2022/11/10 のログ
ご案内:「タナール砦(過激描写注意)」にイルゼさんが現れました。
■イルゼ > 魔族の国との境界にあるタナール砦。
王国軍はここを奪還すべく、魔族達に総攻撃を仕掛けていた。
激しい攻防の末、遂に人間達は魔物の前衛を打ち破り、砦内に乗り込んでいく。
そして至る所で更に凄惨な戦闘が巻き起こっていた。
「はは、どうした?そんなものか人間ども」
闇魔術の力の籠ったサーベルで次々と人間の兵士を切り捨てていく女魔族。
彼女、イルゼは砦内のとある一画を守備していた。
ここには捕虜にした人間が閉じ込められている。
王国に奪還させるわけにはいかないのだ。
「もう勝ったつもりでいたか?あの世で愚かさを嘆くのだな!」
掌から闇魔術の炎を放ち、人間数人を一気に焼き尽くす。
怖気づいたのか、他の兵士はじりじりと後ずさっていく。
「はん、こんな連中しかいないのか!
それはいい、ここに攻め込んできた連中は皆殺しだ!」
だが、イルゼは知らなかったが、他の場所での戦闘は徐々に王国軍が押し始めていた。
その分、援軍が彼女の守る区画へと、そろそろ派遣されてくるだろう…。