2022/10/03 のログ
ご案内:「王国北方の村落(過激描写注意)」からイルゼさんが去りました。
ご案内:「娼館通り」にタン・フィールさんが現れました。
ご案内:「娼館通り」からタン・フィールさんが去りました。
ご案内:「元薬屋の小屋(過激描写注意)」にタン・フィールさんが現れました。
タン・フィール > 王都の平民地区にある古ぼけた薬屋。

住宅街や商店街も近い、道行く人々で賑わう通りの一角では、
先日老いた店主を亡くし、老朽化した老舗薬屋を取り潰すこととなっていて、
その店内に残った薬や素材・薬のレシピなどの検分をギルドから任されたのは、
王都をきままに練り歩く小さな薬師だった。

「~~~♪…っふふ、…くくっ… ふふふーんっ……♪
おもしろいお薬、たっくさん持ってたんだね、おじいさん。
っふふ、ちょっとお香にして焚いただけなのに、こーんなにぽかぽか、ふわふわしてきちゃった…!」

と、鼻歌交じりに薬を選り分け、選別し、ギルドへの提出用に一筆添えたラベルを張ったサンプル瓶を次々並べては、
許可を得て自分ようにもサンプルや素材を物色していく。

そんな中で「集中力・身体能力・感覚を増す」という触れ込みの、薬とハーブのお香を試しに焚いてみたら、
体温の上昇と気分の高揚、微量の発汗を促されつつ、むふー!と鼻息荒くも実に集中してこの仕事をこなせるようになっていた。

…2点、想定外なことがあり、
このお香の成分が往来…道行く人々の頭上にまで平然と漏れてしまっていること。
日頃ならばそれに気づくはずのあどけない薬師も、今は「躁」に近い状態なためか、
平然と開け放った窓からその成分と方向を漏らしてしまっていた。

もう一点は、廃業・閉店した旨の看板を立てかけ忘れていることで、
事情を知らない者は客として、この薬屋を訪れてしまうであろうこと。

甘酸っぱい果物7割に、
唾液腺を刺激するような焼いた肉汁のような匂いが1割
ほんのりとハーブの清涼な匂いが1割で、
これまた一部の欲求を滾らせるような、
にんにくのようなワイルドな香りが1割の、

あやしい薬のあやしくも魅惑的な香り。

ご案内:「元薬屋の小屋(過激描写注意)」にジラさんが現れました。
ジラ > 主人に命じられたお使いの帰り。
ふと通りすがった建物から、どことなく蠱惑的な香りが漂ってくる。

「あれ……? たしかここ、閉店したんじゃなかったっけ?」

首を傾げながらも、奥を覗き込み……そして香りに誘われるように、
ふらふらと、夢遊病患者の足取りで、奥へ奥へと、入り込んでしまう。
知らない香りのはずだけど、なんとなく懐かしい気がして……

タン・フィール > 【移動します】
ご案内:「元薬屋の小屋(過激描写注意)」からタン・フィールさんが去りました。
ご案内:「元薬屋の小屋(過激描写注意)」からジラさんが去りました。