2019/12/18 のログ
ご案内:「九頭龍山脈 ある山中(過激描写注意)」にタマモさんが現れました。
タマモ > ここは九頭龍山脈、木々生い茂る山林地帯の一角だ。
そんな場所で、少女は一人佇んでいる…ように、見える。
足元も草で茂み、はっきりとは見えないが、そこには数人の何者かが倒れていた。

「まぁ、多少ではあるが、暇潰しにはなったかのぅ?」

誰もが意識は失せ、誰もが一糸纏わぬ姿である。
ただ、雰囲気からして、そこで行われていた事は、想像し難くないだろう。
意識を失っていようと、その息は乱れたままで。
周囲に漂う匂いは、ある場独特の甘い香りに包まれていた。

そうした者達に、くすくす笑いながら、少女はそう言葉を向ける。
が、軽く考える仕草をすれば、ふむ、と軽く頷き。

「まぁ、次はもう少し、頑張ってくれると助かる。
まだまだ、妾には物足りない遊戯じゃったからな?」

そう続けて言えば、ぱちんっ、と指を鳴らす。
それに反応するように、ずるりと、その者達の体から、何かが這い出してくる。
それは、形容し難い何か。
ぐにゃぐにゃと、不思議な動きを見せながら、闇に紛れていた。
しかし、それらは、そう経たぬ内に、すぅっと消えていってしまう。

「やはり、試す相手が相手じゃと、ちゃんとした結果は出んものじゃな。
皆、すぐに気をやってしまっていかん。
かと言って、本当に壊してしまっては、怒られてしまうし…うむ、困ったものじゃ」

はふん、軽く溜息を漏らす少女。
その様子から、碌な事をしてない事だけは、分かるか。

ご案内:「九頭龍山脈 ある山中(過激描写注意)」にスミデーさんが現れました。
スミデー > (山中、新しい使い魔を探し求めて深い森へと入り込み、護衛としてワーウルフ、吸血蝙蝠を従え、自分は大狼の背に跨り移動中。
ワーウルフと狼とが何か匂いがすると言うので其方へと向かい歩いていれば、見えてくるのは一糸まとわぬ人間達が倒れているのとそれを睥睨しているかのような少女の姿)

「こりゃまたいったい、何事だ?
素っ裸の人間達に見慣れない服を着た女……あんたがこいつらを?
っと、敵対するつもりはないからな?偶々通り掛かっただけだし……」

(こちらに害意や悪意はない、と示すかのように両手を広げて。
ワーウルフと狼もまた敵意がないことを示すように地面に伏せ、吸血蝙蝠は近くの木へととまる)

タマモ > ぴくん、少女の耳が揺れる。
何かが近付いてくる、それを音で感じ取った反応だ。
ただ、その足音は四足歩行、つまりは動物の類。
不思議に思ったのは、己に向かい、意識的に近付いて来ている事である。
普通の動物であれば、直感で、安易に己へと近付いては来ないのだ。
まぁ…中には、それを気にせず寄って来るのも居る訳だが、今みたいに。

が、それが、目視範囲まで近付いてこれば、理解する。
視線の先に居たのは、狼の背に跨った何者かの姿。
現れ、掛けてくる言葉に、かくんと首を傾げ、考えるような仕草。

「このような時間、このような場所、そこで出会う事こそ、不思議なものじゃがのぅ?
まぁ、良いか…聞くまでもない、ちと遊んでおっただけじゃ」

己に害を与えるつもりなら、ばれぬ事はそうそう無いが、隠密でも行使して寄って来る事だろう。
そうしない時点で、それが無いのは分かっていた。
特に隠す理由も今更ないのだと、さらりと現れた男へと答える。

ちらりと、少女の視線が、一瞬だけ蝙蝠へと向く。
ふむ、再び、何か納得したように頷いた。

スミデー > 「俺は変わった魔物なり動物なりがいないかと思って森の中を探索してたんだよ。
まぁ、何が目的で探してたかは見て貰えれば分かるんじゃないかと思うけど」

(こちらが手を広げて敵意が無いと言う事を示せば相手も敵意を見せないことにほっとして。
この時間にこんな場所で、と言われれば自分がこの森の中を徘徊している理由を告げて。
大狼から降りては倒れている人間達を見てから相手を見てなるほど、というように頷く)

「なるほど、遊んでただけか。まぁ、俺もこういう遊びなら偶にするしな。
それで?こいつらで遊んだって割にはあんまり欲求が晴れてすっきりした、って様子でもないけど……楽しめなかったとかか?」

(相手の様子、発散してすっきりした、と言うようにも見えなければ何処か楽しげに尋ねて。
吸血蝙蝠を手招いては大狼の頭の上にちょこんと乗せて、うんうんと頷いてから相手へと向き直る)

タマモ > 「変わった魔物や動物、なぁ…そんなもの、簡単に見付かるものでのないじゃろうに、大変そうじゃな?
もっとも、言うてしまえば、今まさに目の前に居る訳じゃがのぅ」

相手がここに居る理由を聞けば、軽く首を捻る。
こんな時間では、むしろ、見付からないのでは、そう思ったからだ。
が、くすりと笑うと、冗談めいた口調で、後の言葉を紡ぐ。
とは言え、その言葉は真実。
種で言えば、己自身が動物であるのだから…まぁ、そう見えないだろうが。

「ほほぅ…?ならば、話が早くて助かる。
いちいち、細かく説明とか、面倒でいかんじゃろう?
…おっと、やはり、分かってしまうか。
思った以上に柔でな、遊んだは良いが、半端で終わらさざるえなかったのじゃ」

軽く肩を竦めながら、そう答える。
答えながらも、狼や蝙蝠の動きに、目は向けていて。
とりあえず、あれだ、目の前の相手は動物使いか、程度の認識で見ていた。

スミデー > 「確かに、早々見つかるものでもないから、最近は使い魔の種類が増えないんだよな。
数はそれなりに増えていってるんだけど……目の前にいるって、確かにいるって言えばいるけど契約してくれるのか?
使い魔に自分からなろうって風には見えないけどな」

(遺跡に行っても海に行っても山に行ってもなかなか新しい魔物は見つからず、種類は増えないのに数だけは増えている現状。
目の前にいる、と相手が言えば自分の使い魔になるようには見えない相手に首を傾げて)

「別に人間に対して味方してる訳でもないし、師匠の言いつけが無かったら寧ろ、だしな。
ああ、なんとなく不満そうな顔をしてたし、雰囲気もそうだったからな……ふふ、それじゃあ俺で良ければ遊びに付き合おうか?
こいつらよりは頑丈で長持ちする奴を呼び出すことも出来るぞ?
例えば……こういうのとか」

(倒れているのは人間で、それよりも精力も体力も頑丈さもある奴を呼べるといい、試しにオーガを3匹呼び出して見せる)

タマモ > 「じゃろうな、新たな種なんぞ、簡単に見付かるものでもないじゃろうて。
使い魔か…増えても大変そうに思えるんじゃが、そうでもないのかのぅ?
…うん?いや、変わった動物と言うておったからな、それなら居ると言うただけじゃ」

あれだ、数が増えるとか、養うの大変そうだ、とか何とか考えてしまう少女。
己に対し契約云々の話が出れば、言った意味は、それとは違うと、ぱたぱたと手を振って答えた。

「うん?妾はどちらかと言えば、人間に味方する方の立場、ではあるのじゃが…まぁ、あれはあれじゃ、気紛れ?
…おや、妾の遊戯に付き合うと言うのか?
今はちと、実験中の力の相手を探しておる訳じゃが…お主の思惑と、違うやもしれんぞ?
良いのか?」

そう、今回、少女自身は鑑賞の立場だった。
新たな力の試み、それを与えられた者達の反応の。
だから、こんな問いを向けたのだ。
呼び出した、今の魔物も相手の使い魔だろう。
だとすれば、それを弄ぶ事になるのだから。
………魔物でも良いのかって?少女にとって、相手の種や性別は、些細な問題なのだ。

スミデー > <<移動致します>>
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ご案内:「魔族の国・山奥の集落(過激描写注意)」にヴァレリアさんが現れました。