2020/01/06 のログ
■ユキノ > 「ふー……っ♥ふー……っ♥
ひぁぁぁ……っ!」
叫び疲れ、虫の動きが偶然弱くなった一瞬に息を整える。
その息も大分と荒くなっていたし、すぐに活動を再開した虫達によって悲鳴へと変えられてはしまったが。
喋る理性も残っていれば、少年が自分をどう扱おうとしているかも分かる。
手を変えようと眉を寄せて軽く睨んで見たりもするのだが、新たな快楽によってその表情はすぐに嬌声と共に蕩けた物へと変わってしまった。
どこかを噛まれたり、這い回られたりする度に、ほんの僅か維持できている理性も削られ続けるのだ。
「ことば、づかい……はぅんっ♥」
涙を流しながらはぁはぁと過呼吸の様な息遣いをする。
その下から必死に言葉を紡いではいたが、髪を撫でられた瞬間にやはり快楽を訴えるだけの鳴き声へと変わってしまう。
ただそれだけの行為が辛いくらいに心地良い。
だからこそ、この状況を打開する為に。
少しでも理性が残っている内に必死に媚びた声を出す。
体同様に白濁に溺れかけた脳と心を奮い立たせて。
セリフを考える余裕なんてなく、結局は自分の欲求を口に出しただけになってはしまったのだが。
「おねがいっ、します……あんっ♥
こんな虫達に、狂いそうなほど気持ちよくさせられている、わたし……んんっ!
ユキノを、ここから出して下さい……っ!
あなたの言う事、なんでも聞いて……くぅんっ、なんでも、しますぅ……♥
この、イケない体っ、たすけてぇ……くださいぃ……!」
ご案内:「九頭龍の水浴び場・むし風呂(過激描写注意)」からユキノさんが去りました。
ご案内:「九頭龍の水浴び場・むし風呂(過激描写注意)」からギュンター・ホーレルヴァッハさんが去りました。
ご案内:「◆路地裏の娼館(過激描写注意)」にユイキスさんが現れました。
ご案内:「◆路地裏の娼館(過激描写注意)」からユイキスさんが去りました。
ご案内:「◆設定自由部屋(過激描写注意)」にユイキスさんが現れました。
■ユイキス > (・・・わた、くしは何をしているのでしょう。何を、しようとしていたのでしょう。気がつけばここにいて、ただぼうっ、と無為に時間を過ごすばかり。ベッドに腰掛けて、なんだか頭を蕩かせるような甘い匂いに包まれて・・・ただただ、ひたすらに時間を過ごす。
なにかやらなくてはいけないことがあった気がする。この命を賭して果たさなければならない使命があった気がする。けれど、それもこの朦朧とする意識の中では思い出すことは遂にできませんでした。
・・・全てが終わった後、知ったことでありますが。この場所はマグメールの路地裏の娼館・・・非合法に片足を突っ込んだ悪徳な店。女を捕まえてきては、催眠により思考回路を奪い、惑わし・・・奴隷としてその身体を売り物にする悪徳な集団。そんな集団が運営する悪徳な店、であったと言います。
この時の私はそんな集団が経営する娼館に、捕まっていたそうです。誰にかはわかりませんが眠らされて、捕まって・・・そして、この部屋に放り込まれて。部屋を満たす甘い匂いは性欲を掻き立て、思考能力を単純に蕩かせる香炉。ついでとばかりに私を捕まえたその誰かは私の記憶もいじっていたそうです。記憶に封印をかけて・・・彼らの都合の良いように記憶をいじられて、所謂催眠、のような状態になっていたとか。
私を捕らえたのはそんな、非合法な娼館を運営している集団、だったそうです。当時の私は覚えている訳もなかったのですが、受付では 新しいオナホ、入りました なんて散々な文句で私のプロフィールと使用料金、そして裸に剥かれた写真が貼られた書類が置かれ、受付の人はつまらなそうに頬杖をつきながら客を待っていた、そうです。 この娼館の運営は悪徳そのもので、娼婦に人権なんてものはなく、何をしても良い、というスタイルであったそうです。 ・・・そもそも、娼婦として募集をかけたのではなく、捕まえて催眠で惑わして働かせる、という形態であったそうですから、娼婦というよりも奴隷、商品・・・という呼び方の方が近いのかもしれませんけれど。
薬を使おうが、複数人で犯そうが、アブノーマルなプレイに興じようが・・・魔物や触手なんてものを使っても、なんなら壊すようなプレイに興じようが店は止めはしなかったそうです。 ・・・ハードになるにつれ、一応料金は高くなったそうでありますが、他の娼館よりも幅広いプレイが楽しめる娼館・・・として裏社会で人気があったそうです。
今思うと、私はよく無事に帰ってこれたものだ、と思います。
当時の私はそんなことはいざしらず、甘く妙なほど幸福感とじゅくじゅくと疼く色欲に包まれながらぼうっとベッドに腰掛けて何をするのでもなく、ただただ無為に時間を過ごしていたのでした。
この時のわたくしは真の意味で・・・ただの人形。奴隷、であったのでしょう。
今のわたくしであれば、目を覚ましなさい、と張り倒しもできましょうが、この時のわたくしは・・・ただ自分が買われるのを朦朧とした意識で待つだけの人形、であったのです。)