2020/02/23 のログ
ご案内:「魔物の巣の跡(過激描写注意)」にタン・フィールさんが現れました。
タン・フィール > 数十年前までは、近隣の村々からは恐れられた洞窟。

様々な目撃例や被害届の出ていた、魔物の巣とされる郊外の洞窟…。
けれども、ここ数年はぱったりと、それらの情報は途絶えていて、
近々、冒険者ギルドが、調査隊を組んで派遣されるのではと噂されていた。

薬師の少年は、そうした集団にあれこれあらされる前に、
薬の原料となる、魔物の抜けた体毛や牙、糞尿、食べかすなど、
魔物の残滓と痕跡を求めて、先んじて単独潜入に乗り出し…来た道も往く道も見失い、見事に迷った。

「うぅ…魔物が出ないのは助かるけど… 出口、見失っちゃった…」

情けない独り言を漏らしながら、頼りなげな瞳を照らすのは、これまた心もとなく揺れる松明の光。

こつ…こつ…と慎重な足音が、洞窟に響き渡る。

少年の歩んだ跡には、回復薬…精力剤…お茶に果実の甘酸っぱさ、媚薬の後を引く香、
様々なモノを惹き付ける香りが残滓として宙を漂っていた。

ご案内:「魔物の巣の跡(過激描写注意)」にリムリアさんが現れました。
ご案内:「魔物の巣の跡(過激描写注意)」からリムリアさんが去りました。
タン・フィール > <<移動いたします。>>
ご案内:「魔物の巣の跡(過激描写注意)」からタン・フィールさんが去りました。
ご案内:「平民地区 雑貨店(過激描写注意)」にピングさんが現れました。
ピング > 相変わらず閑古鳥の無く某所にある雑貨屋。
時折思い出したように罠めいた品揃えを致す日が、本日。

「試供品」とタグをつけた一欠片ずつの小さなチョコと温かなお茶を保温瓶に詰め込みカウンターの上に設置。
次いで、貼り紙を店内にある男女共用の方のトイレの扉へ取り貼り付ける。

「故障中の為使用できません」の文字と共にノブには針金を巻き付ける徹底っぷり。
試供品は媚薬と利尿剤の入ったチョコとお茶――つまりは碌でもない準備は万端に。
最後の仕上げとばかりに、トイレに行く場合は一択となる一室――男用、とでかでかと表示されている――へと足を踏み入れ。

その室内には便器の類は無く、壁の下の床に沿って排水用の溝が掘ってあるという簡素極まるトイレ風景。
しかも男子のみを想定している為か、仕切りの類は一切なく、並んで致せば隣の排泄事情が丸見えの状態だった。
芳香剤の代わりとでも言うように、たっぷりと焚かれた甘ったるい匂いのするお香は思考を緩くさせる効果を持つという念の入りようで。

ご案内:「平民地区 雑貨店(過激描写注意)」にドルチェさんが現れました。
ピング > こうして今日もまた、雑貨屋の一日が過ぎて行くのだった。
ご案内:「平民地区 雑貨店(過激描写注意)」からピングさんが去りました。
ご案内:「平民地区 雑貨店(過激描写注意)」からドルチェさんが去りました。