2019/11/23 のログ
ご案内:「◆設定自由部屋(過激描写注意)」にルルーエンさんが現れました。
ご案内:「◆設定自由部屋(過激描写注意)」からルルーエンさんが去りました。
ご案内:「◆設定自由部屋(過激描写注意)」にルルーエンさんが現れました。
ルルーエン > 夕暮れもほぼ沈もうとしている無銘遺跡の奥地、空はほぼ夜空に僅かな紅い色を残す程度であり
その冷たい空気にさらされる灯りのともった遺跡があった。松明が燃やされ、最低限の明かりの中
冷たい岩肌に赤黒い血管のような物が植物の蔓のように張り巡らされ、血が通っているように蠢き
その周りには大小様々な触手型の魔物が徘徊している。

その間を縫ってフードを目深に被ったローブを纏う者が数人、何か作業をしているように歩き回っていた。
それらは禍々しいアーティファクトや供物を手に遺跡から出てくる所だった。
遺跡の奥、開けた祭壇のような場所に並ぶものはおぞましい物であって、肉質だが、全ては完全に
白一色となった四肢の無い女性の形をした何かが捧げられるように並んでいる。

フードの者達が深く頭を下げる相手がいる。背が高く並んでいる肉塊と同じく真っ白な肌をした男は
僅かに細い指の手を上げ、その掌を見せてフードの者達へ意思を返すと転がっている肉塊を手に取り
それをまた祭壇へと並べていた。

肉塊には意思が残っているのか、反射的な動きなのか、女性の性感を感じる時のビクビクという反応を
起こして僅かに震えていた。その空間に転がっているのは恐らく女性たちが身に着けていた衣服や装備品であり
良くは見ていないが彼らにとっては大した価値のある物ではない。

幾らか魔法を帯びた物が存在しているが、どれも彼らの興味に足る物ではなく、使い込んだ物もいくつか
そして殆ど新品の装備などが無造作に転がっていた。

ルルーエン > 肉塊を運んでいくと、静かにそのまま闇の中に消えて行った
ご案内:「◆設定自由部屋(過激描写注意)」からルルーエンさんが去りました。