2021/02/23 のログ
ご案内:「◆王都マグメール貧民地区 裏通り(過激描写注意)」にシュエさんが現れました。
シュエ > (王都マグメール。そこには様々な性を売り物にするような風俗店などの卑猥な店が多く並ぶ。なれば、そこには非常にニッチな店というものもいつの間にかひっそりと建っていたりするものである。
SM、なんてものですらなくそれを超えたやばそうな、お店というものが。慣れている人間、であればそれを避けて通ることもできるのだろうけれど、慣れていない人間であればそういうお店に捕まることもある。今宵のお話は、そういうお話である。)

え、っと・・・、わたし、あの・・・。

(そういう、見るからに怪しげな店の前に立つのは前髪は顔にかかる程 後ろは腰程度までの長い白金の髪を揺らす少女である。
やけに気安い絡み方をしてくる黒い服をきた男性・・・つまりはこの店の客引き、というやつなのだろう。その人に捕まって、ちょっと店を覗いていかないか、と誘われてしまっていた。

うち、こういう店なんだけど、と渡されたチラシ。それはまぁ、えげつない光景が映っていた。
踊る言葉は苗床、だとか、孕み袋、だとか、性器開発だとか・・・まぁ、見るから怪しげな光景がたくさんに。
一応流し見してみたところ・・・魔物との性交渉の場、を提供している場所であるらしい。それも、一対一で、調教された魔物と・・・という話ですらなく、イメージされるのはダンジョンや迷宮の奥地で魔物に敗北し、無様に魔物の巣に連れ去られ、輪姦、苗床、孕み袋。そのような尊厳をすべて奪われた上で犯されるような、そんな凄惨な光景。聞く所によるて、なんか・・・一定の需要はあるらしい。ダンジョンに潜る勇気や力はないけど、魔物とかにヤられてみたい、とかそういう希望を持つ女性が一定数いるとかいないとか。 男性にもその光景を映像として見ることが出来る部屋があるらしく、そこそこ人気があるとかないとか。

実際、その渡されたチラシに映る女性達・・・無論、その凄惨な陵辱を受ける哀れな女性達、であるが触手の群れや魔物の群れ。その隙間から微かに見えるその顔は・・・とても、満ち足りた、幸せそうな顔をしているように見えた。
・・・そのただひたすらに快楽を享受する顔。それには妙に視線を誘う力が合って。 つい・・・目をそらすことも出来ずにごくりと唾を飲む。
黒服の男に見抜かれていたのかどうかはわからないけれど、少女にはとある願望が存在した。 ――破滅願望。破滅する程に堕ちてしまいたい、壊されてしまいたい、と願ってしまういうような、それである。利用者の中にはそのままハマってしまって二度と外に出てこなくなった、という者も・・・いる、らしい。この場からチラシを投げ捨て、逃げられないのはただ少女が奥手なだけ、という訳ではなく、その胸の奧に秘めた願望が刺激されて・・・こんな風に、壊されて、みたい、という願望からか、そのチラシに映る女性達を羨む気持ちが微かでも産まれてしまっていたからか。 こんなのを羨んじゃいけない。でも、でも・・・目が、離せない。

――高く掲げた看板はみだらに触手が絡み合う姿。店の名前は魔物の巣。 掲げたサービスの名は苗床・孕み袋体験場。店の中に入れば響くのは知性なき魔物達の歓声と女性の嬌声。 そこはある種の万魔殿のように。

街の外れ、その一角にひっそりと店を開いていた。)

ご案内:「◆王都マグメール貧民地区 裏通り(過激描写注意)」に黒須さんが現れました。
黒須 > (貧民地区での契約、集金作業も終わり、ギルドにも気になるような依頼もないため、夜は自由に行動することにした黒須。
そして、たどり着いた場所がここである。)

「相変わらず、えげつない店ばかりだな…。」

(貧民地区にある裏通り、激しいプレイを中心とした風俗などを揃えている店であり、話では騎士団や旅団ギルドの裏から仕入れをしているとの話もある。
街を歩けば、普通の歓楽街では見ない様なアブノーマルプレイも存在し、物好きや異常性癖者にとっては娯楽のたまり場となっているだろう。
そんな店を眺めながら、街角にある小さな店に足を向けた。)

「…儲かっているみたいだな?」

(黒い服を着ている客引きに声をかける黒い男。
かなりの巨体であり、全身は黒い服で一式揃えられている革ジャンの男。
ここの店は自分との契約により借りた金で立てた店であり、魔物も自分がギルドの依頼で引っ張って来た者もかなり多かった。
取り立てのついでに何度か関わることもあり、度々客として来ることもあった。
今日も様子見に来たついでに少し脳を刺激するかと入店しようとしたのだった。
しかし、店の近くに居る少女を見る。
かなり長い髪型にチラシを見てはがっつりと見ている様子を横目で見ている。
客引きに「新しい店員か?」と聞けば、違うと答えが返ってくるだろう。)

「…嬢ちゃん、そのチラシのプレイに興味があんのか…?」

(その場で片膝をつくようにしゃがみ少女に声をかける。
サングラスをずらせば鋭い目を向け、少女の体を見てみることに。
まだ幼そうな容姿であるが、体つきは中々にいい感じの姿、それにチラシに釘付けと言うことは…っと少し狙えるのではと思い声をかけたのだった。)

シュエ > (客引きに声をかけたのなら、その気安い男はやはり軽薄な笑みを浮かべて応対するのだろう。男と軽い軽口を交わしながら、新しい店員か?と尋ねられたのなら答える返しは ”今は、まだ”
今はまだ客、ですらない。ただその辺を通りがかっただけの、女。けれど、黒服の男はそれを見どころがある、と直感で感じたらしい。
今はまだ二の足を踏んでいる状態。けれど、押せばきっと堕ちる。そして、最初の一歩さえ踏み出させてしまえばきっとこの女はずぶずぶと落ちていく。そのままうまくいけば・・・新たな苗床、孕み袋として、店の店員、ではなくゆくゆくは”品物”にまでなってくれるのではないか。男はそうその軽薄な笑みの下に企んでいるようであった。)

いっ・・・え、あの、わたしは、その、なんていうか・・・その・・・。

(そして、当の少女は声をかけられれば驚いたように目を見開き、視線を右往左往。自信がなさそうにおどおどとしたしばらくの後に。)

興味が、ない、訳では・・・その、ない、というか・・・。わたしもその、としごろ、なので・・・。

(チラシで口元を隠すようにしながら、おずおずと、恥ずかしそうに告げる。自分自身に年頃、という言い訳を口にしながら不安そうに口にするその姿は臆病で、奥手な少女の性格を感じさせるだろう。)

黒須 > 「興味がないわけじゃねぇ…か…。」

(チラシで口元を隠し恥ずかしそうにする少女の態度。
その様子をポーカーフェイスな表情で見ていた。
この店に似合わない性格と行動、その様子を見たせいか、表には出さず心の中でニヤリと笑ったことだろう。)

「…嬢ちゃん、年頃なのはわかるな。
こういうのにも興味があるだろうが…まだ、はえぇんじゃねぇのか?」

(見た感じ、まだ普通の性行為もしたことない、あるいは、しているがそこまでハードなことをしていないように見えた。
それでいきなりこんな店のコースを歩めば、すぐさま体が壊れるだろう。
良心的にも見えるが、ただの都合のいい解釈、頭の中ではただやる事だけしか考えていない。)

「…なぁ、嬢ちゃん…俺はちと、ここの店長と関係があってよ…もし、興味があって、ここで働きてぇんだったら…俺に相談を持ち掛けねぇか?
もし、俺の要望に答えられたら、簡単に雇えるようにしてもらえるが…どうだ?」

(嘘であるが嘘ではない。
ここの店主との金はかなり長い間揉め事の原因となり、何度も骨を折り、皮を破った。
故に立場として客側よりも高い地位に居たため口裏を合わせるのは簡単なことだった。)

「だが、俺もちと、訳アリでな…。
…普通のセックスより…もっと、ハードで…乱暴的なプレイを好んでいるぞ…。」

(耳元でぼそりと告げる。
興味があることを引き金として語り掛けた。
質問をかけても恐らくおどおどして回答が返ってくるのに時間がかかる。
それは面倒なため、あえて相手の気になることをしてやると耳元で呟き、少し揺すってみようと試したのだった。)

シュエ > (こういう、おとなしく、臆病で、いかにも無害そうな少女に見える子こそ以外と裏ではやることをやっていたり、することもある。・・・この少女がそれに該当するかどうかは、さておき。)

わ、わたしだって・・・もう、大人ですから。お酒だって飲めますし、一人で生活だってしてるんです。 男の人だって・・・!・・・、知らない・・・わけじゃ、ないです。

(まるで子供のような扱いをされれば、少しだけむっとして自分が大人である、と主張をする。その言葉は流れに流れて、つい変なことまで口走りそうになれば、はた、と言葉を止めるけれど、そのまま言っちゃえ!とばかりに、ぼそぼそと男性経験を口にした。)

え・・・っと、わたし、別に、働きたい、という、訳ではなく・・・。

(少女が受けていた勧誘は店員、としてではなく客、としての勧誘である。苗床や孕み袋といった魔物の欲を一身に受ける哀れな被陵辱者、として一晩楽しんでみないか、という勧誘である。
簡単に雇える、と口にされたのなら少女はきょとん、とした顔を浮かべた後、そんな予定はないけれど、と口にするだろう。

店員として、品物として。それはあくまで黒服の男の願望である。このまま異形との情交にドハマリして、店員になり、やがて品物にまで堕ちてくれれば、というそんな願望である。少女の予定にはそんなものは微塵もなく。)

ひ、へ、あ、あの・・・?

(耳元でぼそり、と囁やけばその長いエルフ耳をぴくん、と上下に揺らし、ほんのり赤い顔をしながら二人の男に視線をさまよわせるだろう。ハードで乱暴なことをしてやる、と言われれば興味は・・・そそられない訳ではない。訳ではないのだけれど・・・)

話、くらいは・・・伺い、ます。

黒須 > 「ほぅ…一応、経験あるって所か…。」

(思わず話してしまったことは全て聞こえた。
避けも飲める上に生活も出来て、経験もある。
一連の経験を果たしてきたらしいのはわかった、だが、そこから先は特に興味を持つことはなかった。)

「あぁ、そうか。だが、この店で遊びたいってのはあるって話だろ?
そうなりゃ、どちらにせよ…急に挑むにはリスクが高くねぇか?」

(苗床や孕み袋になるにもそれなりの耐久は必要だろうと勝手に思った。
まぁ、言ってしまえば都合よく流れればそれでいいと思った。)

「…よし、わかった…。
一先ず、近くのホテルで話を聞くか…。」

(貧民地区にもいくつかの止まり宿はある。
平民地区と比べてグレードは下がるも、少し我慢すれば何とかなる程度である。
少女の背中に手を当て、そのまま目的の宿へと行こうとするのである。)

シュエ > へっ・・・!?いや、その、わたし、あの・・・、ちがっ、これはっ・・・!

(流石にこれに憧れを抱いている、なんて思われるのは少しどころではなく恥ずかしくて。わたわたわた、と手を振って必死にちがう、ちがう、ちがう・・・!と主張するけれど、その本心は何処にあるか。
ただ・・・ちょっと、本能のまま求められて、壊されるくらい愛され、その愛を返す。そんな行為に、ちょっと憧れを抱いたのは嘘じゃ、ない。)

近くっていっても、えっと、どこ、へ・・・?

(そして、奥手で臆病な少女は誘われるままに男に連れられてホテルへと連行されたのだろう。その一室に入る前にごめ、んなさい・・・!と勇気を振り絞って男の手から逃げ出したのか、はたまたついに言い出しきれず、流されるまま男に味わいつくされたのか。それは男と少女だけの思い出として――。)

ご案内:「◆王都マグメール貧民地区 裏通り(過激描写注意)」からシュエさんが去りました。
ご案内:「◆王都マグメール貧民地区 裏通り(過激描写注意)」から黒須さんが去りました。