2020/04/05 のログ
ご案内:「王都マグメール 貧民地区のどこか(過激描写注意)」にタマモさんが現れました。
タマモ > 少女が居るのは、王都マグメールの貧民地区。
賑わいの中とは言えないものの、人気がまったく無い訳でもなく。
そんな場所から、少し物陰となっている場所だ。
その足元には、人一人が入れそうな程度の大きさの陣が描かれていた。

「………」

静かに、少女は佇み、それを見詰めていた。
ただ、その瞳は僅かに澱んでいるが、それはぱっと見て分からないだろう。

そこに描かれているのは、転送の陣。
行き交いは出来ず、一方的に引き寄せるだけのものだ。
それと対になる陣は、少女が彷徨った、あらゆる場所に描かれている。
つまり、その描かれた陣に入ってなければならないが、その条件さえ合えばどこからでも引っ張り寄せられる訳で。

要するに、獲物を待っている訳だ。
今日は、気分的に沈み気味、捕らえた獲物がをどうするか…
普段のように、ゆるりと弄ぶような、そんな気分では少なくともなくて。