2019/12/05 のログ
■ロロ > (後はもう用もない。
また別の鬱憤を抱え込む事になる前に、とっとと戻る事にしよう。
…というか。外回りの用を頼まれた、そのついでだったから。勤め先の格好のママだ。
本当にストレス解消で、大暴れを決め込みたいのなら。仕事の無い日、私服の時の方が良いだろう。
それなら。転げ回って、跳ね散らかして。どれだけ汚れても。誰も困らないのだし。)
その辺考えとこ かなァ。…場所も決めとかないとだし。
(毎回同じ界隈で騒ぎを起こしていたら。それはそれで。悪党然り官憲然り、目を付けられる事になりかねない。
そうなってしまったら、色々やり辛くなるだろう。
思案気に頭を掻く指先の横。ぺたんと獣の耳が倒れたのは。周囲に目撃者の気配が無い事を、確認し終えたから。
今の内にさっさとこの場を離れれば。当事者以外は誰一人、知らない内に済ませそうだ。
こつこつ。今度は爪先で地面を蹴って足場を確認…直後、跳んだ。
蹴倒した男が目を醒まさない内に。壁を蹴って塀を越え、適当な屋根上にまで駆け上がって。
完全に足取りを眩ます辺りは、通り魔風情の確信犯。
とはいえ此処らは不穏な地域。危険な手合い、ロクデナシ共の界隈で。
多少の喧嘩など、事件として扱われるハズもなく。
少女が姿を消してしまえば、後は何時も通りという所。)
ご案内:「◆王都マグメール 貧民地区(過激描写注意)」からロロさんが去りました。