2020/12/27 のログ
クロミヤ > あった・・・!これ、これだ・・・!

(そうして地面に座り込み調査すること数十分。どうにか手がかりとなるものを見つけた。なにかの招待状、のようなもの。日付は未来。
・・・なにをするつもりなのかはよくわからないけど数枚ほど同じものがあるところを見るとおそらく余ったのだろう。
それがここに残っていたらしい。件の娘がそれに参加するかどうかというのはちょっとわからないけれど、恐らく手がかりは掴めるはず。

一歩前進。ぐっ、と拳を握りその場から立ち上がり、この場を後にする。もう色々調べた後だし、手がかりも手に入れた。次はこのなにかの招待状が開催される日。そこに潜入してどうにかこの娘とコンタクトを取れれば・・・!)

ご案内:「貧民地区 スラム(過激描写注意)」からクロミヤさんが去りました。
ご案内:「闘技場(過激描写注意)」にキールさんが現れました。
キール > 闘技場で交差する二人の男。
一人は2m程の身長と筋肉の鎧によって作られた分厚い男に、スラム街で鍛え上げられたダーティーファイトを売りにする男。

巨躯の男はこれまでの戦いで擦り傷や拳を打ち込まれたことにより男の分厚い筋肉によって作られた体に跡が残っているが、男は未だスタミナが尽きる様子もダメージによる疲れも見えない。

何度か拳や蹴りを打ち交わしたところで相手が闘技場の砂を混ぜた唾を飛ばしての目つぶしをしてきたが、男はその前に目を閉じ、流れる動きのままに相手の膝の骨を踏み抜き、前かがみになった相手の顔の辺りに向け拳を振り上げれば手に伝わる顎の骨が砕け首の骨が外れる感触を味わいながら、筋肉を膨らませる様に力を籠めそのまま振り抜いた。

対戦相手は数秒、重力という鎖から解放され、男から遠く離れた闘技場の砂の上に落ち鈍くどさりという音が響く。
男の砂交じりの鍔を手で拭ってから男は観客たちの歓声やブーイングの中、滾った興奮のままに吼える。
「うぉぉぉぉぉぉ!! 次は誰だ!俺がこれまでに稼いだ金が欲しけりゃ ここで俺と戦え!!」

と、競技場の観客達を煽る様に両こぶしを突き上げ、歓声に負けない声で次の挑戦者を呼ぶように仕向けたが、
すでに夕方から、有望な闘士を潰された支配人たちは頭に血が上りながらも、経営者らしく何処で損切をするのか頭を悩ませる。
また新たな男を宛がうか、生贄女を宛がい、男を闘技場から降ろすかの選択を迫られている。