王都マグメール内の平民地区。
その名の通り「平民」が多く生活する。
王都内でも特ににぎわう場所であり、大通り、広場、路地裏、宿、酒場、冒険者ギルド、奴隷市場、衛兵詰所などの様々な施設や商店が存在している。
多くの種族、身分の人間が往来する場所である。治安も比較的良い方である。
しかし、それが絶対というわけではない。
濡れ衣を着せられた平民や貴族、王族、囚われた捕虜などが広場で晒し者にされたり、下手に路地裏に入れば襲われることもある。
腐敗した衛兵や役人の罠にかけられることもあるかもしれない。
平民地区と言えど、いまや様々な危険が潜んでいる。
※平民地区の設定にあう範囲で、色々な場所、シチュエーションなどを考えてお遊びください。
なお、ご自身で考えられた施設などとして遊んでくださっても構いません。
参加者(0):ROM(1)
Time:02:29:00 更新
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からシャルティアさんが去りました。
■シャルティア > 「ごちそーさま、おじさん。 またね!」
革袋を返してもらって、椅子からぴょいっと飛び降りる。
元気よく店主に挨拶して手をふって、そのまま店の外へととびだしていって
■シャルティア > 人懐っこく、愛想はいい。
目があってしばらく見られてると、少年のほうから手を振って見せたりする。
なので奇異に見てる側がむしろ視線を外す始末だ。
少年からしたら遊んでくれる、かまってくれる、おしゃべりしてくれる相手がいないので、視線をはずされると「ぷー」とほっぺたを膨らますことになるのだが
とはいえ、ここのご飯は美味しいし、マスターのおじさんもいいひとだ。椅子の上で地面にとどかぬ足をぷらぷらさせながら、ぶどうジュースを美味しそうに飲んでいる
■シャルティア > 「おじちゃん、おかわり♪ こんどはちゃんとお金はらうね♪」
と、ぶどうジュースのおかわりを所望。 ニコニコと人懐っこく明るい少年は、ぶどうジュースのおかわりを持ってきた店主にありがとー♪と笑顔を見せる。 とても人懐っこい子供らしい。
客もそれなりに入ってきて、先客の小さな少年をすこし物珍しそうに見ながらも客たちは昼食を頼み、昼から酒を飲む人もいる始末。
少年はニコニコとした表情でそんな酒場をみながら、ぶどうジュースをんく、んく、と飲んでいる
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にシャルティアさんが現れました。
■シャルティア > 「おじちゃん、これ美味しいね。もういっこ頂戴♪」
少年の言葉に、カウンター越しにおじちゃんと呼ばれた店主は目をすこしだけ開く。
クラブハウスサンドに野菜サラダ、チキンのソテーに牛ステーキ
最初、小さな少年が一人で店に入ってきたときには子連れの客が来たのかと思ったがそうでもないらしい。
――ごはんをたべにきた♪
人懐っこい笑顔でそういった少年は店主に銀貨がかなりはいった革袋をそのまま渡して、計算ができないから料金分だけとってほしい、と言ってきた。
料金を払うのなら客だが革袋ごと渡すあたり警戒心とかそういったものもない
しかし、少年はむしゃむしゃもぐもぐと美味しそうに――ただし成人の大食いのように平らげて、さらにおかわりを要求する。
もともとが寡黙な店主は小さく頷いて、チキンソテーを準備し始める。じゅうじゅうと香ばしい香りのするソテーを少年にさしだすと、少年は少々お行儀がなってないフォークとナイフの使い方だがチキンソテーをばくばくと平らげていく
「おいしー♪ おじちゃんはお料理上手なんだね、すごいね♪」
人懐っこく少年が店主を褒めるが、店主は黙ったまま空いた皿をさげていく。「これはおまけだ」と何人分ものメニューをたのんだ乗客にぶどうジュースを出すあたり店主も気分は悪くないらしい。
「いいの?ありがとー♪」
木のコップを両手にもって、んくんくとぶどうジュースを飲み干す。 店主はその間にカウンターの奥へとひっこんでいって。
まだ客はほとんどいない。 とはいえ正午前なのでもうそろそろ客でごった返すとこだろう
ご案内:「平民地区 食堂 兼 宿」にシャルティアさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からオウルさんが去りました。
■オウル > あくびを噛み締める。
今夜は珍しく【ギルド】の仕事もない。
冒険者ギルドの方の仕事もなければ、ラジエル学院の課題も特になく、珍しく暇を持て余している。
――…まあ持て余しているのは『それ』だけではないけども。
口の中で転がしている試作品の薄荷飴を舌ベロで舐り、すぅっと喉に鼻腔に特有の香りが走る、それだけが眠気から意識を遠ざけてくれる。
別に寝てもいいんだ。
寝てもいいんだけど、偶には暇を堪能したい。
べ、別にこんな時に一緒にバカができる友達がいないとかではない。
あと今夜はちゃんと滞在できる安宿があるので、こうして人気がまばらな平民地区の通りを余裕をもって散歩ができる。
何か温かい飲み物を飲みながらだと最高だったが、今夜はもう開いているお店はお酒を売っているようなお店しかなく、仕方なくそれは諦めるとして……。
「あー……空が、綺麗、だなー…なんて。」
眼帯下の異形の瞳も裸眼の人間の瞳も細めて、夜空を見上げては小さくつぶやくのだった。
こうして今宵もゆっくりとした時間を過ごす。
どうせ明日からは忙しくなるのだとため息を吐きながら。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にオウルさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からゲルバさんが去りました。
■ゲルバ > 「……へへ、ま、女は幾らでもいるわい」
結局、掃除が済むまで隙のありそうな女を見つけられなかった小男は、そううそぶいてギルドの奥へと引っ込んでいくのだった。
■ゲルバ > 「んーふふふ」
冒険者ギルド。武装した男女が依頼の貼られた掲示板の前に集まり、あるいは素朴な丸テーブルなどを囲んでパートナーを探す活気あふれる場所にて、1人の太った小男が上機嫌で部屋の隅っこを掃き清めていた。黒いフードの下から、小ずるげな細目で冒険者たちを、特に女の冒険者たちを眺める。
「くふふ……よく見りゃあ、良い女が揃ってるじゃないか」
鍛えられた身体を鎧に包んだ健康的な美女たちを値踏みするゲルバ。勿論、この男に美しい女冒険者をモノにする魅力はない。あるのはただ、奴隷市場都市バフートで仕入れた、効果自体が胡散臭い、女を堕とす為の薬。
前の職場で思わぬ「土産物」を手に入れた男は、己の犠牲者を求め、身よりが少ないであろう女冒険者を狙い、ギルドで雑役夫の仕事を手に入れたのだった。勿論、就職手段も真っ当ではない。認識阻害能力を使い、雇い主を欺いた結果である。このゲルバという男は、何から何までマトモではないのだ。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」にゲルバさんが現れました。
ご案内:「王都マグメール 平民地区」からリーさんが去りました。