2021/01/01 のログ
ご案内:「夢現の領域」にタマモさんが現れました。
タマモ > ここは、夢と現実の狭間。
いつとも言えず、どことも言えず。
それは、招き入れた相手によって、左右される領域だ。

ゆえに今はまだ、何もない。
その何もない空間に、のんびりと漂うように、少女は寛いでいた。

「………さて、今日はどうしようかのぅ」

そんな呟きを洩らし、何も無い空間を見上げる。
今日は年の初め、日中はどこぞの邸宅での年初の祝い。
美味しいものを味わい、ゆったりとした一時を過ごしていた。
…が、それで満足するような、そんな少女ではなかった。
どことも言えぬ場所に、己が領域を展開。
己が知る限りの適当な場所に、そこへと引き摺り込む、そんな陣を張っている。
その内のいくつかを、発動させていた。

誰かが引っ掛かり、引き摺り込めれば、今年一番の愉しみを味わい、味合わせよう。
もし、誰も来なかったら…
………まぁ、今日は寝正月を過ごせ、と言う事で諦めよう。
いや、この地に正月なんてもの、ない訳だが。