2022/07/19 のログ
ギュンター・ホーレルヴァッハ >  
そう。彼女は良く教育された聡明な貴族だ。
だから、高位の者から勧められた酒も断れない。
申し訳なさそうに受け取った彼女に鷹揚に頷きながら…少年は、次の手を巡らせる。
焦ってはいけない。焦る必要はない。既に『獲物』は手の中にあるのだから。

暫くの間、交わしていた会話は本当に仕事の話。或いは宮中の土産話の様なもの。
彼女を一人の立派な貴族として扱う年下の少年。自分の方が立場が上であっても、彼女の立場を尊重──尊大な態度ではあるが──する王族としての立ち振る舞い。
そうやって振舞っていた方が……『決壊』した時に、彼女の心が受ける恥辱は、より強くなるだろうと。

「……おや。どうしたのかね?仕事の話ばかりでは疲れてしまったかな。それとも、私の話は面白くは無かったかね?」

敢えて。敢えて彼女が中座しにくい様な言葉を選びながら、僅かに不機嫌そうな表情さえ作って見せる。
子供が拗ねる様な、年上の彼女に対して邪な思いなど抱いていない様な…そんな、表情。

「それとも、少し体を冷やしてしまったかな。水着の儘では…まあ、その恰好ではな」

そしてそのまま彼女の隣に改めて腰かけると、さも気遣っています、と言わんばかりに彼女の太腿にそっと手を這わせる。
勿論、善意ではない。敢えて彼女の秘部に近い所を避けつつ──膀胱に近い所に指先が至れば、ぐ、と軽く力を籠める。
手が滑った様に。力加減を間違えたかの様に。他意は無い様に。彼女を気遣う様に。
何度も何度も────彼女の下腹部を、指先で刺激し続ける。

クルーネ > 勧められた物を断る事も貴族同士ならさほど問題とはならないが、今回はそうもいかない。
王族と貴族であり、何よりも用意迄させてしまったのだから受け取るしかなかった。
申し訳なさそうな事には触れず、直後果実酒の美味しさに表情が明るくなったのを笑われると軽く頬を膨らませるが、すぐに表情を戻す。

しばらくは仕事の話、宮中の土産話で盛り上がっている。
時折出る年に似合わぬ尊大な態度も、王族としての立ち振る舞いからであり、こちらの立場も理解している事から気にするほどではない。

「いえ、疲れてもいませんし、ギュンター様のお話が面白くない事もないのですが……」

そわそわし出した事に気が付いたのだろうか、向けられる言葉に困ったような表情を浮かべる。
告げた言葉に裏はないが、そう思わせないのは、焦り始めた様子のせいだろうか。
わざとに拗ねた様子を見せられると自分のせいでと申し訳なくなり、どうしたものかと悩んで。

「あっ、あの、ギュンター様、そっ、そのような事は……」

立ち上がったかと思うと隣に座られ、太腿に手を伸ばされる。
どうしたものかと迷っている内に動き始める指先、太腿を撫でられるとびくっと震える。
太腿を撫でられている間は必死になって耐えるが、ゆっくりと上がり下腹を触れられるとびくっと震えて纏っていたパレオが落ち、一応は隠している程度の卑猥な姿を晒す事になる。

「はっ、話をっ、ちゅっ、中座して、申し訳ないのですがっ、トッ、トイレに行かせてはぁっ、頂けませんか?」

卑猥な姿を晒してしまうとそれを指摘するように告げられた言葉、このタイミングしかないとばかりに申し訳なさそうに告げる。
時より強く膀胱近くを撫でられると申し訳ないと小さく頭を下げられ、他意は無くて気遣ってはいるのだといった姿を見せられると強く拒否も出来ない。
答えを貰えるまではと細かく震えながら必死になって我慢しているが、視線が何かを探すように彷徨い始めるのが、決壊が近いのを伝える事になるか。

ギュンター・ホーレルヴァッハ >  
この時まで、ずっと牙を隠していた。
或いは、獲物を弄ぶ機会を伺っていた…とも言うべきだろうか。
花を摘む為に席を立つ。それは仕方のない事だ。
取り繕う言葉も無く、トイレに行かせて欲しいと告げる様。安息に至る為の場所を求めて彷徨う視線。
きっと、彼女は自分が尊大に。或いは不機嫌そうにしながらも許可を出すと信じている筈。
正直に言えば、トイレに行かせて貰えると。そのくらいの常識はある筈だと、信じてくれている筈。
だから────

「駄目だ」

にっこりと、笑ってみせる。
子供らしく。少年らしく。まるでお気に入りの玩具を見つけたかの様に。

「クルーネ・ヴィ・ファウトゥ。お前はもう、私の玩具だ」

そしてその言葉に彼女が反応する前に──とどめ、と言わんばかりに。強く、彼女の下腹部に這わせた指を、強く押し込んだ。

ご案内:「ル・リエーの水遊場(過激描写注意)」からギュンター・ホーレルヴァッハさんが去りました。
ご案内:「ル・リエーの水遊場(過激描写注意)」にギュンター・ホーレルヴァッハさんが現れました。
ギュンター・ホーレルヴァッハ >  
『後日継続の為、一時中断致します』
 

ご案内:「ル・リエーの水遊場(過激描写注意)」からギュンター・ホーレルヴァッハさんが去りました。
ご案内:「ル・リエーの水遊場(過激描写注意)」からクルーネさんが去りました。