでは無い、手作りの物とかに関しては、店を回った方が良いのだ。

「あ、あのリボン可愛いな。レース、ひらひらしてて。」

 服飾の中、装飾品のお店、白いレースであしらわれた、ピンクのリボン、甘ロリと呼ばれるタイプの作りのそれ。
 妹とかが付ければ、映えるんだろうなぁ、と思い、ウインドウに飾られている綺麗なリボンを眺める。
 買うかどうかに関しては、本人が居る時に本人と見ながら買うのが好きなので、今度案内してみようかな、と思う程度。
 そんなこんな、お休みの日は、戦士ギルドに居るか、街中をぶらぶらするかが多いシロナ。

 今日は、後者であった。
 一人で歩いてもつまらないので、興味湧いた人に声をかけて、一緒に遊ぶつもりも、有る。

シロナ > 白いミルクアイス、バニラ、とも言うのだけどもとても、シンプルだ。
 甘くて、ほんのり乳の匂いがして、シロナはこのアイスが大好きである、興味が湧いて偶に違うのに浮気しても、最終的にこれに戻る。
 紅い舌で、ちろりと、アイスを舐めとり、涼を得ながらのウインドショッピング、妹に似合う可愛らしい、アクセサリーを見て。
 ふと思う。

「クロナは、どうなんだろ……?」

 姉がいないときは、こっそり呼び捨てなのは、まあ双子だから。実際どっちが先とかは無いのだと思う。
 ただ、クロナが長女と言うのだし、それで良いか、と思っているのもあるから。
 シロナは別にクロナが嫌いなわけでは無く、寧ろ大好きだ、だから、妹でも、姉でも、気にしないのだ。
 思考が逸れた。
 こう、くーるびゅーちーを目指す無表情アンドダウナー系ヒロインな、姉。
 基本的には、淫魔なので、肌を見せるような服装が多い。
 ただ、姉は白い肌で黒い髪の毛、紅い瞳のお人形さんタイプだ、だからこそ、可愛い服が似合うのだ。
 そう、お人形さんのような!と、全力で云えるような、可愛い子なのだ。

 服の好みに関しては、まあ兎も角、着せたいという欲求はある。
 着てくれるかどうか、が問題だ。
 すぐ下の異母妹フィリも、余り可愛い服とかは、こう、逃げてしまう様な、恥ずかし狩りな所がある。
 なので、それがあるよなー。と。
 例えば着せても破ってしまうかもなーと。野生の叔母を思い出して、流石に其処迄じゃないと信じてるけど。

「……可愛い子を、着飾らせたい。」

 悪い病気が、始まった。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」にリネアさんが現れました。
リネア > 珍しく平民地区をぶらぶらと歩いている。
特に目的もない、ただの気まぐれだがちょっと後悔していた。

「……暑い」

夏なので当然暑い。
これなら家で冷たい飲み物でも飲んで涼んでいればよかった。
やっぱり帰ろうかと思っていた矢先。

「あ……あの子確か」

以前学園で出会った面白い子が視界に移って。
後ろからこっそり近づいて。

「……何してるの?」

ビックリさせようと耳元にそっと囁くように。
息がかかるほど近くで、ちょっと汗ばんだ肌が触れ合うだろうか。

シロナ > シロナは、思考をぼうっとしていても、其処はドラゴンだ、普通の人間よりも敏感な感覚を持っている。
 まあ、ケダモノの叔母程では無いにしろ、それでも、近づいてくる人物の気配を、他の人間の中から探り当てる程度何とでもない。
 ピットりと、張り付いてくる彼女、背中に触れる柔らかな乳房に、甘い汗の臭い。

「んーとね、可愛い物を見てるの。
 ほら、可愛い女の子を可愛い服で着飾らせるって、良いと思わない?」

 自分の趣味を全開に、それを言いながらもゆっくり、首を少し回して近くにある顔に、紅い瞳で流し目を贈りつつ返答。
 桜色の唇は、にっこりと吊り上がっている。
 彼女の肌の熱を感じながら、ペロリ、と自分の舐めていたアイスクリームを、融け掛けてきているそれを彼女の口元へ。
 舐めて良いよ、と。

「こんにちは、リネア。
 残念、だな。孕んでなかったんだね?」

 前回、自分がやったように、脅かすような後ろからの声掛け。
 悪戯心に楽しそうに笑いながらも、前回出会ったときの激しい行為を思い出しつつ。
 孕ませるつもりで、何度も種付けしたけど、彼女の精霊の要因なのだろう孕んでいない事に、心からの無念。
 ふふ、と笑いながら、彼女の方に振り向きなおそうか。
 久しぶりに見る彼女の様子を、何を求めているのか、確認するかのように。

リネア > よほど鋭いのか自分なりに気配は消したつもりだが普通に反応されたのでびっくり半分がっかり半分。
アイスクリームをぺろりと一口舐める。

「……これ、間接キス、かな?可愛いもの好きなの?」

美少女なのは確かだがかわいいというよりカッコいいといった印象の強いシロナがかわいいもの好きなのはギャップがあって可愛いな、と思いつつ。
後ろから優しく抱きしめようと。

「うん、私も残念……シロナの子供、孕みたかった」

孕みたかったのは本心。
こんなかわいい子の子供なら孕みたかった、精霊さんはきっともっと仲良くなってから、ということなんだろう。
思ったよりその辺はお固い精霊さんだ。

「だから今日はお詫びに……ここに可愛い女の子がいるよ、貴族の可愛い女の子を着せ替え人形にしてみない?」

だからもっと仲良くなろう。
その為にはデートだ、そう思ってシロナの顔を見てニコリとほほ笑んで。

シロナ > 「あは、間接キス、だね。
 でも、直接キスだって、するんだし、良いんじゃないかな?」

 ね?と、軽くウインクしながらも、その後の質問に対して、頬をポリポリ掻いてみせる。

「ちょっと、恥ずかしいんだけどね。アタシは、余り可愛くないし、さ。 
 家の妹やお姉様は、可愛い人が多いから、着せ替えたりしたくなるんだ。
 確かに、可愛い物が好きなのは、好きだよ。」

 だって、可愛い女の子を抱きしめるのは、とても気持ちいいよね?なんて、甘く笑って。
 後ろから抱き着いてくる彼女の頭をよしよし、と撫でて見せた。

「あらま意外だけど嬉しいな。
 でも……そうだね、アタシと一緒になると、苦労するよ?
 浮気性、だし?」

 そう、精霊の判断は、護りは正しいのだろう。
 シロナは、母親譲りの多淫多情、一人だけに、と言うのは難しいし、既にそう言う関係もいる。
 其れでも良いのなら、本気で、精霊さん事貰っちゃうよ、と。

「自分でそれ言っちゃう?
 実際可愛いから、良いんだけどさ。

 ―――着せ替え人形で、良いの?」

 紅い瞳を細めて、彼女に問いかける。
 その意味に関しては、彼女なら、判るはずだ。

リネア > 「関節キスは間接キス、直接キスとは違うんだよ」

ポリポリ掻いた頬にキス。
撫でられればうれしそうに頬を寄せ合って。

「シロナは可愛いというよりカッコいいけど、私そんなシロナのこと好き、力強くて、カッコいい……抱きしめられても好き」

力強くて可愛い、そんなシロナが気に入っているのか。
今度は正面に回って抱きしめて。

「いいよ、シロナは貴族に縛られる必要ないよ、私の子なら家の跡取りとして育てるから時々顔を見せてくれればいいかな、私もシロナ以外の子、産まないなんて言えないし……私、エッチな子だから」

浮気性でもそこは気にしない、自分だって後継者をいっぱい産まないといけない立場、第2、第3婚約者だってできないとは断言できない。
問いかけられれば目を細めて。

「着せ替え人形で不満なら好きにしていいよ、セックス人形でも孕み人形でも」

シロナが望むならそれでもいい。
そう思って抱きしめたまま見つめて。

シロナ > 「確かに、ね?直接した方が、アタシとしては幸福になれるし、ね。」

 ちゅ、と言う音と、頬に触れる柔らかな刺激。
 優しく彼女の頭を撫でまわして。

「ありがと、アタシは、アタシだから、ね。
 だから、可愛い人を愛でるのが大好きなんだ。
 アタシも可愛いリネアは大好き、だよ。」

 抱きしめる彼女の額に、ちゅ、と額にキスを落として見せる。
 少しばかり強めに抱き締めて、甘く笑って、可愛いよ、リネア、と囁く。

「あは、覚悟決まってる、ね。
 じゃあ、もう一つ、之がOKならば、アタシは、もう、止まらないからね。

 アタシは、もう、伴侶は居るよ?
 だから、リネアが、一番じゃないの。でも、貴女を愛すると決めたら、全力で愛するわ。」

 自分もそうだから、彼女を縛る積りもない。
 つまり、彼女が他に恋人を作ろうとも、それに干渉はしない。
 其の上で、本気で愛し合う積りだ、と。

「着せ替え人形は兎も角ね。
 セックス人形や、孕み人形は要らない。
 セックスや、妊娠は、お互いの感情をぶつけ合って、求めあって、作り合う物だから。

 リネア。
 アタシは、貴女を孕ませたいわ。」

 抱きしめられて。
 抱きしめ返して。
 唇をそっと触れるように、キスを返して。

「貴方は、如何する?」

 じっと、その目を見つめ返して、問いかける。

リネア > 「シロナも、カッコいいけど可愛いよ……はう」

可愛い、と囁かれれば照れて顔を赤くして。
伴侶がいると言われても表情は変わらず。

「愛してくれるならそれでいい、本気で愛してくれるんだよね?シロナが本気ならそれでいいの、私も本気で愛するから」

自分と同じぐらいの年なのに愛するということにこんなに本気で、真剣になっている。
ますます惚れた、この子の子供を孕んだらきっと後継者としても文句はないだろう。
抱きしめ返されて返されたキスにちょっとだけ舌を入れて。

「んっ……シロナの子を孕みたい、頑張って孕むから、頑張って孕ませて、今度は精霊さんも許してくれるよ」

今度は許してくれる、直感がそう囁き。
自分でもわかるほどに子宮が疼いて。

「孕むまで止まっちゃだめだよ♡」

シロナ > 「もう、其処迄覚悟が決まっているなら。リネア、貴女を貰うわ?」

 真剣な表情、彼女は自分よりも沢山生きているから、判断能力も、ある。
 自分の状況を聞いても、それでもと言ってくれる嬉しさ。
 愛おしさが伝わってくる、自分を求めてくれることが、判っている。
 触れる唇、挿入される舌を、愛撫する様に触れる。

「リネア、じゃあ、行こうか。」

 彼女の腰に手を回して、自分の隣に抱き寄せる。
 もう、之からこの女は、自分の物だ、と見せつけるように。
 さてと、と真紅の瞳は、周囲を見回した。

「どこが、良い?」

 その辺の草むらでも良い、ホテルでも良い。
 家に戻るのもありだ。
 彼女と交わりたいという欲が強くなってくる。
 彼女の性欲に引き寄せられるのもある。

リネア > 「シロナに貰われちゃった」

腰に手を回され所有物の様に。
どこがいいかと聞かれれば。

「この近くに素敵なホテルがある、そこでしよ♡すぐしよう♡」

シロナの匂いだけでも興奮して今すぐにも交わりたい欲を押さえながらホテルへと2人で向かって。

ご案内:「王都マグメール 平民地区」からシロナさんが去りました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からリネアさんが去りました。