2022/07/08 のログ
ご案内:「ダダイラス大広場(過激描写注意)」にルキアさんが現れました。
ルキア > ―――――――――――

…強い潮の香りの満ちる入り江の洞窟の中。
少女が今日も売れ残った魚介類をバケツにいっぱい買い占めて、そこへと訪れる。
夏場の気温のために、魚はよりいっそう生臭い臭いを強く発して海辺の湿気がむわりとその臭いを余計に強く広めていく。
入り江の洞窟へと入った少女は、暗闇の中を進む。いずれ洞窟の奥の広い空間にでれば、波の音が反響する。
洞窟の奥は、海につながっておりその場所で少女はコツコツと手に持った石で岩場を叩いて音を出していく。
そして、しばらく待つと海面から触腕のような触手が姿を現した。

「ふふ、マレルト、おまたせ。お腹すいた?今日もいっぱい買ってきたからね。」

海面から伸びる触腕に嬉しそうにすり寄る少女は、柔しい声でそう告げるとバケツの中の魚介類を海の中にボチャボチャと流し込んでいく。
すると、海面が揺れて繊毛のような触手、それよりも太い幾本もの触手や触腕のような触手と様々な形状の触手が海面から覗いて流し込まれた腐敗しかけの魚介類を貪っていく。

「ふふ、美味しい?」

その様子を、まるで愛しい我が子を見つめるように少女は見つめて柔しい微笑みを浮かべていた。
否、少女にとってその触手は自らが産み落とした紛れもない我が子であった。
愛しい愛しい『誰か』の落し胤。誰だったか、思い出せないけれど産み落としたその触手と下腹部に刻まれた文様だけを頼りに、少女は寂しいこの世界を生きていた。
我が子の食事風景を見守る、少女にとって幸せの穏やかな時間は、バタバタと複数の荒々しい足音とともにかき消されてしまう。
「きゃあっ!」

『こんな化け物を飼っていたなんて、なんて娘だ!』

『きっとこの街を襲うつもりだったに違いない。なんて恐ろしい。』

『あやしいと思ったんだ、いつも売れ残りの捨てるような魚をいっぱい買っていて!』

『魔女だ、きっと魔族の手下だ。エルフのような見た目に騙されるな!』

それは、ダイラスの住人達だった。少女の働いている酒場の主人もいれば、いつも買い物をする屋台の店主と顔見知りも何人か混じっているが、みんながみんな鬼のような、けれどどこか恐れを含む厳しい形相で少女と触手を見つめていた。
屈強な漁師の男たちが、大勢で洞窟へと押しかけるとあっという間に少女を羽交い締めにしてしまう。
少女のあげた悲鳴に、触手が反応して男たちに襲いかかるがクラーケンも相手にすることのある漁師達のほうが上手。
大きな銛で、幾度も海の中にいる触手の本体を突き刺して、海面はあっというまに紫色の触手の体液で染まってしまった。

「マレルト!マレルト!いやぁっ私の子を殺さないで!!」

少女の必死の懇願の声もむなしく、触手はくたりとその動きを止めて力なく海面に浮かび波の動きに揺れていた。




――――少女が連行されて、数日後。
街を脅威に晒した咎で少女は裁判にかけられていた。

『判決。被告、ルキアを新制度に乗っ取り公開陵辱及び強制奉仕刑に処する。』

裁判官がハンマーの音とともに、少女の罪を確定し…新たな刑罰が少女に課せられることとなった。

――――――――――

「ん…ぁっ…いやっ…あっあっ…あっ」

ダイラスの中心にある大広場。
そこに舞台が設置されて、大きな装置が設置されている。
ぐじゅ、ぐじゅる…と装置からは絶えず濡れた粘液と粘膜のこすれるような音がたち、潮の香りに混じって淫靡な香りを放つ。
装置に拘束されているのは、蒼銀の長い髪をした麗しいエルフの少女。
けれど、その四肢は触手の穴に飲み込まれて、足を大きく開いて秘所を突き出すような格好で触手に固定されていた。
雪のように白く絹のような肌は、繊毛のような触手に擽られて洗浄液と媚薬の混じった粘液にさらされている。
ぐちゅ、ぶちゅっと触手同士がこすれるのとは異なる音が、突き出された少女の腰から奏でられ、少女の秘所には太太とした触手が突き刺さり蜜を溢れさせるそこと、後孔を貫いてかき回していた。
とろんとした蒼銀の瞳は、熱に侵されて自ら触手に腰を振る痴態を晒していく。
少女にとっては、愛しい愛しい我が子の触手であり媚薬に侵されて快楽を貪っていく。
けれど、少女の目の前の広場には罪を犯しさらされる少女を見物に訪れた人々が、嘲笑と欲望の視線を少女へと向けてくる。
それは、快楽の中にあっても強い恐怖と惨めさを少女へと刻んでくる。
どうしてこうなったのか…自分も、我が子も何も悪い事をしていないのに…。
ただ、一緒にいたかっただけなのに…。
快楽にとろける少女の蒼銀の瞳から涙が溢れて頬を伝い落ちていく。
拘束装置に拘束される少女の刑罰は、公開陵辱及び強制奉仕という晒刑と強制労働。
誰か、奉仕の希望者が現れれば、それがどのような内容でも少女は受け入れていかなければならなかった。

ご案内:「ダダイラス大広場(過激描写注意)」からルキアさんが去りました。
ご案内:「ダイラス大広場(過激描写注意)」にルキアさんが現れました。