2020/01/15 のログ
ご案内:「九頭龍の湯屋」にギュンター・ホーレルヴァッハさんが現れました。
ご案内:「九頭龍の湯屋」にユキノさんが現れました。
ギュンター・ホーレルヴァッハ > 息を荒げ、頬を快楽に染め、一瞬見せた抵抗の色を湛えた少女の瞳も、直ぐに理性の色を失っていく。
そんな哀れでもあり、嗜虐心を煽る少女の姿に満足げな笑みを浮かべた後、少女の言葉を耳にして己の瞳を愉悦の色と共に細める。

「…ふむ。そんなにも気持ちが良いか。虫達に好きな様に犯され、嬲られ、その様を知らぬ男に眺められて、それが心地良いか。
そしてその快楽を得て尚、それ以上の絶頂の為に私に何でもするのだと自らを売るか。浅ましい事よな」

此方から少女へ強請れ、と強制しておきながら、少女の言葉を反芻し、羞恥心を煽る様にクスリと笑みを浮かべる。
それでも、仕掛けに手を伸ばした手は少女の望む通りに。虫達の屯する壺の中から少女は引き上げられ、そのまま己の前へと引き下ろされる様にゆっくりと稼働するだろう。
尤も、その後に与えられるものが、救いであるとは限らないのだが――

「…さて、ユキノと言ったか。その風呂から救ってやったことを感謝しているなら、一つ私の魔術にかかってみると良い。
より深く。より堕ちていく悦びを、貴様に与えてやろう」

漸く虫達から解放された少女へ向けて発動するのは、己の得意とする精神魔術。あらゆる欲求を、唯只管に昂らせ、求めさせるモノ。
当然、少女に向けられたのは性的な快楽を渇望する術。限りない絶頂を。果てない快楽を魔術が切れるまで本能が求める様な術。
尤も、所詮は精神魔術である為、"術をかける"と宣言してからの発動である以上抵抗するのは容易ではあるのだが。

ユキノ > 「はいっ!ごめんなさっ、あんっ!」

既に虫達の愛撫によって朱に染まっていた顔が、羞恥に更に赤くなる。
だからと言って情欲の炎が消える訳ではなく、絶頂に達してこのもどかしくじれったい快楽から逃れたいという渇望は止まらない。
目の前が時折霞むほどに強烈な、性的な餓え。
虫壷に漬けられている限りはそれが深まるばかりだった。

「んんんっ……♥」

ついに虫壷の中から引き上げられたが、体重によって食い込む縄がやはり心地良い。
礼を言うのも喜ぶのも忘れ、一瞬その快楽に身を委ねた呻き声を出した。

「はぁっ、はぁっ、はぁっ……感謝っ、してます……。
 魔術でも、何でも、頂きますからぁ、だから……」

白濁に塗れ、食い込む縄によって痛々しくも扇情的に鬱血した胸を弾ませながら大きく呼吸をし、その下から言葉を紡ぐ。

「だから、私を解放して下さい……悦びを、下さい♥」

散々毒と虫に苛まれた結果か、それとも普段からそうする人間性なのか、それは分からない。
ともあれ、少女はすんなりと魔術を受け入れる事を選択した。
少年の目を見つめ、蕩けた笑顔を浮かべながら。

ギュンター・ホーレルヴァッハ > 蕩けた様な笑みを浮かべる少女に向けるのは、高慢で傲慢で、得物を捕食する様な笑み。
ゆるりと唇を歪めたまま、魔術を受け入れると告げる少女に口を開いた。

「…成程。その言葉、その選択を決して後悔せぬ事だ」

短く告げた言葉の後、少女に手をかざすと淡い発光と共に己の魔術が発動する。
魔術を少女が受け入れた瞬間、先ずその身を襲うのは耐え難い程の性欲。絶頂への渇望。砂漠で水を求める様に、精液を欲する様な感覚。
散々に虫達に嬲られ、イきそこねていた少女に発動するには、余りにも酷な魔術であったかも知れない。

「さあ、精々喘げ。喚け。啼き叫べ。……言っておくが、私は魔術をかけたからと言って、貴様をイかせてやる等とは言っておらぬ。精を注いでやるとは、一言も言った覚えは無い。だから——―」

そうして、いっそ優し気なとも見える様な笑みを浮かべながら少女に近付くと――

「…男に弄られながら絶頂出来ぬ苦痛を。悦びを。もう暫く楽しめ、ユキノ」

ゆっくりと伸ばした腕は少女の頬へ。そして、そのまま頬から首元へ。首元から胸元へ。
撫でる様な、緩慢で緩やかな動きで、焦らす様な愛撫が始まった。

ユキノ > 「はいっ!はいっ!だから……あぁぁぁぁぁぁ!?」

何でも言う事を聞く、だからこの渇きから解放して欲しい。
その思いとは裏腹に、その身を襲うのは更なる渇きだった。
その強さたるや、魔術を受け入れた瞬間床に転がってしまうほど。
地面と肌が擦れる事でさえ、耐え難い程の快楽を生んだ。

「はひっ、は……そ、そんなぁ……にぁぁぁぁぁっ♥」

頬に触れただけでもびくりと震え、元々弱かった首筋や胸元に至っては折れる程に背筋を反らせて見せた。
体中がクリトリスと化したかの様な反応。
それでも絶頂には至れない。
快楽で気絶して、即座に快楽で意識を引き戻されるほどの感覚に晒されながら。
性のテクニックとして受けてきた焦らしなどとは比べ物にならない、もはや拷問の様な愛撫。

「ひんっ!?お願っ、も……死ぬっ、死んじゃ……やめ、イカせ、いかせてぇぇ……♥」