2022/12/27 のログ
ご案内:「k郊外の屋敷(過激描写注意)」にスーザンさんが現れました。
ご案内:「k郊外の屋敷(過激描写注意)」にウルリーケさんが現れました。
スーザン > ギルドに持ち込まれた仕事で、依頼人の裏が取れない仕事は職員が裏を取りに行く事もある。
元冒険者や腕に覚えのある職員は当然ながらそれらの仕事に就くことも多い。

今回もそんな仕事の一環だった。
王都郊外にあるとある屋敷に住み着いた淫魔の駆除。
金額的にも安いものなので、多分下級淫魔だろう。
そう判断したため、元々こういう仕事に向いているスーザンに白羽の矢が立ったというわけだった。

「本来は、ギルドの依頼として出すものだけど……ちょっときな臭いのよね」

屋敷の前に立って屋敷を見上げ、つぶやいた一言。
依頼書の色々な所に矛盾があるというか、そもそも依頼をしたこともないだろうというような相手が作ったもの。
普通、職員がサポートに入るものだから、なんだかんだできちんとした書式になるはずが、その辺りもめちゃくちゃ。
ましてや、絡んでいるのが淫魔ともあれば、一般職員が魅了されて作った、罠の依頼になっているのかもしれない。

その辺りまで考えて、依頼人の裏を取るのではなくて、最初から討伐に来た、と言うわけだった。

その後、屋敷の中に入り、一部屋一部屋クリアリングしていったのだが、今のところ特に異常は見受けられなかった。
が、2階に上がってきたら気配が変わる。

あらかじめ手に入っている情報通りならば、このまま寝室が一直線に4部屋程繋がっている造り。
性に溺れた貴族が作りがちな、どの部屋でもセックスができるようにとの、淫らな配慮がされた造り。

「……これは間違いなくいるわね。とはいえ、そこまでの相手ではない、か」

そう呟けば、一部屋目の扉を開いた。

淫魔達 > スーザンの予想通り、一部屋目から早速、淫魔が待ち構えていた。
ベッドに腰掛けていたのは、彼女より10は歳若い見た目をした、ブロンドロングヘアーの女。
その背中からは翼が、頭には角が生えており淫魔であることを隠そうともしない。
そして、淫魔の常としてスーザンも情欲をそそられるような肉感的な身体つきをしていた。

「フフフ……来たわね、狙い通り」

淫魔がニヤリと笑うと、スーザンの背後の扉がバタンと閉まる。
結界による封鎖までかけられたようで、ドアや壁にそれを示す魔法陣が浮かぶ。
そして…周囲の暗がりから、下級淫魔が次々と現れる。
全員が既に全裸であり、嗜虐的な笑みと舌なめずりをスーザンに向けていた。

「元エクソシストだろうと…この人数には勝てないでしょう?」

ブロンドの女も立ち上がり、スーザンに向かってくる。
そして、淫魔達は一斉にスーザンの服を、装備を脱がしにかかる。
もし剣で応戦しようとしても、それは不思議な力で彼女らを傷つけることなく弾かれてしまうだろう。
まるで、上級淫魔を相手にしている時のように…。

スーザン > 罠を予測していたため、そこまで驚くことではなかったが、数が現れると内心少し焦りを感じた。
武器を振るうがそれを弾かれた時、よりまずいことになったと認識していた。
だが、それを悟られては相手に有利になるばかり。
なので、脱がしにかかられるのをそのまま受け入れつつ、手近な相手に手を伸ばす。

「まぁ、この程度の人数で何とか出来ると思われたのは心外だけれど……いいわ、相手になってあげる。」

そんな言葉を向ければ、同時に3人までを相手にするように体制を細かく巧みに入れ替えていく。
あまり悠長にもやっていられないので、いつものように相手の弱点を探るのではなく、最初から強い性感帯を巧みに刺激して、早いうちに高みへと追いやって行こうと。
下級淫魔相手ならば十分に通用するであろう戦法だろう。
とはいえ、スーザンの能力的に、2回イかせないと浄化できない。
この部分で自分にどれだけのダメージが来るか。
そこが計算できない部分だった。

淫魔達 > 「人間風情が…調子に乗ってるんじゃないわよ!」

淫魔達は服を脱がせると、数の力でスーザンを壁際に押し付け、そのまま犯しにかかる。
それはスーザンの狙い通り、背後からの攻めを封じ相手にする人数を限定する位置取りであったが淫魔達は気付いていない。
両隣から二人の淫魔がスーザンの褐色肌にしゃぶりつき、正面に立ったのはあのブロンドの淫魔であった。

「フフ…吸い尽くしてあげるわ。覚悟しなさい?」

そう言ってブロンドの淫魔はスーザンに口付け、胸同士を擦り合わせ始める。
だが、スーザンに巧みに舌を絡め返され、乳首を捏ね返されれば身体をびくりと震わせてしまう。

「んぅ…!?」

そして早くもブロンドの淫魔の股からはとろりと愛液が零れてくるだろう。
だが、スーザンの方も彼女らと身体を重ね気付いたはずだ。
彼女らからは、かつて屠ったはずのあの上級淫魔の匂いがする…。

スーザン > 「数を頼みに調子に乗っているのはどちらかしら?」

余裕の様子を見せながら、壁に押し付けられる。
狙い通りの体勢になれば、まだ十分に対応できると考えて。

相手に責めさせて、責め返していく。
相手の技量の更に上、彼女たちにしてみれば、上級淫魔の主との交合をされているのと同じくらいの技量を一気に向けていく。

ブロンドの淫魔から性感の声と愛液の感触を感じれば、抱き寄せて首筋に舌を這わせながら、乳首と乳首を重ねて刺激し合い、
秘所を指でこね回して一気に高めていこうとする。

その最中、首筋に寄せた顔に感じるのは微かな香り。
記憶によみがえるのは先日の死闘。
一歩間違えれば、自分がやられていたかもしれない強敵の香り。
だが、彼女は自分が間違いなく屠ったはず。

「……まだまだ残党がいたとはね。」

ぽつり、そう呟けば、ブロンドの淫魔を一度絶頂へと追いやろうと責めを強くした。

淫魔達 > 「ひぅ!はぁっ!?な、なによこれぇ♡♡♡」

スーザンの巧みすぎる攻めに驚きと困惑の色を見せながら喘ぐブロンドの淫魔。
周囲の淫魔も、驚きの顔をスーザンに向けている。
同時に攻めに来た両脇の二人に至ってはその手が止まってしまっているほどで。

「ひぎっ!い、イグゥゥゥゥ!!!」

ほどなく、ブロンドの淫魔は潮を吹き散らしはしたなく絶頂する。
腰の砕けた女体がスーザンにしなだれかかる。
彼女自身の女の匂いに混じり、より濃厚にかつての強敵の香りがするだろう。

「ぐ…この…ま、まぐれよまぐれぇ♡」

ブロンドの淫魔は余韻に浸ることもなく、荒い息を吐きながら再度スーザンを攻め返そうとする。
だが、彼女を再度絶頂させ屠るのはスーザンにとっては容易いことだろう。

スーザン > 「だから、調子に乗っているのは貴女の方だと言ったのよ!」

一度イかせるのは然程難しくなかった。
そして、一度イかせてしまえば二度目はもっと簡単なのだ。
今一度、イかせて、絶頂死させようとしつつも、『彼女』を思い起こさせる香りが気持ちをざわめかせる。

そのせいで、集中力が乱される。
1人、2人と倒してはいくものの、まとわりついてくる『彼女』の香り。
結局、下級淫魔たちには遅れは取らなかったものの、
『彼女』の香りに発情した体を少し持て余して壁に背を預けて暫し立ち尽くしていた。
聖別の魔力もだいぶ使ってしまっていて。

「……これで、おわり……よね?」

ぽつりとつぶやいた言葉は、不安を押し隠すためのもので、同時に、己が脳裏に浮かんだ、まだ体に刻み込まれた死闘の痕を振り払おうとするかのようだった。

淫魔達 > 「んぁぁぁぁ!!い、ヤダッ!しにだぐな…ひぎゅうううううう♡♡♡♡」

ほどなく、二度目の、そして最期の絶頂を迎え、壊れた蛇口のように潮をまき散らしながら浄化されるブロンドの淫魔。
角は砕け散り、アヘ顔を晒しながら床に倒れ込み、少しの痙攣の後動かなくなる。
それを見た他の下級淫魔は少し動揺していたものの、
スーザンの傍らにいた一人が気を取り直してスーザンの正面に移動し、
更には後ろにいた淫魔がブロンドの女の亡骸を踏みつけながらスーザンの傍らに寄りかかる。

「ふん、アイツは油断していただけ…次の相手は私よ!」

下級淫魔にとって、淫魔同士の情など薄いもの。
逆に、己の精力の取り分が増えたとまで思う始末。
だが、その後も一人、また一人とスーザンの手で絶頂浄化されていき、そして…。

「やだやだやだ!ゆるじでぇぇぇぇぇ!!!イグウウウウウウ♡♡♡♡」

もはや戦意を失い、バックから攻められていた最後の下級淫魔が絶頂し、
スーザンの前に倒れ伏して絶命する。
彼女の周りの床は、淫魔達の女体で埋め尽くされ、潮が水溜まりを作っていた。
ようやく訪れた静寂に、スーザンの荒い息だけが部屋に響く。
だが……。

「フン、やっぱりアイツらだけで倒すのは無理みたいね?」

聞き覚えのある声と共に、部屋の中央に開くポータル。
その中から下級淫魔を引き連れ現れたのは、スーザンが倒したと思っていた淫魔の王女の姿であった…。

スーザン > 静寂になり、一息ついた所で響く声。
その声の主はこの戦闘中ずっと思っていたからこそすぐに察知できた。

「……ウルリーケ。殺したはずなのに。」

ぽつり、つぶやいた言葉。
あの手ごたえは間違いなく倒したはずだった。
その感触に間違いはない。
だが……ポータルが開き、目の当たりにすれば、生きていたと理解せざるを得なかった。

淫魔王女の香りの毒は、まだ抜けきっていない状況だった。
そして、スーザン自身、認識できていなかったが、あのバトルの快楽が忘れられず、そして、自分好みの芳香を発していたからこそ、
体はどこかで彼女を求めていたのかもしれない。

だが、目の前に現れたのは敵。
今一度、構えを取ろうとしたが、ウルリーケには気づけるかもしれない。
先程の下級淫魔との戦闘ではそこまで反応していなかったスーザンの秘所から愛液がにじんできたことに。

ウルリーケ > 「主教のエクソシストも詰めが甘いのね…スーザン・レイセル」

ウルリーケは笑みを浮かべながらスーザンの元に歩み寄る。
彼女がスーザンについて調べ上げたであろうことは、名前を知っていることから分かる。
今の彼女に、油断は無い。

「私からのプレゼントはどうだったかしら?
ふふ、やっぱりあの力を使うと消耗するみたいねぇ?」

服を脱ぎ、スーザンが最初に屠ったブロンドの淫魔の亡骸の乳房を踏みつけ感触を楽しみながら、ウルリーケは言う。
己の計画の為なら下級淫魔の命など何人でも使い捨てる、冷酷な魔族の姿であった。

「それに…私の香りも気に入ったみたいね?」

そこから一息でスーザンの懐に踏み込むと、彼女の秘所を一撫でし、
その愛液を指先で絡め取りながらそう語る。
そして、顔を寄せ、間近で吐息を吹きかける。

「上級淫魔の私にあんな事をした罪、死より無様な敗北で償ってもらうわよ?」

そして、スーザンの手を取ると床へ、下級淫魔達の亡骸の上へと引き倒す。
未だにウルリーケの香りを発する柔らかな女体の山に、スーザンは倒れ込んでしまうだろう。

スーザン > 油断してくれているくらいでちょうどよかった相手だ。
同じ調子でいてくれれば……などと言う淡い期待はすぐに打ち砕かれる。
浮かべていた笑みも、高慢で全てを見下すものではなく、
怜悧に、確実に獲物をしとめる事をもくろんだものだ。
自分の力についても調べていて、そして……自分の一番の弱点である部分も気づかれていた。

「相変わらず、つまらない手を使おうとするのね。
前も言ったけれど、最初から自分が出てきなさいな。」

内心の恐れを隠しながら、あの日のように挑発めいた言葉をむける。
そうしていた所で、懐に踏み込まれる。

「なっ……ぁ……」

秘所を一撫でされた時、つい漏れる声。
そして、先程の淫魔たちとは違った濃密な、ウルリーケの香りに一瞬、瞳が蕩ける隙が出来た。
そこを引き倒されて、意識が戻る。
頭を強く振って、惑わされるなと自分に言い聞かせながら

「さぁ、それはどうかしら?もう一度無様な敗北を覚えるのは貴女のほうじゃなくって?」

倒れこんだ先からもウルリーケの香り。
疲労した精神を苛んでくる。

ウルリーケ > 「あら、せっかくいっぱい女を抱ける機会を用意してあげたのに、辛辣ね…。
真打というのは、後から優雅に出てくるものよ?」

下級淫魔達の亡骸を肉布団とし、スーザンの上にのしかかるウルリーケ。
身体を擦り付けながら、彼女の頬を両手で包み、ゆっくり唇を近づけ口付けを始める。

「んっ……」

それはあの日味わった、下級淫魔の何倍も巧みな舌遣い。
だがそれだけでなく、ウルリーケは積極的に吐息を、スーザンの口内に吹き込んでくる。
……邪悪な魔力を、共に乗せながら。

「んっ…ちゅ……」

そしてその手も、スーザンを愛撫しはじめる。
だが、その指先から邪な力が流れ込んでくるのを、スーザンは快楽と共に感じるだろう。
十全な状態であれば防げたであろうが、今のスーザンに防ぐ力は無い。

スーザン > 「いい女ならいくらでも抱きたいけどね。あんな三下レベルをいくら並べられたって、食指も動きはしないわ。」

軽口めかして言葉を向けたが、状況は悪化していくばかりだ。
全身を包み込むウルリーケの香り。
それを強く吸い込むことで、瞳の光が明滅する。

だめだ、流されては、だめだ。
自分に言い聞かせ、重なる唇に対抗しようと舌を返していくものの
吹き込まれる吐息、濃厚な彼女の香りにくらくらしてくる。

「んちゅ……ちゅぴ……」

向けられる愛撫に対抗するように返してく愛撫。
指先から流れ込む邪な力に対抗するように精神力を振り絞る。
だが、じわりじわりとむしばんでくるのが分かる。

ウルリーケには、思った以上に抵抗しているのが分かるだろう。
けれど、この前の戦いは既に攻守が逆転しているのだ。
返す愛撫も攻撃的なものではなくなっており、ウルリーケならば対抗するのも可能だろう。

ウルリーケ > 「んっ…あら、稚拙な愛撫ね?あの時の貴女の攻めはどこに行ったのかしら?」

こちらの身体を触り返すスーザンの手。既に力は無いだろうによくやるものだ。
だが、今のウルリーケはそれに惑わされることは無かった。
その手を取り、指先を絡めて握り、手のひらを擦り合わせる。

「私がすることは…貴女のそのくだらない主教の力みたいにまどろっこしくは無いわ。
一回、貴女はこれから一回絶頂してしまえば…」

スーザンは体に異変が生じているのに気付くだろう。
闇の魔力が蠢き、肌に黒い影が浮かび上がる。
そして、それは彼女の下腹部にどんどん集まっていく。
それは、ウルリーケに生えた角と蝙蝠の羽を模したような、紋章の形へと変わっていく。

「貴女は、生きながら私に服従するペットになる。
どう?素敵でしょう?」

ウルリーケは微笑みながら、残った片手をスーザンの秘所に這わせると、一気に指先を挿入した。
そのまま容赦なく膣内を掻き回し、絶頂へとどんどん追い込んでいく。

「上にも、下にも、服従の魔力をいっぱい流し込んであげる…♡」

同時に唇を奪い、吐息を更に吹き込みながら激しく舌で口内を掻き回す。
抵抗などさせないと言わんばかりであった。

スーザン > 「……っ!……そんなこと、ないわっ!そう容易くやられるはずっ…」

懸命に声を返していくものの、手を取られることでこちらの反撃も半分が封じられる。
それでもまだ負けないという意思表示のために、ぎゅっと握り返す。
まだまだ力がこもっており、心がしっかりとしている事を伝えるかもしれない。
だが、次の言葉に内心震えることとなる。

「そう、簡単に行くと思わないで。貴女がいくら強大な力を持つからと言って……」

口にのぼるのは対抗するための言葉。
だが、肌に浮かび上がる黒い影。
その力が収束していく中、一瞬意識が遠くなりかける。
懸命に頭を振って意識を取り戻そうと試みるが、
秘所に触れてくる逆の手。その腕を強く握りしめて抵抗の意志を示していく。
だが、挿入される指先、囁かれる言葉に

「だめ……わたしは、ぺっとになんか……なら……んぅっ!?」

必死の抵抗の言葉を紡ごうとして、その唇を塞がれる。
体が小刻みに痙攣をはじめ、何とか振りほどこうと頭を左右に振るものの、
それを巧みに追いかけてきては、決して離れないウルリーケの唇。

小刻みな痙攣がだんだんと大きくなり、そして、ガクガクと体が大きく震えた時……
強く握っていた両手の力が抜けていく。指先を絡めた右手は、愛しい人とつないでいる時のような強さとなり、
秘所を弄る手を振り払おうとしていた左手は、寧ろもっととねだるような動きに変わる。
ウルリーケが至近で見つめた瞳からは主教が祝福した意志の光は失われ、
目の前の、淫魔女王を崇拝する崇敬の光へと変わっていく。

そして、下腹部にはっきりと刻まれたウルリーケの所有物である証たる淫紋が、スーザン乗せの光翼を作り替えていく。
淫魔のしもべたる、闇翼へと。

ウルリーケ > 「……元エクソシストも、こうなってしまってはあっけないものね」

スーザンが完全に堕ち切ったことを確認すれば、ウルリーケは立ち上がる。
そして、新たな従僕に対し笑みを浮かべて。

「服従の証として、ここに口付けなさい?」

己の秘所を指差し、指先で開く。
とろりと、愛液が垂れ落ちる。
勿論この愛液にも、ウルリーケの魔力が籠っている。
そんな淫魔の愛液を飲んでしまえば、スーザンの精神はさらに強くウルリーケに服従することになるだろう。

「ふふ、気分がいいわ……さて、どう使ってやりましょうか?」

元エクソシストで、冒険者ギルドの職員。
交友関係はかなり広い。優秀なスパイや工作員となるだろう。
ウルリーケは王国を蝕む邪悪な計画を考えながらほくそ笑む。

スーザン > ウルリーケが立ち上がり、つないだ手が離れる時に名残惜しそうに追う指先。
が、続く言葉にゆっくりと身を起こせば

「はい、ウルリーケ様。ウルリーケ様の従順なしもべなる証として……」

垂れてくる愛液を口を開いて受け止めてから、ちゅっ……と口づける。
秘所から立ち上る濃厚な芳香。もっと味わいたい……けれど……
と逡巡するような様子で暫しウルリーケを見上げる瞳。

堕ちたとはいえ、特にその美貌が変わるわけではない。
ただ、あがめる対象が主教から、淫魔王女へと変わっただけ。
そういう意味では、今までウルリーケを取り巻いてきた淫魔たちとは違った所があるだろうか。
あまりにも自分勝手な欲望をぶつけてくる淫魔とは違い、こうして許可を待つこともできるのだから。

スーザンの背景を利用しようとすれば、いかようにも利用できることだろう。
そして……あの日、吸い上げた極上の精気も吸い尽くさなければこれから味わい放題だ。

ウルリーケ > 「物欲しそうな顔ねぇ…。でも、今はダメよ。
私の為に働いてくれてからでないと、ご褒美はあげられないわ?」

見上げる瞳に微笑みかけるも、お預けを命じるウルリーケ。
だが、スーザンは気付いているだろうか。ウルリーケの愛液を飲んだ瞬間、
己の身に新たな、忌むべき力が備わったことを…。

「だけど…貴女に私の力の一部を分け与えたわ。淫魔と同じ精気を吸いとる力。
どんどん精気を吸い取れば…貴女はそのうち完全に淫魔化するわ♡」

熟練のエクソシストがベースであれば、どれほど強い淫魔となるだろうか。
しかも、ウルリーケに完全に忠誠を誓っているのである。
いずれ彼女は、己の強大な手駒となるだろう。
淫魔の王女は徐に、自身が使い捨てた下級淫魔達の亡骸を指差す。

「そうね…じゃあまず手始めに、そこに転がってる連中から精気を吸い取りなさい。
死んでるけど少しは残ってるでしょう?あと…」

ウルリーケは、自身が引き連れてきた下級淫魔達の方を見る。
スーザンとの戦いでは周囲で囃し立てていた彼女達は、己の主君が何を考えているかを察し、顔色を変える。

「アイツらも食っていいわ。今の貴女でも余裕で食えそうだもの」

ウルリーケはそうスーザンに命じると、部屋のベッドに上がり、
これから始まる淫靡な惨劇を特等席で眺めることだろう…。

スーザン > お預けをされれば少ししゅんとした表情になる。
あれだけ挑発や悪態をついていたスーザンが、ウルリーケの一言一言に素直な反応を返しているのだ。
自分を負かしたことのある相手のこの姿をみてウルリーケの留飲は下がっただろうか。
それとも、さらに何かを思いつくのか。

そうしていれば、向けられる新たな指令。
少し目を瞬かせるものの、自分の足元に転がっている亡骸と、
そして、先程まで戦っていて、幸運にもいまだに生き残っている下級淫魔達の姿に視線を向けた。
にぃっ……と口元を笑みにゆがめれば

「はい、ウルリーケ様。……私の腕前、是非お楽しみください。」

その一言を向けた刹那、下級淫魔の丁度中央にいた娘の目が見開かれる。
闇に強化された力によって、無意識に封じ込めていた力が解放される。
ウルリーケの命ならば、自分の身体を壊しかねない力も素直に開放していくのだ。

「……貴女なら、これくらいで十分かしら。」

下級淫魔を見下ろす瞳は冷たく輝いた。
先程までの言葉は本心だったのだろう。
『この程度の女たち』
深く口づけて、ウルリーケより授かった吸精の力を解放する。
闇に染まったエネルギーの翼を大きく広げて。

すると、口づけられた淫魔は見る見るうちに干からびていき、
既に絶命した者達も闇翼から精気を吸われていく。
そして、敵わない、と心が折れた下級淫魔達もまた、その場で精気を吸われて絶命していく。

最後の一人、心は折れなかったものの、こんなところで死にたくない、と逃げ出そうとした淫魔。
が、扉にたどり着くよりも先に髪の毛を掴み捕えれば、

「貴女たち、不愉快だったのよ。ウルリーケ様の香りを纏って。
この素敵な香りは貴女たちのような下賤な淫魔が纏っていいものじゃないの。
だから……全て私が拭ってあげる。貴女の命ごと、ね。」

そう甘い言葉でささやけば、左手の指先で舌を絡めとり、乳首の先を己が舌で転がしていく。。
さらに秘所を右手の指先でかき混ぜていき……甘く蕩かすような性戯で、死の絶頂へと至らせようとした。

淫魔達 > 予想以上の光景であった。
スーザンは口付けのみで下級淫魔を絶命させ、その精気を奪い尽くしたのだ。
もはや欠片も精気の残っていない亡骸はミイラのような有様となり、
地面に倒れると砕け散って灰のような粉と化した。
更には、まだ生前の形を保っていた他の亡骸もミイラとなり、灰となっていく。

「嫌ぁ!助けて!助けてください王女様…ひあぁ!!」

そして、心折れず逃げ出そうとした最後の下級淫魔の悲鳴が響く。
扉にたどり着いても、彼女には結界を打ち破られず逃げることは叶わなかっただろう。
死ぬ前にその絶望を味わわなかったのは幸運なのかどうか。

「あひっ♡ひぎゅ♡いやあ゛あ゛あ゛♡♡」

最後まで心折れなかっただけあり、その最後に残った銀髪三つ編みの淫魔の身体は、
この部屋の下級淫魔の中では一番極上の肉付きであった。
だが、若く張りのある乳房も、甘い声を響かせる唇も、並の人間なら一方的に蕩けさせる秘所も、
全てをスーザンに拭い尽くされ失おうとしていた。

「やだぁ♡やめ、やめでぇぇぇぇぇ♡♡いぐぅぅぅぅぅ♡♡♡♡」

遂に、絶頂へと追い詰められる下級淫魔。
その時、もっと長く楽しんでもいいのよ?とウルリーケの声が響く。
同時に彼女の魔力が、スーザンの嗜虐心を掻き立てていく。
それに飲まれれば、屠る前に彼女の心が壊れるまで下級淫魔を絶頂させることになるだろう。

スーザン > ウルリーケの香りを纏っていた。どちらかと言えば、ウルリーケ自身の策の駒として使われていた下級淫魔にとって、
もはや言いがかりにも近い暴力的な理由で絶命されようとしていた。
その刹那、響くウルリーケの声。

「……ふふっ、かしこまりました、ウルリーケ様♡」

向けられた言葉は己が主の絶対的なもの。
そして、与えられた魔力はウルリーケの嗜虐を糧としたもの。
ただ、それをスーザンが飲み込み消化した結果、
よりおぞましいものに変わったのかもしれない。

「ふふふっ……良かったわねぇ、貴女。ウルリーケ様のご温情よ?」

追い詰められた下級淫魔への攻め手を一度止めて、体制を変える。
自分がしゃがみ込み、その太ももの上に淫魔の背を乗せる。
そして、豊満な自分の乳房を顔に近づけて、乳首をその口に咥えさせる。

「さぁ、いいこね……しっかり精気のおっぱいを、ちゅうちゅうしなさいねぇ♡」

優しく慈しむような言葉。だが、ウルリーケにだけは別のものが見えていたかもしれない。
乳首から摂取できる精気と、スーザンが秘所を弄って吸い上げていく精気は同値。
故に、生きながらえさせるだけさせて、精気を吸う事を忘れたり、出来なくなった時点で干からび死ぬのだ。
死へ向かう道の中、先程までの淫魔達よりは心安らかかもしれない。
例えその結果が同じであっても。
だが、その分より悪辣であり、自分の楽しみのためだけに嬲っているのだ。
ただ己が主にその光景を見せる、と言う楽しみのためだけに。

淫魔達 > 「んぶぅ!?」

もはや腰砕けの下級淫魔は、抵抗することも出来ずスーザンの膝に乗せられる。
そして、乳首を咥えさせられると共に彼女の乳房の重量に顔を押し潰される。
しばし苦しそうに呻いていたが、スーザンの言葉を聞くと、顔色を変えて乳首を吸い始めた。

「んんっ♡んんむっ♡♡んぶぅぅぅぅぅ♡♡♡」

情け容赦なく絶頂させられる下級淫魔。
腰を浮かせ、つま先をピンと立たせ、ぶしゃりと潮を吹く。
その一部、精気を含んでいる部分はスーザンの肌へと吸い付き、染み込んでいく。
その分の精気を失うまいと下級淫魔は必死にスーザンの乳を搾り、その母乳を吸う。

「んぐっ、んく…んんんんっ♡」

だが、半ば淫魔化しているスーザンの母乳には精気のみならず、下級淫魔にすら効果がある媚薬効果まで含まれている。
どんどん身体は敏感になり、快楽への耐性は無くなる。それは絶頂へのスパンが短くなるということ。

「んぐぅぅぅぅ♡♡んっ!んちゅ、ずず…!」

絶頂の度に、必死の顔でスーザンの母乳を啜る淫魔。
だが、どんどん力は抜け、吸う量より失う量が増えていく。
乳房を搾る指先は力が無くなり、遂にはだらりと垂れ、そして…。

「ぶはっ…い、いや、やめ、やめへ……」

口元を母乳塗れにしつつ、遂に淫魔は唇を離してしまう。
快楽に舌を垂らし、はっ、はっと犬のように呼吸しつつも、最期まで命乞いの目線を向ける。
だが、それが聞き入れられる事はないだろう。

スーザン > 「ほーら、いいこいいこ♡」

いつしか平衡は崩れる。
それを分かっていながらの責め。
下級淫魔の少女は頑張った方だ。
だが、頑張った結果が淫気を吸い過ぎた絶頂死。
それでは浮かばれないと懸命に命乞いをしてくる。

その様子を見て、満足そう表情を作るスーザン。
在りし日は、ウルリーケすらをも欺き通した演技で見下ろせば、

「もうおっぱいはいっぱいいっぱいなのねぇ。
じゃぁ、おやすみなさい、しましょうねぇ……」

その言葉と共に、唇を重ねれば、もはやカス程度にしか残っていなかった最後の精気を吸いきって、下級淫魔に引導を渡した。

「……は……ぁ……♡」

はじめての吸精の快楽に目を潤ませて心地よさげな表情を浮かべるスーザン。
精気の質としてはそこそこだったが、元が人間であるが故に、
あまりにも背徳的な快楽は、心の闇を深めていく。

ウルリーケ > 『んむぅぅぅぅぅぅぅ♡♡♡♡』

スーザンに抱き上げられ、口付けと共に最後の精気を吸われる下級淫魔。
その瞬間、盛大な潮を吹くと共に、瞳はぐるりと上を向き。
吸精が強すぎたのか、干からびることすらなくそのまま足先からひび割れ、砕けて灰となっていく。
最後は柔らかな唇と、それでも生き延びる為の精気を求めスーザンの口内で弱弱しく蠢いていた舌も灰となり、スーザンに吸われていった。

「よくやったわ、我が新しい下僕」

生きた証すら残さず下級淫魔が消え去ったところで、ウルリーケはパチパチと拍手すると、
ベッドから立ち上がり、スーザンに手を差し伸べる。
そして傍らには、彼女が来た時と同じ、闇のポータルが開いていた。

「もうここに残る用も無いわ。私の城、魔族の国に帰るわよ。
その後は……いっぱい可愛がってあげる♡」

スーザンが立ち上がれば、ウルリーケは満面の笑みを浮かべながら、
新しいペットを引き連れ、ポータルの中へと入っていくだろう。
その後には、静寂のみが残された……。

スーザン > 暫し、吸精と吸い殺す快楽に浸っていた所で耳に届く拍手。
少しぼんやりとした表情で、拍手の主への視線を向ければ、
ウルリーケが自分を湛える言葉と差し伸べられる手。

「ありがとうございます、ウルリーケ様……♡」

主をうっとりとした瞳で見上げ、そして差し伸べられた手を取る。
立ち上がり、近づくと感じるウルリーケの芳香。
心地よさげに目を細めて。

「はい、ご一緒させていただきます……
ふふっ、はい。いっぱい可愛がってくださいませ。
私もウルリーケ様にご奉仕させていただければと思います♡」

連れ立ってポータルの中へと消えていく二人。
ウルリーケの傍で生活をしていけば、程なく淫魔堕ちも起きることだろう。
その後、何が起きるのかは……また、別の話。

ご案内:「k郊外の屋敷(過激描写注意)」からウルリーケさんが去りました。
ご案内:「k郊外の屋敷(過激描写注意)」からスーザンさんが去りました。