2022/10/27 のログ
■スルーシャ > 標的の心を追い詰め、術で乱し、壊し、塗り替えていく。
篭絡の手管でなく、調理に近いスルーシャのそれ。
元より多くの尖兵や、今となっては使えない闇分身を用いての輪姦も
所詮は己一人の手ではない。
情報屋と工作員。ベルナデッタと共闘した協力者、常に単独で動き戦う者とは比べるべくもない。
そもそもの、己への矜持が、執念が、そういった強い思いが決定的に足りない刹那主義者。
故に、砕ける時はいっそ脆く。瞬く間に。
「なんで、なんでよ。人間はいつだって下で、惰弱で、ひぁ♥
私達に組み伏せられる時に一番価値、が♥」
秘所を指先で嬲られた末に甘い声さえ漏らしながら、その余韻に浸って、指が離れた瞬間に反応が遅れる。
「はっ♥ はっ♥ はっ♥」
葛藤。明確な死への距離が近づく中、それでも味わったことのない快楽、対等以上の相手にもたらされるそれに魅入られて、
逃げる反応がどうしても遅れる。
腰に腕を回され、胸を押し付け合いながら、女同士の手管に、初めて責められる快楽に身悶えながら
徐々に力が抜けていくのを実感して。
(一回だけ、一回だけ……! 一回だけでもこいつをイカせれば……!)
分不相応な逆転の機会を逃さぬと、僅かにでもあったであろう貴族の矜持を奮い立たせて
肩を掴んで唇を奪おうとして
「あっ♥ ぁあっ♥ いっ♥ なんで♥ そこ♥ 知って♥」
操った尖兵に責めさせるのが好きだった入口付近を浅く掻き回してから一気に指を根元までねじ込む操り人形を用いた
回りくどい自慰行為。
自ら開発してしまった弱点を、その反応から見抜かれて責め立てられ、
巨乳を押し付けて体重を預けるような形でベルナデッタの両肩を掴み、腰をガクガクと震わせる。
(……イィ……♥)
それでも、深く己を満たす快楽が、死と引き換えでも未だ天秤に乗ってしまう。
異端審問官の淫魔さえ渡り合う絶技に脳が浄化と快楽で痺れ、ぷしっ、と潮さえ噴いてしまい。
■ベルナデッタ > ベルナデッタの指先にあっさりと絶頂させられるスルーシャ。
その瞬間、浄化の力は彼女の魔力を大幅に削ってしまうだろう。
ベルナデッタは彼女の潮に塗れた指先を抜き、しばし眺めた後、
スルーシャの口元に手を伸ばし、その唇に彼女自身の愛液を塗り付ける。
「貴女の体、あっさり死なせるにはもったいない程魅力的ですが…。
長く楽しめそうにないのが、残念ですね」
そして絶頂で足腰の立たないであろうスルーシャの体勢を崩し、床に座らせる。
同じ目線に来るであろうベルナデッタの下腹部には浄化の聖紋が輝き、その秘所からは愛液が滴る。
それは女好きには魅惑の蜜だが、スルーシャにとっては彼女を破滅させる浄化の聖水だ。
「……一回でも私を絶頂させれば逆転できると、そう思ってますか?
いいでしょう…では頑張ってみてください」
そう言うとベルナデッタはスルーシャの上体を押し倒し、同時にその上に跨る。
顔面騎乗。淡い桃色の美しい無毛の秘所が、スルーシャの眼前に惜し気もなく晒される。
「んっ…♡」
そして、ベルナデッタの腰が落とされるとスルーシャの唇にそれが押し付けられる。
同時に鼻と口を満たす濃厚な女の匂い。
彼女が舐めるか舐めないかに関わらず、ベルナデッタは腰をゆっくり振り始めそこを擦り付ける。
「貴女のような女魔族は…私に組み伏せられ泣き叫ぶ時が一番価値があるのですよ?」
ベルナデッタも片手を伸ばし、容赦なくスルーシャの秘所を愛撫しはじめた。
■スルーシャ > 「ふ、ぁ、ぁああ♥ ぁああ……♥」
腰を戦慄かせて静かに、深い絶頂を噛みしめるように唇を震わせる。
これまで味わったことのない快楽。尖兵達相手ではどこか空虚だった無自覚な欲求を満たすそれ。
所詮尖兵も己が操るもの。洗脳してからは己自身。
圧倒的に続く自慰行為では得られない愉悦に心も折れていく。
もはや己の愛液を塗りつけられる屈辱さえも愛撫となって、体をひくりと震わせて反応してしまい。
「魅力、的……♥ そう思うなら私のものになりなさいよ……♥」
少なくとも嗜好だけは合致しているのだと分かればより惜しく、しかし力が入らなくなってきた体をエスコートされるように
座らされれば、目の前の無毛の秘所が眼前に突きつけられる。
(死にたくない、死にたくない、死にたくない、死にたくない……。でも……。)
魅入られて、押し倒され、跨られる。
「んぶぅ♥」
幸福。目の前に魅惑的な人間の女の秘所が押し付けられる。
それが破滅的な行為だとしても、逆転の可能性だとしても、顔に押し付けられた一瞬だけそれが消えてしまうほどに。
スルーシャ自身、己の体が死の淵に追いやられて急速に性欲が昂っていることなど知る由もなく。
「んふぅ……♥ んじゅ……♥ ちゅ……♥ んふぁぅ……♥」
屈辱的な言葉を浴びせられても従ってしまう。皮肉にも人が魔へ価値の在り方を問うその様は
つい先ほどまで己が述べていたことへの逆でもあり。
ベルナデッタのゆったりとした腰遣いに合わせ、小陰唇を舌先でなぞり、時折甘く吸い付いて愛液を啜り、
腰に両手を添えて淡い桃色の膣襞に舌を差し入れて一枚一枚舐め取るように、しかしその舌遣いは細やかで
柔肉を余すことなく愛でていく。
傲慢な物言いとは裏腹に丹念な、奉仕とも呼べる口での奉仕は、いずれ己の一部となる尖兵を愛でることで、
自己愛を満たしていたが故の手管。
それ故に、そこに至っては女を満たそうとする粘ついて絡め取るような執拗さがベルナデッタの秘所に湧き上がるだろうか。
■ベルナデッタ > 「……私は誰のものにもなりませんので」
そう言って腰を振り、彼女の顔に愛液を塗り付ける。
唾液とは比べ物にならない浄化の力の宿ったそれ。
魔力を失ったスルーシャにとっては、舐めれば舐めるほどに魂を蝕む感覚を覚えるだろう。
しかし、ベルナデッタの指先は破滅への恐怖を上回る快楽をスルーシャの秘所に味わわせる。
「んっ…♡、上手い…ですね?
そうやって人間に奉仕していれば…幸せでしたのに」
スルーシャの奉仕は中々の快楽をベルナデッタにもたらした。
魔族を屠る悦びに、身体の悦び彼女を絶頂へと少しずつ導いていく。
しかし、それでも彼女の指の動きは鈍らない。
膣内に押し入り、いやらしい音を立てながら蜜に溢れるそこを掻き混ぜる。
彼女の好きな行いを、己の操り人形にさせていた攻めをあっさりと探り当て、
それを丁寧に再現しつつ、予期せぬ攻めをGスポットやクリトリスに加えていく。
スルーシャが絶頂しても休ませることなく攻め続ける。
「あっ♡んんっ!私も…そろそろ…♡」
ベルナデッタの顔が蕩け、腰の振りが早くなる。
スルーシャの顔を汚す愛液の量が増え、口内を満たしていく。
そして、遂に。
「んっ!イッ……んんんんっ!!!!」
己の指を噛み喘ぎ声を抑えつつ、ベルナデッタは背を反らせる。
同時にぶしゃりと大量の潮がスルーシャの口内に流れ込む。
それは暴力的なまでの浄化の力で彼女に破滅の快楽を叩き込み、
瀕死の状態にまで陥らせるだろう。
「んっ!んっ……はっ、はぁ、はぁ…」
絶頂の収まったベルナデッタは、ゆっくりとスルーシャの顔から腰をどかすと姿勢を変え、
今度は彼女に己の体を擦り付けながら乱暴に唇を奪う。
愛液や汗でぬめった白い体が、スルーシャに更に快楽を与えていく。
「ちゅ……ふふ、お分かりでしょう?もう貴女に残された生もほんの僅かです。ですが…」
ベルナデッタは唇を離すと、彼女の豊満な乳房を揉みしだきながら、耳元で囁く。
「最後の時間、もっと楽しませてあげましょう♡」
そしてスルーシャの肌に舌を這わせ、同時に両手の指が彼女の性感帯に這う。
処刑の時までのほんのひと時、浄化の力を使わぬ純粋な攻めが、
ベルナデッタが満足するまでスルーシャの体を嬲りつくすだろう。
■スルーシャ > どこかまだ支配的だった、腰を掴む手つきが、太ももに抱き着くようにして
自ら秘所へ口を押し当てる。
(呑まれてく……♥ こんな人間の……、こんな”素晴らしい”人間”に……♥)
初手から尖兵達を盾にして身を固めていれば、早急に逃亡すればこんなことにはならなかっただろう。
そんな驕りさえ打ち砕かれて、己の魔力の先、命まで蝕まれていく”悦び”に包まれていく。
「……ってください……。」
ぽつりと声を漏らす。
「……飼ってください……♥ 私を飼ってください……♥
誰のものにもならないなら……♥ 私を貴女のものにしてください……♥」
心が折れて、魂も死に瀕して。その死に絡みつく、今際の際の快楽。
それにすがるように忠実な犬のように荒い呼吸を吐き出して貴女の秘所へとしゃぶりついて。
Gスポットを、クリトリスを、開発しきった弱点を思うがままに責められて、
ただでさえ残り少ない命を削って何度も、何度も、絶頂を味わって、嗤う。
より死へと近づくというのに愛液を浴びても、嗤う。
注ぎ込む洗脳の魔力さえもはや尽きて、それ以前に従うのは自分だと思ってしまって。
もう、助からない。もう、逃げられない。
ならば、せめて、この快楽だけは。
「ありがとうございます……♥ ありがとうございます……♥
ベルナデッタ様……♥」
顔から腰を離して身を寄せて唇を奪われれば媚びるように舌に吸い付く動きさえもはや弱く。
誰かを屈服させ、堕とし、思うがままに操って来た魔族は、最後の最期で心まで屈服して。
力の入らぬ手で、それでも飼われたい”ご主人様”を悦ばせようと
か細くも繊細な指遣いで秘所へ手を伸ばし、愛液で蝕まれるのも構わずにベルナデッタを悦ばせる。
その対価として得られる快楽。
自らの豊満な乳房を誰かの意志で好きに弄ばれる悦び。
肌を舐められ快楽を帯びてしまう悦び。
教えてもいないのに弱点全てを掌握される悦び。
もはやなすがままに攻められて鳴く。
処刑の瞬間まで、貴女を悦ばせる操り人形になって。
■ベルナデッタ > しばらくの後、嬲られきって床に倒れるスルーシャの体を見ながら、
ベルナデッタは満足気な笑みを浮かべる。
「飼ってほしい…?へぇ、もう魔族としての誇りすら失いましたか。
あんなに見下していた人間を様付けまでして、無様なことですね」
楽し気に煽りながら、ベルナデッタは彼女の下半身の方に膝をつき、足を広げさせる。
何度も絶頂し、愛液に濡れ切った彼女の秘所を、惜し気もなく晒させる。
だが、彼女の蒼い澄んだ瞳は、笑っていない。
「ですが飼いませんよ。貴女みたいなクズなんて」
屠るべき敵を見つめる、どこまでも冷たい笑み。
彼女が小さく聖句を唱えると、下腹部の聖紋が光り出す。
全力ではない。彼女のごとき木端魔族に全力を使うのは勿体ない。
だが、その光をスルーシャが見れば、彼女を恐怖が襲うだろう。
魔を滅する聖なる力。快楽では誤魔化しきれない死の恐怖が。
「では…地獄に堕ちましょうか」
スルーシャの体に体を重ねる。
逃げられぬように押さえつけながら、己の秘所をゆっくりと近づける。
浄化の力のたっぷり籠った聖水滴るそこを。
そこはスルーシャのどんな攻めを浴びた時よりも最大限に、蜜を湛えていた。
「んっ……♡」
ぐちゅりと、泥濘を踏むような音を立てながら、濡れ切った秘所と秘所が重なり合う。
スルーシャの、処刑の時間が始まった。
■スルーシャ > 「ごめんなさい……♥ ごめんなさい……♥
ベルナデッタ様……♥ 私が間違っていました……♥
私が愚かでした……♥ ベル……、ぁ……」
股を開かされて屈辱的な姿勢を取らされ、弄ばれながらうわごとのように呟くスルーシャの耳に届く、
最後通告。
「ぁ、ぁああ……、ぁ、ぁああ……」
光。まばゆい光。夢を見る時間さえ終わらされた魔族の眼前に突きつけられる聖紋。
「ぁ、ぁああああ、いや、いや、止めて、止めて! なんで! なんで私が、
ひぎっ♥ やめ♥ イきたくない♥ 止まれ! 止まって! 嫌、いや!」
腰が動いてしまう。お互い絡み合い吸い付き合うような女同士のまぐわい。
心と頭が最後の命を振り絞って正気に”戻らされても”屈した体は”ご主人様”に媚びて
浅ましく腰を振り立てる。
ご主人様の腰遣いに合わせてくねらせ、陰核を擦れ合わせるようにタイミングを合わせてしまう。
「ひぃっ! ぁ、ぁああああ♥ ぁああああああああ!」
絶望と享楽の声が入交り、もはや自分の体の自由さえ聞かなくなったスルーシャは言葉だけでも抗おうとあらん限りの声で叫ぶ。
だがその白磁の肌は朱に染まり、陥没乳首も先ほど嬲られて痛々しいほど姿を覗かせて勃起して。
途中何度も甘イキしながら潮を噴いて死へと近づいていく。
「死にたくない死にたくない死にたくない死にたくない止めて! やめ♥
やめひぇ♥」
言葉も、紡げなくなっていく、死の恐怖が、薄れていく。
また意識が、心が、魂が澱んで、ただただ快楽だけを味わってしまう。
文字通り、逝くまで。
■ベルナデッタ > 「んっ!んっ!んんっ!あっ♡」
みっちりと陰唇と陰唇を、口付けするように絡めながら、ベルナデッタは丹念に腰を振る。
女を絶頂させることに特化した自慢の名器はスルーシャのそれにぴたりと絡みつき、
浄化の愛液を潤滑剤にぐちゅぐちゅと擦り合う。
「あっ!うる、さいですよ♡んむっ…」
必死に命乞いするスルーシャの唇を奪い、舌を絡める。
口内を蹂躙し、舌を引き出しては吸い、たっぷり唾液を飲ませ。
さらには乳首と乳首を絡め合わせ苛め始める。
ベルナデッタの全身がスルーシャに絡みつき、体中に快楽を与えていく。
「あんっ!あはっ♡口では命乞いしてるのに、体は浅ましく潮を吹いて…情けない♡」
スルーシャが絶頂し潮を吹く度に己の秘所を濡らす感覚に、ベルナデッタの興奮はさらに強まる。
そしてそれは、彼女が絶頂しスルーシャに浄化の愛液を流し込む時間が早まるということ。
子宮は疼き、どんどんと浄化の潮が溜まっていく。
「ですがもう…終わりです!さぁ地獄に逝きなさい!スルーシャ!!」
ベルナデッタはトドメとばかりに、強く打ち付けるように腰を振る。
そして膣の入口までみっちりとまぐわった時、
「イッ……んんんんんんっ!!!!!」
ベルナデッタは絶頂し、浄化の力がこもった大量の潮がスルーシャの膣内に流し込まれる。
それは彼女の子宮まで遡り、満たすほどのものとなるだろう。
そしてその瞬間、聖なる加護の力は暴力的な最期の快楽をスルーシャに与えながら、
その悪しき魂を破壊し、完全に焼き切ってしまうだろう……。
■スルーシャ > 女を狂わせる魔羅は数あれど、女性をよがらせる名器はそう多くなく。
それだけの”浄化”を繰り返して尚僅かに桜色が覗くほどの奇跡的な清楚さ。
それが今、本性を現すようにスルーシャを貪って絡み合い、体液を交えて浄化に追い込んでいく。
「んぐふっ……♥ んちゅ……♥ ふむ……♥ んっんぅ……♥」
唇をご主人様に奪われれば舌を伸ばしてしまう。
浄化の唾液を混ぜ合わせ、自ら飲み干してしまう。
死にたくないけど幸せ。幸せだけど死んでしまう。
思考に過負荷がかかり、その中でこすれ合う突起がお互いを苛めば
スルーシャも自らベルナデッタへと絡みついて快楽を貪り始める。
「うるさい♥ うるさい♥ 気持ちいいのが悪いんだ♥
死んでしまうのに♥ もうすぐ死ぬのが分かるのに♥ 止まらない♥
死んじゃう♥ やめたくない♥ イキタイ♥ 逝きたい♥ イキタイ♥」
もはや自分でも何を言っているのか分からないほどに混乱していく。
快楽を欲して最後にはベルナデッタの首筋に舌を這わせ、自らの巨乳で異端審問官の体を扱くように揺する。
腰遣いは相手に合わせて律動を刻み、その動きは、死の間際にあって如何に快楽を得るかという、
ベルナデッタの留飲を下げるに十分な浅ましさであろうか。
「ひぎぃっ♥ は、ははは♥ ベルナデッタ♥ 私の最期の”ご主人様♥」
その腰の打ち据えに、覚悟する。これで終わるのだと。
そう思えば思うほど、胎内で煮えたぎった熱が爆ぜる瞬間を自覚して。
「ずっと勝てると♥ 思うな♥ お前も♥ 所詮♥ 戦い続けるだけ♥
いずれ♥ お前より強い存在に出会って♥ 今日の♥ 私みたいに♥ きもち」
ベルナデッタに組み付く、否、身を寄せて抱き着きながら呪詛を吐く。
気持ちよくしてもらった恩を仇で返す行為。
最後の最期に、辛うじて紡ごうとした言葉さえ、虚空に消えて、スルーシャの体が闇に霧散し、
コアであろうか、無数の宝石が床に落下して砕け、四散していく。
死の瞬間、愉悦と死の恐怖をちりばめた恐怖の中、絶頂を帯びた表情。
魔族らしい混沌とした表情を遺して。
■ベルナデッタ > ベルナデッタと重なり合っていた肉の感触が掻き消える。
抱いていた女の身体は霧散し、宝石じみた塊となり、それすら砕け塵となる。
ベルナデッタはそれを見届けるとごろりと床に横になり、肩で息をしながら余韻を鎮めていく。
「ふぅー……今日も、務めを果たしました」
額の汗を拭う。ベルナデッタの身体中を濡らす、彼女と違う女の汗、唾液、愛液。
それがスルーシャの生きていた最後の名残りであった。
唇を未だ濡らす、もはや地獄に堕ちた女の唾液を舐め取りながら、ベルナデッタはしばし休息する。
どうせ上の部隊には合図をするまで入るなと言ってある。
「……あの世で神々に聞いてみるといいですよ。そういう運命を用意したか、と。
神々が……戦い続ける人間を見捨てるわけがないのです」
そして、スルーシャの最後の言葉を思い出し、そう呟くのであった…。
ご案内:「【腐す者】のアジト(過激描写注意)」からスルーシャさんが去りました。
ご案内:「【腐す者】のアジト(過激描写注意)」からベルナデッタさんが去りました。