2022/02/28 のログ
ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 地下懲罰室・特別指導室(過激描写注意)」からカレスさんが去りました。
ご案内:「王立コクマー・ラジエル学院 地下懲罰室・特別指導室(過激描写注意)」からマツリカさんが去りました。
ご案内:「黄昏時の王城・宴席(過激描写注意)」に窮戯公主さんが現れました。
窮戯公主 >  
シェンヤンの皇女達が招かれていた折
連日のように開かれていた、酒池肉林の宴
未だ好色な王族や貴族の手によってそれは開かれ、夜毎に淫靡かつ卑猥な宴は開かれ続けていた

そんな酒宴の席に、佇む一人の皇女
窮戯はやや退屈そうに、ゆったりと身体を横たえる
側には彼女に心酔させられているのであろう貴族男を侍らせ…

「──こういった興も、少し飽いてきたわね」

目の前ではじまろうとしている宴
贅を尽くした食事、酒
そして振る舞われる『肉』としての女達
実に堕落的でそれはそれは良いもの、しかし

「何か新しい趣が欲しいと思わない…?」

侍らせた貴族男に酒を注がせ、その顎を白い指が撫で擦る
貴族男はどこか淀んだ瞳で、人形のようにこくんと頷く

窮戯公主 >  
「肥え太った猿とミレーの交尾も滑稽で面白いものだけど」

酒が振る舞われはじめ、徐々に熱と色に支配されゆく宴の場
程なくして、嬌声の乱れ飛ぶ淫宴の場へとその姿を変えてゆく

盃を呷り、芳醇な葡萄の香る酒で喉を潤し──、一息

「──上質な若い肉があったら、連れてきて頂戴ね」

「美味しく味をつけて、食べちゃうから」

くすりと薄い唇を笑みに歪め、そう呟く
その言葉は比喩のようでもあり──深き闇を感じさせる言葉でもあり

窮戯公主 >  
日は沈み、月もまた雲に隠れ

今宵贄として犠牲になるのは

色に駆られた王族か
無垢なる姫か
あるいは何も知らぬミレーの子供か

──宴の宵は更けてゆく

ご案内:「黄昏時の王城・宴席(過激描写注意)」から窮戯公主さんが去りました。