2022/02/20 のログ
■リサリカ > 王都の地下、廃屋に擬装した秘密の入口から入れるそこに、星の聖猫派に属するあるカルトの拠点がある。
ここは彼らの礼拝堂であり、生活拠点であり、また武器庫でもある。
そして薄暗い不気味な魔導照明の灯る通路を通った先の大きなホールには、
彼らの神たるウルタールを模した黄金の神像と、豪華な祭壇。そしてその前に置かれた司教座に座った女神官の姿があった。
「アイツらが今宵の生贄ね…?」
彼女の視線の先には、手錠を繋がれ怯える人間達の姿。彼らは王都にて誘拐した市民達である。
そして、彼らを連れてきたリサリカの信徒達は、床に大きく禍々しい魔法陣を描いている。
そしてその真ん中には、丁度人が寝転べるような、豪勢なテーブル。
そこに生贄を寝かせ殺害し、神へと捧げるのだ。
「ふふ、哀れだこと」
リサリカはほくそ笑む。ウルタールに生贄を捧げてしまえば、彼女は更なる力を得ることになるだろう…。
ご案内:「王都 カルトの地下アジト(過激描写注意)」からリサリカさんが去りました。