2020/09/11 のログ
ご案内:「◆森奥の洞穴(過激描写注意)」にノールさんが現れました。
■ノール > 暗い洞穴は湿って、光源はほとんど無く暗い
土臭さと獣臭さが混ざり合い、僅かに腐臭も漂う
入り口に乾いた白い何かが散逸しており、近寄れば何かの骨と知れるだろう
「……………。」
その最奥ではなく、そこを伺うことができる僅かに分かれた窪み
そこに、その獣は潜んでいた
大きな、錆びついた斬首斧は獣人にすれば片手で振れるが常人は持ち上げるのも難しい代物だ
その斧を抱えるようにして、茫洋と立っていた
瘴気と本能で何かに酔ったように放浪し、惹かれるように辿り着いた
この洞穴は定期的に魔物を誘う何かがあるのかもしれないが、獣人には伺いしれない
ただ、底光りする瞳を静かに何処かへ向けていた
■ノール > 獣人はひっそりとそのまま時を過ごした
底光りする瞳は爛々として、やがてそれが満ちた時またこの洞穴を飛び出すことになる
何かの衝動と力に満ちた、魔物が解き放たれるのはもうすぐだろう
ご案内:「◆森奥の洞穴(過激描写注意)」からノールさんが去りました。