2020/03/02 のログ
ご案内:「◆秘密クラブ(過激描写注意)」にユイキスさんが現れました。
ユイキス > (ここで会ったのも何かの縁だから、面白い所に連れて行ってあげる――。
そんな言葉に誘われてふらりと足を運んでしまったのは私はどこか寂しさ、でも覚えていたのでしょうか・・・。

たまたま寄った酒場で、たまたま美人な女性と隣になって。不思議と話が弾んであれよあれよという間に彼女に誘われてこんな所へ。どことなく妖艶、というか妖しい雰囲気のお店に こっちこっち、と誘われて彼女について行って見れば)

・・・え。

(その先に広がっていたのは桃色と肌色。えぇ、桃色と肌色なのでした。店の中を妖しく照らす桃色のネオン。そして、あちらこちらでお互いの身体を貪る無数の人の姿。耳に響くのは心を弾ませる音楽と快楽に蕩けたような甘く、時には切羽詰まったような男女の声。ふわりと鼻に香るのは濃厚な性の香り・・・。)

え、あの、ちょっと・・・!

(あの、ここ。ここ一体何なんです・・・!?思わずお酒を飲んでほんのり高揚した酔いも吹き飛びそうな程の衝撃的な風景を見せられればその美人な彼女に詰め寄りました。けれど、彼女はひらりと私を躱すように身体を捻り、一言・・・私の耳に囁やけば常連であるのでしょう。 「おう、また来たのか」 「今夜も良い夢を見せてやるよ」なんて、すでに生まれたままの姿を晒しびんびんと男根を反り立たせた男性二人組に声をかけられた後、尻や胸を揉まれながらクラブの奥へと消えていくのでした・・・。)

・・・。

(私はといえば、彼女に伸ばした手も行き場をなくしぽつんとこの場に一人取り残されて。

・・・此処へは何か義務や仕事があって訪れたわけではありません。なんなんですか、もう・・・!と、ぷんすか怒りながら踵を返しても構わないはずなのです。 でも・・・彼女にかけられたその一言がまるで魔法のように頭にこびりついてしまったのです。

――でも、貴女・・・溜まってる、んでしょう?こういうコト、ご無沙汰なのではなくて?

・・・事実で、ありました。最近忙しくて、そういうコトとは・・・すっかり、ご無沙汰で。
そもそも、私は・・・こういう、コト・・・殿方へ奉仕する存在、として創られた存在。そういうコトがご無沙汰であれば、むらむらと、溜まってしまうものも確かにありまして。

くるりと踵を返すことも確かに可能ではあったのです。けれども、私の足はまるで花に誘われる蝶のように、ふらり、ふらりとクラブの中心、奥へと・・・乱交会場のような、いえ・・・乱交会場そのものとなっているその会場へ足を、向けてしまったのです。
既に主は失った身。けれど・・・誰かに奉仕したい。抱かれ、たい、という欲はこの身に消えずに残っていたのです・・・。)

ユイキス > (そうして・・・私はこの狂乱の宴へ。めくるめく快楽の沼へと身を落としてしまったのです。

すべてが終わった時、私に残っていたのは身体にへばりつく濃厚な性の香りと・・・罪悪感。そして・・・心地よい疲れと、すっきりと晴れやかで・・・妙に、調子の良くなった、身体なのでした・・・。)

ご案内:「◆秘密クラブ(過激描写注意)」からユイキスさんが去りました。