2023/04/14 のログ
ご案内:「ある貴族の邸宅(過激描写注意)」にベルナデッタさんが現れました。
ベルナデッタ > 王国の中でも治安がよく、貴族達が華やかな生活を営む王都の富裕地区。
しかし、この日はその一角がいつになく剣呑な雰囲気に包まれていた。
そこに建つ豪勢な貴族の屋敷の一つを、完全武装の騎士や衛兵達が包囲する。
騎士たちの殆どはノーシス主教の為に働く聖騎士であり、
そして、屋敷の門の前には、彼らを指揮する異端審問官の姿があった。

「…では、行きましょうか皆さん。突入」

ベルナデッタが剣を振り上げると、騎士達も槍や剣を構える。
そして、門を蹴破った彼女に続いて次々屋敷に踏み込んでいく。
この館の主が魔族と繋がっている証拠を掴んだベルナデッタは、
手早く戦力を集めると間髪入れずに踏み込んだのだ。
あるいは、この館の主人自体が擬態した魔族かもしれない。そうなれば十中八九戦闘になる。

「この館から誰一人逃がさないように」

近くにいた聖騎士に耳打ちした後、館の主人を探しにベルナデッタは屋敷の奥に踏み込んでいく。