2019/09/01 のログ
ご案内:「平民地区 地下クラブ(過激描写注意)」にミュゼさんが現れました。
■ミュゼ > アングラなクラブの一角に、調教部屋と称された部屋がある。
地下牢風の内装に木馬やら拘束具やらといった特殊な器具が並ぶ室内は、ぼんやりとした灯りに照らされていて薄暗い。
備え付けられた二つの戸棚には淫具や薬の類がたっぷりと詰め込まれており、足りなくなれば補充も出来る。
中に連れ込まれた者を嬲る為だけに誂えられた空間に、ぽつねんと少女が一人。
首に巻かれた赤色の首輪に、『★1000ゴルド』という値札。★の意味は単純で、陵辱希望という印だ。
色狂いのマゾヒストや破滅願望を抱く者、或いは何者かに嵌められた者くらいしか身に着けない代物。
そんなものを首に巻かれているとは露知らず、少女は石牢の片隅に置かれた台の上に座らされていた。
両腕は腰の後ろでガッチリと戒められて、目元には黒い布をきっちりと巻かれて。
不良達による何時もの小遣い稼ぎの一貫――そう信じて疑わない少女は、購入者がやって来るのを静かに待つのみだった。
■ミュゼ > ――そうこうしている内に、少女の利用客がやって来る。
入り口の箱に乱雑に投げ込まれる金貨。代わりに、ごとんと鍵が落ちて。
扉が開いて、閉じて。鍵のかかる音がして、少女は今夜も又贄になる――。
ご案内:「平民地区 地下クラブ(過激描写注意)」からミュゼさんが去りました。