2021/05/02 のログ
ご案内:「アケローン闘技場 アルマ祭」に八蛟さんが現れました。
ご案内:「アケローン闘技場 アルマ祭」から八蛟さんが去りました。
ご案内:「アケローン闘技場 アルマ祭(過激描写注意)」に八蛟さんが現れました。
■八蛟 > 今夜のアケローン闘技場は、敗北の結末を眺めるそれはいつも通りの目的としても
どちらが負けるのかわからない そんな勝負が多い
奴隷同士を戦わせる ハイブラカジノで負けて早速放り込まれた新品だっている
武器がありならと、お抱え者に毒を塗し、結末を塗り替えようとする者もいるだろう。
だからこそ今夜は普段よりも、選択を慎重にし、賭け金へのスリルを感じさせ、怒号が飛ぶ
殺せと 犯せと お前が勝つのなら後で覚えていろ と様々に
映像がステージ上部で 控室で そして映像を記録する魔道具へと展開されていく
控室は自身の愛用の獲物を持ち込むもの 普段なら、銅製や棍棒ばかりで鉄の剣にすら恵まれていなかった冒険者
いろいろな武器持ちが祭りの武舞台へ挑むために屯している 中には美麗なのに屈強な者もいるから面白い
八蛟もまた、素焼きの徳利壺を紐で携え、口元に携えながら喉が熱いそれを煽る。
喉を鳴らす音は3度や4度ではない 半分は消えてもおかしくないほどに啜る酒の音
周りは、殺し合う前にそんなに飲んで大丈夫なのかと笑うほどだ
だが八蛟は鬼故にか、頬を染める熱く濃い、酒気漂う酒でも動じない
「―――ぶはぁ。」
まるで熱いものを口にしつづけていたかのように、唇からは熱を吐く
まだ酒が残るそれを揺らしながら、金砕棒を地面に立てては首を軽快に鳴鳴らした。
「嗚呼、適量さね。」
ペロリと舌なめずりをし、体に酒という燃料を投下した
いい具合に火照っているのだろう 笑みを浮かべ武舞台の生映像を見つめている。
「アタシの出番はまだかねぇ、待ちきれないよ。」
■八蛟 > 酒を煽りながらも、八蛟は舞台を眺める
酒の肴になるだろう試合がいくつかあった
ここまで振動が聞こえる そんなものだってある
アケローンという舞台が楽しめ、且つ頑丈な作りは要塞のよう
港湾都市ダイラスに於いて、金の稼ぎと舞台という演目で言えば これほど賑やかな場所はない
アルマという武器の意味を持つちょっとした催しでもあれば、意地 必死 狂気がいつもよりも渦巻く
適度に互いに勝率というものを覗かせ、抱かせ、敗北した時のそれは一入だろう
逆に、負けて納得する物もいる始末 その証拠に、観衆大全の前で純粋にあえぎながら抱かれている女がいたなら
それはそれで、そそられるのだろう 加虐に代わる旨味に、ちょっとしたいい女を帰りに抱こうと言うものまでいる
『715番 出番だ。』
通信の水晶端末から出た声に、酒を傾けていた八蛟の耳がピクリと動いた。
嗚呼、出番だ。
「ん。」
酒がまだ揺らせばいい音を立てて残っている
だが飲み干す時間も惜しい
「やるよ、これ」
小柄なドワーフの、戦槌を担いだ髭オヤジにやると、度数の高さに機嫌よく受け取るだろうか。
そして武舞台の前へと躍り出る、ガランッゴロンッと通路で響くサンダルの分厚い靴底
「盛り上がってるじゃないか。」
舞台の上へ、鉄柵扉が開けられ、前へ出ると肩に担いだ金砕き棒
背丈と筋肉の付き方 歓声の中で、入場者を待つ。
互いが出てくるまでの間、賭けは締め切られない。
率はどんどん変動していくだろうか。
■八蛟 > そして対戦相手が出てくるのなら、試合開始の合図
互いに迫り合い、鉄の悲鳴という一撃をぶつけ合い
ご案内:「アケローン闘技場 アルマ祭(過激描写注意)」から八蛟さんが去りました。