2019/08/18 のログ
■ヒューム > 今自分がオークションにかけられていることなどどうでもよくなってくる。
早く、このもどかしい時から解放され頭の中が真っ白になるぐらいに快楽に溺れたい。
首の枷を引っ張られればようやく隣の奴隷商の言葉が聞こえてくる。
要約すればお前が買ってもらえるようにおねだりしろというようで…。
少年はぽろぽろと涙を零しながら唇を震わせ言葉を紡ぎ始める。
「おねが…します… んぅっ♡ 僕を 僕を買って…滅茶苦茶に… してくださぃ♡ お願いしますぅ♡」
明日になれば今この時を思い出し薄汚れた折りの中で屈辱に、羞恥に悶える事も分かっているが堰を切ったかのように浅ましいおねだりの言葉は最後まで止めることも出来ずに、涙がぽろぽろと零れてくる。
お試しに一晩でのお買い上げでも大歓迎でございます。等と横の奴隷商がにこやかな顔で宣伝をしていく。
■ヒューム > 少年がその後どうなったか知るものは少ない。
ご案内:「奴隷市場」からヒュームさんが去りました。
ご案内:「セレネルの海 プレイ用ビーチ(過激描写注意)」にミュゼさんが現れました。
■ミュゼ > 夏らしいプレイがしたい、という上客の要望から始まった、砂浜での臨時パーティー。
貴族だろうが奴隷だろうが、招待状を提示するか参加費用を用立てたなら、身分の垣根は曖昧になる。
今、この砂浜は"参加者が従業員や備品を弄び、楽しむ為の場所"となっていた。
そんな悪徳の交わる集まりの中、少女に与えられた役割は"備品"に他ならない。
店で客を取る時と同様に"性的接待用の雌"を示す赤い首輪を首に巻き、目元には日差し避けの目隠しを身につけて、
水辺によくある白い木製のベッドチェアの上に乗せられており、左右の足はM字に開いた状態で左右の肘掛けに結ばれていた。
両腕は頭上で纏めて拘束されており、手枷から伸びる鎖はベッドチェアの脚へと繋がれていた。
「んぅ、ぁっ、ふっ――あづ、いっ……」
炎天下の中、少女を守る日陰はない。しかし、日焼け止めを塗られた身体は真っ白のままだ。
唯一、下腹部に濃い赤紫色の塗料で描かれたハートに鎖を絡めたような刻印と文字列だけが、異質に少女を彩っていた。
『クラブの雌奴隷 ミュゼ・F・アルティール 備品の為、利用は自由』
刻印と文字列に使われている塗料は、光を集める特注の品。
炎天下の中一日佇んでいれば、当分消えない日焼けとして刻印が残る寸法で。
じりじりと肌を焼かれる感覚に汗をしとどに零しながら、少女は"設置"されていた。
ご案内:「セレネルの海 プレイ用ビーチ(過激描写注意)」にマヌエラさんが現れました。
■マヌエラ > ざっざっざ
誰もが熱に浮かされ背徳に耽るビーチで、滑るように駆ける人影――魔術師然とした女。
見るからに暑そうで、しかも動きづらそうな恰好にもかかわらず、人々の間をするするとすり抜けて。
ミュゼの下へと一直線に到達すると、目隠しされ「固定」された彼女の前で跪いた。
「まあ、なんて酷い……。これを、御含みください」
魔法で冷やされた水。ストローを、ミュゼの口に含ませる。この場では物好きな行為。